カテゴリ:読書
昨日の書評でダダイストの辻潤と女性解放家伊藤野枝の息子辻まことを知りました。
松下竜一著「ルイズー父に貰いしこの名は」デリウズさんのことは印象的だっあtのに。 松下竜一は時流に屈することなく生きた誇り高い人々を描いていて尊敬している作家で図書館で全集を読みました。図書館は有難い。 松下竜一資料館がプレオープンしたとか。 小出助教が田中正造とともに尊敬する松下竜一 辻まことの著作、絵、イラスト、肉筆原稿は超高値とか、 駒村吉重著「山靴の画文ヤ 辻まことのこと」 全画集が5~6万円、絵本も絶賛されています。又図書館でリクエストしてみます。 ベストセラーはあんまり読まないのですが本作は友人が貸してくれたので読むことが出来ました。 分厚い上下二冊、読みだすとドラマか映画を観ているようでぐいぐい読み進めることが出来ました。 等伯の松林図屏風は 橋本治がジャズのようなものと、 戦国から江戸時代の人なのに斬新な絵です。 彼は武家の出身のせいか、危険なものに近ずいてしまう性分。 権力者や狩野派と対決にはハラハラ 信長、秀吉、利休… 武家からに養子に出された能登の絵仏師長谷川信春は次々と理不尽な悲劇に巻き込まれます。その中で自分の画業を達成していきます。 最初の妻や子供たちも危険な目にさらされて。でも彼を懸命に支えました。 実の兄や主筋からは酷い目にもあいます。 あの絵師がそのような目にあっていたとは。なかなかわからない世界を描いてくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.11 12:18:04
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