昨日の日記に、けっこう反響がありました。「うちの子も曲を聞くと踊ってます」とか「この曲にはなんの手具が合うかなあ」っていつも言ってるとか。本当にそういう「新体操好きな子ども」が、全国あちこちにいるんだなあ、ということをとてもうれしく思いました。
私ごとですが、うちの娘もそういう子でした。でも、一時的にそういう部分をすっかりなくしてしまった時期がありました。とくに競技での新体操は「楽しい」だけじゃダメなところがありますから。「かっこよく踊りたい」「笑顔で踊りたい」と思っても、そんなことより「つま先を緩めない」「きちんとキープする」のほうが大事だと言われてしまうと(たしかにそうですが)、ちゃんとできもしないのに笑顔ばかり振りまくのはまずいのかなあ、という気持ちになってしまった時期がありました。「こんな曲いいな」「こんな演技すてきだな」と思っても、「でも、自分はまだまだ力不足だから」と自制してしまうような、そんな娘の姿を見ていると、「この子は、なんで新体操やっているんだろう?」と思ってしまったこともあります。新体操が上手になりたいと本人も思っていたでしょうし、親だってそれを応援したいと思っていると思います。だけど、「上手になるため」には楽しくてはいけないということは絶対にないと思うのです。
踊るのが好きで、楽しくて、練習も楽しくて、その結果「上手になったね~」ということだってあるはずです。
今、踊ることが、新体操が大好きなお子さん達のお母さんは、その気持ちだけは絶対になくさないようにしてあげてほしいと思います。どの大会に出るかとか、どんな成績をとったとか、だれそれちゃんに勝ったとか負けたとか、そんなことはどうでもいいから、「楽しいと思って踊るわが子の姿を見られる幸せ」って、あるんですよ。
ずっと新体操やっていると親も子どももその幸せを忘れがちです。「ここで勝たなきゃやっている価値がない」とか思ってしまう・・・。「この大会に出られないなんてこの子には先はない」なんて考えてしまう・・・。
そんなこと絶対にないです。続けていれば、好きでさえいられれば「この子は新体操にめぐりあえてよかった」と思える日がきっとくると思います。もちろん、そのためには、母も成長しなければいけませんけどね。
最終更新日
2003年09月30日 13時14分16秒