文学作品書籍名:砂の女 著者名:安部公房 出版社:新潮文庫 感想: 昆虫採集に出掛けた男性が蟻地獄のような砂の家に閉じ込められる。うわ~、拉致&監禁だよコレ、怖いなぁ…と思いました。 点数: スリル ★★★★☆ 泣ける ★☆☆☆☆ ドキドキ ★★☆☆☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 書籍名:江戸川乱歩傑作選 著者名:江戸川乱歩 出版社:新潮文庫 感想: 『人間椅子』は怖い話として有名だけど、なかなかどうして、可愛らしい話だと思いました。ストーキングはいけませんけども★怖かったのは『芋虫』。思い出すと、ゾワッとします。『D坂の殺人事件』がおもしろかったです。 点数: スリル ★★★★★ 泣ける ★☆☆☆☆ ドキドキ ★★★☆☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 書籍名:海と毒薬 著者名:遠藤周作 出版社:新潮文庫 感想: 戦争末期に九州の大学付属病院で起こった米軍捕虜生体解剖事件を小説化したもの。怖かったけど、おもしろかった。二度とこんな事しちゃいけません。 点数: スリル ★★★★★ 泣ける ★★☆☆☆ ドキドキ ★★★★☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 書籍名:雪国 著者名:川端康成 出版社:新潮文庫 感想: 色彩感覚が綺麗で好き。素敵!!頑張れ、駒子。 点数: スリル ★★☆☆☆ 泣ける ★★★☆☆ ドキドキ ★★★★★ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 書籍名:人間失格 著者名:太宰治 出版社:新潮文庫 感想: この小説の主人公、キス魔で嫌い。前半は共感できる部分もあったのに、後半はうなずけなくなってきました。 点数: スリル ★★☆☆☆ 泣ける ★★★☆☆ ドキドキ ★★★☆☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 書籍名:李陵・山月記 著者名:中島敦 出版社:新潮文庫 感想: 音読すると、リズムが良い感じ。山月記は高校で習いました。江守徹が音読するテープを聴いた覚えがあります。最後に虎が咆哮して消えるのが切ない…。中島敦って夭折なんですよね。だからこそ、こんな激しい話を書けたのかな…? 点数: リズム感 ★★★★☆ 泣ける ★★★★☆ ドキドキ ★★★★★ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 書籍名:友情 著者名:武者小路実篤 出版社:新潮文庫 感想: 親友同士で愛しのあの子がブッキング。主人公が恋焦がれるマドンナさんは、綺麗なだけじゃなくて、意志も強く、私は好きです。 点数: スリル ★★☆☆☆ 泣ける ★★★★☆ ドキドキ ★★★☆☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 書籍名:異邦人 著者名:アルバート・カミュ 出版社:新潮文庫 感想: 「太陽のせい」で人を殺したと答える男性ムルソーを主人公に、不条理の認識を追及したカミュの代表作。私には、あんまり響きませんでした…。成り行きで殺人犯になってしまう話では、映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の方が良かった。 点数: スリル ★★★☆☆ 泣ける ★★☆☆☆ ドキドキ ★★★☆☆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― back top |