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2010/01/24 楽天プロフィール Add to Google XML

芸能人格付けチェックに見る飲食店経営に於けるブランディング
[ 【経営コラム】 ]    

芸能人格付けチェック
飲食店経営に於けるマーケティング活動の中で、ブランディングの重要性は高まりつつあります。個人経営の飲食店であっても、それを意識して創るのと、創らないのとでは自ずと結果は変わってくるのではないでしょうか。

飲食店の評価の基準に「味」があります。
よく「味が良ければうまくいく」という話を耳にすることがあります。
それはそうなのですが、正確に言うと味だけで成功できるのはほんの一握りに過ぎません。

博多といえば「ラーメン」ですが
博多には美味しいラーメン店が数多く存在します。
一風堂一蘭のように表舞台を賑わすような店で無くても美味しい店はあります。
ちなみに私の好きなラーメン屋さんも前述の2店ではありません。

「どこのラーメン屋が好き?」

そんな会話が巷では行われています。
この手の会話は博多では争いの基になるので、私自身もしないようにしています。
というのも、「ラーメンの好みは人それぞれ」だからです。
A店が美味しいという人もいれば、A店はイマイチという人もいます。
こんなに好みの分かれる料理は他に無いように思います。
恐らくは博多の人間はその傾向がかなり強いと思われます。

そんな人それぞれの「味覚」ですが、心理学的に興味深い数字があります。
「味覚」が五感の中に占める割合ってどれくらいだと思いますか?参考資料→→
 
心理学的に、味覚の占める割合はわずか 「1%」だそうです。
びっくりしますよね。
では、博多の人は皆、ラーメンの味をわずか1%の能力で判別しているのでしょうか?

「あり得ませんよねぇ」

テレビ番組で「芸能人格付けチェック」ってありますよね
目隠しして1流のものとそうでないものを食べたり飲んだりして比較するやつ
日頃一流のものを口にしている芸能人の大御所の方々も、最後には二流、三流、、、酷い場合は姿すら映らなくなってしまいますが、なぜそうなってしまうんでしょうか?
ここにヒントが隠されています。

恐らくは「視覚」にあると思われます。
目隠しをされて「視覚」を使えなくなったことで、五感のバランスが崩れてしまい、いつもの自分の味覚のバランスが崩れてしまうのではないでしょうか。
「視覚」が五感に占める割合は8割以上と言われています。
また「聴覚」11%「嗅覚」3.5% となっています。
恐らく根拠はありませんが、料理というものは味覚だけで味わうものではなく、その他の四感を加え、五感を総動員して味わうものなのではないでしょうか。
(視覚障害者の方は、その他の感覚が発達することで、その他の四感で味わうのではないかと思います・・・私見です)

そうなんです!味に大きな影響を与えていたのは「視覚」だったのです。意外ですよね

ここで一風堂さんを分析してみますと、その「視覚」に訴える仕掛けが実にたくさんあります。

「視覚」店づくり(外観、空間)へのこだわり、ユニフォーム、活気のあるスタッフ、ラーメンの見た目(盛り付け、色)、ネーミング・・・・
「聴覚」BGM、活きのよいスタッフの声、お客さんのにぎわう声
などなど

これらが全て複合的に重なり合って現在の一風堂に繋がっているのですね。
そして、実に多くの店舗展開をしていますが、どれも同様のコンセプトで創られているはずです。 
しっかり「ブランディング」してますよね。一蘭もそうじゃありませんか?


味に絶対の自信がある料理人の方でも、「味には自信があるから大丈夫」といった過信は禁物です。 一流のホテルや一流料亭で修業してきた料理人さんは特に気をつけていただきたいと思います。 きっと味は美味しいのだと思います。しかし以前は一流ホテルや一流料亭といったブランド(空間、接客、信用、信頼、歴史、、、)が既にあって、食べるまでにはお客様の四感はボルテージが上がり、あとは食べるだけで満足が得られる状態になっているのです。

それを自分の力と過信し過ぎては失敗の基になります。
そんな中でも成功している料理人の方は、立地にこだわり空間、接客にこだわっています。
料理を味わってもらうまでに四感を盛り上げることが大事なのです。


是非、これから飲食店を開業される方は、お客様の五感を満足させる店づくりを目指してください。 それを意識して(戦略的に)店づくりするのとしないのとでは雲泥の差になって現れてきます。 
開業予定者さんの中には「自己資金で。借金はしたくない」と仰る方がよくいます。
借金を勧めるわけではありませんが、借金しないように(悪いことではありませんが)削って削って、大事な部分も削り取ってしまい「視覚」に響かない貧相な店になってしまっては、後の祭り・本末転倒です。

削る判断の前に、戦略をしっかり立てて「これだけは譲れない処」を見極めて優先順位をつけてください。 そのうえで初期投資を考えてはどうでしょうか。
そうして使われるお金は借金(マイナスイメージの)ではありません。投資の為の「借金」ですから。 

私の場合は、デザインの前に常にお客様と一緒になって戦略を練ります
そうやって戦略を練っていれば必然的に、空間やロゴ、販促などのデザインは出てくるものなのです。 
そんなに難しいことではありませんので、整理して考えてみてください。
もし自分では難しいとお思いの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声を掛けてください。一緒に店づくりのことを考えてみましょう


店舗デザインは店舗デザイン開業のことでお悩みでしたら、まずは気軽にメールくださいね
もちろん無料ですのでご心配なさらずに。






Last updated  2010/01/25 04:40:39 AM
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