カテゴリ:読書
作家 澤地久枝さんに戦争へと至った昭和史の実相に迫るノンフィクションを著した業績で2008年度の朝日賞が贈られました。 同時に受賞されたのは次の各氏。 漫画家 水木しげる さん 妖怪や戦争を題材とした幅広い創作による漫画文化への貢献 劇作家 別役 実 日本に不条理劇を定着させた長年にわたる優れた劇作活動 朝日賞は、学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、日本の文化や社会の発展、向上に貢献した個人・団体に贈ります。 上の本は昨年末に読んだ本。ドキュメントとの書き方なども伝授されています。講演会は1回だけですがファンです。 「竹橋事件」を描いた「火はわが胸中にあり―忘れられた近衛兵士の叛乱 竹橋事件」にとても感動したのですが澤地さんご自身も思い入れがあるとのことでうれしい。 雑誌「世界」はよくリクエストします。前はいつも行く図書館にあったのに購入してくれなくなって不便になりました。 左は「サド侯爵夫人」。今の文庫本を購入したのですが昔の本はこんなにお洒落です。 この演劇のおかげでこういう本も読めて良かった。 古い本でセロテープで補強してあります。 最後は「解ってたまるか!」 作者は現実の事件とは何の関係もないと冒頭に書いている。 この本には「億萬長者夫人」の戯曲も載っていて舞台写真には若くてスマートな岡田眞澄さんの写真が載っている。 表紙は青翠色でこの写真は見開きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.20 19:49:20
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