りこっとの暮らしを愉しむ

高齢者施設で働いていて、色々な認知度のかたに出会う。

毎回、どうしたらいい？と聞いてくる人。
（自分でおかしくなってるとおっしゃいます。）

いつも帰る支度をしている人。
ホテルで泊まっていると思っていらっしゃる
洗濯物を返しに行ったら、お代はいくらですか？と聞いてこられる。
明日帰りますので。と仰ったときは、明日も泊まる事になっていますよ。と返す。

自分で片付けたものを探しきれず、取られたと決めつける人。
こんな人の部屋には沢山荷物があって、認知症のためか、ご本人は整理もできない。

こちらから話かけたことに、5回位してやっと理解（返事）できる人
言葉が出るまで時間がかかります。

一日中手を叩いている人。
ご本人は叩いているつもりがない。

同じ話を一人で繰り返し話している人。
それに対して話しかけるとその受け応えができます。つまり相手があると会話になるのです。

そして、なんと！100才超えても真っ直ぐ立って歩いている人。（いつもニコニコされてます。）
すごい！どんな環境にいたら、100歳までこんな穏やかな老後を送っていけるのだろう。
何かと周りの人のお世話になりながら暮らして行くであろう未来。ボケても穏やかに元気でありたい。