カテゴリ:読書
2002年、発行 辺見庸×坂本龍一 反定義 新たな想像力へ 私が感心してしまった「カンダハール」をあまり感心しなかった辺見さん。タリバンは悪、ブルカは抑圧、空爆やむなしの流れ(これは観ていても気がつかなった) 辺見さんは96年までマスコミの世界、通信社の外信部にいて世界中の情報を扱いそれを日本の新聞に配信するかどうか決めていた。 疲労のあまり、心が乾いていき反省することも、と。 バングラデッシュでは600人乗りのフェリーに2千人も乗りサイクロンで横転することがしばしばあった、40人ぐらいの死亡ではたいしたことないとたったの15行。それがアングロサクソンの一人当たりの命の値段、命指数を100とすれば、シエネシラとかは1とか、0.1ぐらいになる。 国家テロとは たとえば湾岸戦争のとき、アメリカはイラクに流れる河川の水質を調査し、この水を飲んだらこういう病気になるだろうと調べてそれらの病気に対する薬の供給を経済制裁と称してストップしたという。薬が無いから弱い子供から死んでいく。10年間に50万死亡。これは医療テロといって良い。 食料テロ IMFがお金は貸しましょう、でも福祉政策はやめなさい、全部民営化、市場化、で飢饉が起きても食料配給きずに見殺し。 98年、スーダンとアフガンを報復攻撃。薬品工場がやられて医薬品が作れず何万人も死んでいる。 なんと残酷な事態。 ブッシュのでたらめな定義。 この一方的な空爆攻撃の方法は朝鮮半島で行われる危険性。 憲法を押しつぶしアメリカと残酷な攻撃するのを絶対許してはいけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.17 08:10:21
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