カテゴリ:季節の想い
柴田 亜衣 競泳800米自由形(フリースタイル)予選
いったい何が起こったのか?
競技している最中に解説者がネガティブな話題を長く続けるというのはどんなものかと思った人もいただろう。負けている者に塩をすり込む発言は普通の日本人なら耐えられないだろう。アテネ五輪の金メダリストが目の前で無惨な泳ぎをしているのだから。
「速く泳ぎたい」 しかし自由にならない自分のからだ。
昨日 今日と続く異常事態に「柴田に何が起こったのか?」多くの人が考え、その訳を解説者は解きほぐしていた。 アナウンサーが「彼女はいまどんな気持ちで泳いでいるのでしょうか?」と問うと、解説者は「彼女はいまゴーグルの中で目に涙をためながら泳いでいると思います」と続けた。 北京五輪に向けたからだづくりの失敗、負のスパイラルから抜け出せずに出場せざるを得なかった無念さを解説し、それはまた誰より深く同情する発言でもあった。
無残に散った北京の夏 りっぱに闘いました 笑顔で帰っていらっしゃい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.15 05:51:38
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