Retirement777 ニュースの時間です！

今日はめずらしくニュース以外の記事を。

もう1週間も経ってしまったので今更の感も少々ありますが、
アパート経営フェスタに参加してきましたので感想をシェアしたいと思います。

毎年どんどん規模が大きくなるこのイベント、
今回は九段会館に約1100人もの大家さん、大家さん予備軍、その他いろんな不動産関係者が集結して、始まる前から熱気ムンムンでした。

第1部は不動産のプロによるパネルディスカッション。
さくら事務所の長嶋さん、オーナーズエージェントの藤澤さん、ブルースタジオの大島さん、FPコンサルタントの渕本さんの4人による、それぞれの立場から今後のアパート経営について激論を交わしていただきました。

私が特に印象に残ったのは、
大島さんの「ハードを変えるだけがリノベではない。運営面等ソフトを変えるのも大事なリノベだ。大家さんはソフトの面でのリノベをもっと考えて欲しい。」という内容の言葉でした。

ただ単にお金をかけて見た目を良くするだけではなく、もっと色々と入居者さんや管理会社さん、客付け業者さん等のことを考えることで、成功していけるのかなと思いました。


そして、第2部は成功大家さんによるパネルディスカッション。
競売の藤山さん、最近は新築が目立つ沢さん、中古木造メインの山田さん、光速投資法の三宅さんの4人による、それぞれ異なる投資スタイルの立場から、今後の投資法についてトークバトルを繰り広げていただきました。

私が特に印象に残ったのは、
それぞれ皆さん全く異なる投資スタイルであるにも関わらず4人とも異口同音に言っていた、
「本やセミナー等で教わった投資法を盲目的に信じて実践するだけでは必ず失敗する。」という内容の言葉でした。

今後は賃貸経営の厳しさは今までより増していくのは間違いないので、経営者として自分で考えて自分の中に取り込んだ上で実践していくことが大切だと改めて思いました。


そして、第3部は本田健さんによる基調講演。
「幸せな小金持ち大家さん」というテーマで熱く語っていただきました。

私は本田健さんの本はほとんど読んでいますが、生本田健を見るのは実は今回が初めてでした。
フェスタの告知ページに載っていたシルエットのイメージとはだいぶ異なるイメージで正直ちょっとがっかりの第一印象でしたが、さすがにお話はぐいぐい引き込まれるとても素晴らしい内容で大満足でした！

特に、第2部のパネルディスカッションが若干イケイケムードだったのに警鐘を鳴らす目的でか、
「ローンが残っている内は銀行のために管理人をしているようなもの。」
「投資は悪魔とジャンケンをするようなもの。最初の9回は勝てても10回目に全てを持っていかれる。」
「借金がある内はピンを抜いた手榴弾を腰にぶら下げているようなもの。」
といったお言葉で、思いの他厳しい内容でしたが、その語り口には愛が溢れており、今後の取り組み方を改めて考え直す良い機会になりました。

その中で特に印象的だったのは、
「1週間黙って泊めてくれる友人を50人作りなさい。そうすれば何があっても1年間生きていける。」
というお話。
やはり一番大事なのは人間関係なんだなと改めて思いました。


なお、今回のフェスタの収益は全てスクールエイドジャパンに寄付され、カンボジアの子供たちのために有効活用されるとのこと。

このような素晴らしいイベントを企画・運営していただいたコテツさん、けーちゃん、その他スタッフの皆様に大変感謝です。

来年もぜひ参加したいと思います。


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