九州の駅

行橋駅（ゆくはしえき）は、福岡県行橋市西宮市二丁目にあるＪＲ九州と平成筑豊鉄道の駅。
駅番号はＪＲ九州がＪＦ１０。
福岡県東部に位置する京築地域の中心都市・行橋市の代表駅で、ななつ星in九州を除く全旅客列車が停車する。
ＪＲ九州の日豊本線と、平成筑豊鉄道の田川線の２路線が乗り入れる。
田川線は当駅が起点である。

島式ホーム２面４線と、日豊本線上りホーム（３番のりば）の南端に切欠きホームの平成筑豊鉄道線のりばが設置される高架駅。
平成筑豊鉄道ホームと日豊本線上りホームとの境に乗り換え改札口があり、ＪＲ九州の自動券売機が設置されている。
ＪＲ九州の２０１８年度の１日平均乗車人員は６２３３人。

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行橋駅周辺は、行橋市の中心部で金融機関もおおむね揃っている。
東側（市役所側）は行橋市の中心部で、行橋駅前通りには商店街が軒を連ねる。
西側（安川通り側）はマンション等が開発されており、周辺には大型ショッピングセンターなどの商業施設も増加している。




”行橋”という地名は１８８９年（明治２２年）４月の町村制施行により、京都郡行事村と仲津郡大橋村・宮市村の３村が合併し、行橋町が発足したことに由来する。
行事村の「行」と大橋村の「橋」の字を合わせて”行橋”と命名した。

行橋駅は１８９５年（明治２８年）８月に豊州鉄道が開設したものだが、その約４ヶ月前の１８９５年４月に九州鉄道が行事駅という駅を開設している。

行橋駅と行事駅は約５００メートルほど離れていたということだが、行橋駅の開業にあわせて九州鉄道と豊州鉄道が金を出し合い、行橋駅と行事駅の間を線路で繋いで列車を通した。
また、行事駅の開業式の日（１８９５年４月１日）には、当時、日銀の門司支店長だった高橋是清が出席している。

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人生を逆転させた男・高橋是清 （PHP文芸文庫） [ 津本陽 ]



”九州の鉄道”に関することで参考にしている本

・九州の鉄道おもしろ史 明治・大正・昭和 [ 弓削信夫 ]
・福岡鉄道風土記 /弓削信夫 /〈単行本〉【中古】afb
・JR九州のひみつ [ PHP研究所 ]
・九州鉄道の記憶 名列車・名場面・廃止線 [ 宇都宮照信 ]
・人口減少と鉄道 （朝日新書） [ 石井幸孝 ]

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