すみれ「紅花ナンザン」
市販の「紅花ナンザンスミレ」のこぼれが咲いていました。春以外の季節は「閉鎖花」になりやすいスミレですが、温度も日長も春先に近いからまちがえたのでしようか?鈴木進さんの「原色|すみれ」という本には「仮称ベニバナナンザンスミレ」という名前で載っていて、ヒゴスミレとの交配種など出所には種々の説がある、と書いてあります。あるいは、この花付のよさもヒゴスミレの遺伝かもしれません。そのヒゴスミレもその本ではヒゴスミレ(市販種)となっていて、野生種と違って「花付が良い」、「タネの発芽が早い」と書いてあります。タネの発芽が早いということは園芸化されている証拠ですね。残念なのは、この鉢、ロードヒポキシス(アッツ桜)の育苗中の鉢なんです。冬は完全に水を切ってしまうんですよ~(^_^;)