ほんとうにあったこわいはなし
草木も眠る丑三つ時の深夜2時過ぎ(ロシアでも草木は眠るんだろうか?)探し物をしてカバンをひっかきまわしていると、どこからかロシア語で女の声が。「…の場合は…」いったい誰?そしてどこから…?ゾッとしてあたりを見回すと、女の声はまだ続き、「…6番をダイヤルしてください…」こりゃ電話だよ!なんのことはない、カバンをひっかきまわしているうちに、携帯電話からどこかに発信されて自動音声につながってしまったに違いない。慌ててカバンから電話を取り出し画面を見ると…「緊急電話 通話中」緊急電話、つまり私は知らないうちに、ロシアの110番にかけてしまったらしいのだ。驚天動地して電話を切る私。しばらくは、逆探知で警察からかかってきやしないかとまんじりともしない夜でした…