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2023.09.03
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カテゴリ:映画・本・ドラマ
昨日サッと読みました。ちょっと飛ばしてるところもありますけど大体。


ひとり出版入門 つくって売るということ [ 宮後 優子 ]

最近流行っている、「ひとり出版社」に着目し、
自身もひとり出版社を経営する著者が、本を出版する流れを解説してくれています。

この本を手にした理由は以前より、出版の仕組みを知りたいと思っていたのと、
もし出版をやってみたいという場合、どこに何を問い合わせたり、
自分は何ができて何ができない(外注しないといけない)のかというのがわからなかったので、
おおよそのイメージをつかみたいと思ったからです。

例えば、私は文章は書けますがデザインはできません。
なのでデザインは外注に頼むことになります。
それはどの段階でどう発注するのか、そういうのがこの本に書いてありました。

また、多くの出版社では企画書を用意して作りたい本を企画会議にかけるわけですが、
ひとり出版だとそれは必ずしもなくてもいいけれども、あった方がいいということで
企画書の雛形みたいなのが掲載されていて、これもありがたいなあと思いました。

これまでの本を作る場合の指南書やネットの情報等には、「企画書を作る」は書いてあっても、
どう書くのかのフォーマットまでは書かれてないので、、
もし自分が企画書を書きたくても何をかけばいいかわからないじゃんと思っていました。
この本のおかげで少なくとも具体的な形は知ることが出来ました。
(企画書に込める思いの文章までは思いつかずとも)

今まで同人誌を作ってきて、「とりあえず今はこれしかできないけど、
もっと本を作りたいときはどうしたらいいんだろう」と思っていたので、
少なくとも何もしないよりはこの本を読んだことで今まで知らなかった方法論だったり、
いざ本を作った後の卸す流れとかを知ることができたのがよかったです。
逆に、「こんなに大変なら自分はこれはやらなくてもいいな」と思える箇所もあるので、
自分がどこまで本づくりに携わりたいかの確認にもなります。

この本はひとり出版社をやってみたい人向けに書かれていますが、
万人にそれを勧めているのではなく、メリットとデメリットをきちんと紹介して、
「こういう覚悟をしておいたほうがいい」という教訓も提示している感じです。
それを踏まえて実際起業をしてもいいし、踏み止まってもいいし、
すでに出版社に勤めている人は今の出版社に留まるのもいいし、
何もひとり出版でなくても誰かと一緒に出版社を立ち上げてもいいし、みたいな感じで、
読む人のそれぞれの決断を尊重、後押しする印象を受けました。

今は私も一読者ですが、いつか「この本が指針となった」と言える活動ができたらいいなと思いました。





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Last updated  2023.09.03 13:26:00
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