りえばぁのきときと日記

１２月２３日、火曜日で祝日です。

冷たい風と共に、夕べちらちら白く舞い降りた雪が、朝にはどういう状態になっているのかと就寝、そして恐る恐る心配しながらカーテンを開けたという今朝でした。

天気予報も「明日は雪になるでしょう！」と言っていましたからね。

でも、幸いにも小雨で済んでくれたという終日でした。

今日は町の体育館で、スポーツ少年団バレーボール大会がありました。

今年度最後のスポ少大会で６年生最後の試合でもあります。

１０月半ばから他のチームの６年生と混じって、そちらの指導者に習っている我がチーム６年生４人も、今日は久しぶりに４人揃って試合に参加しました。

“可愛い子には旅をさせろ”と、昨日の日記にも書きましたが、私たちはこの我が団の６年生たち４人を今よそのチームに預けているのです。

そのチームの指導者は中学ででもバレーを続けて行こうとしている６年生が、小学生での対象の試合が終わって卒業までの５ヶ月間を何もせずにいることは下手になるし、せっかく苦労して教えた事がふいになると考えていて、３月に兵庫で行われている関西チームの「ファイナルカップ大会」に出場させているのですね。

試合があると練習もそれに向けて真剣にやりますので、この間の進捗度は目を見張るものがあります。

チーム編成は県大会が終わったこれからするそうで、大会に向けた練習はこれからということですが、これまでの２ヶ月間そのチームから受けた影響力は多大なものがあるように見えました。

この６年の４人には技術的なものや精神的なものなどいろいろ問題もありました。

それを一緒に悩み、考え、そして何とか克服して、今こうして小学校での活動を卒業するとなった今、

毎年の事ですが、この時期のあきじぃとりえばぁは、毎年卒業する６年生がバレーボールを通してそれぞれ大きく成長して、ニコニコ嬉しそうにしてくれている事に幸せを感じています。

そうそう、今日はもう一人の６年生のmoeも最後の試合と言うことで参加してくれました。

moeは生まれつきの心臓病を抱えて一般の子どもたちにはない苦しみを抱えている子です。

３年生までは学校の体育は全て休み。

スポーツをすることなどとんでもないことだと、じっと我慢してきたのですね。

moeは実のところスポーツが好きで、足が速く運動神経や反射神経が抜群にすぐれている子なのです。

動きくてもできない。やれば誰にも負けない力がありながらしてはいけないもどかしさ・・・可哀相ですね。

moeが３年生になったとき、大勢の中にいたい（moeは一人っ子）、それもスポーツの現場にと強く希望して、マネージャにでもと我が団に入ってくれたのです。

moeの心臓は身体が大きくなったら対応できなくなるそうで、これから先は特に注意が必要のようです。

moeは調子が悪かった５年の春先に一端退団と言うことになりました。

でもmoeはいつでも我が団のメンバーであることは変わりなく、「身体の調子の良いときはいつでも練習にでも試合にでも参加してね！」と言ってありました。

もちろん、我が団の子どもたちもmoeは仲間と思っています。

長い間ご無沙汰でも、どの子もごく自然に対応してくれるのですね。

そのmoeも６年生です。

いよいよ小学校を卒業するというところまで来ました。

moeは午前中の１試合に出て、サーブもスパイクも決め活躍していました。

普段練習をしていないmoeがどうしてこんなに上手に反応するのかみんな驚いていましたね。

　　サーブの順番がきました。　moeは左利きです。

こうして今日はmoeを含めた５人の６年生が最後の試合を下級生と共に充分に活躍してくれました。　

４人は中学でもその上でもバレーボールができ、試合にもたくさん出ることができますが、moeはたぶん、おそらくこれから先はバレーボールでも他の試合でもスポーツでの試合は出来ないことでしょう。

そう言うことを思いながら、今日はベンチからmoeの様子を眺め、心から応援していました。

他のみんなも同じ気持ちだったようです。

一生懸命声をかけていましたよ。

閉会式の時の協会の役員さんの挨拶でも、６年生の成長ぶりをたくさん褒めてくれていました。

最後と言うことで、今日は応援に来てくれた保護者の皆さんとも一緒に記念写真を撮りました。

そして全部が終わった帰り際、６年生の親と下級生の親たちも、自分の子供を介してお互いが一緒に活動できたことを幸せに思い、お互いでそんな挨拶をしていましたね。

今日の様子とニコニコ集合写真です。

応援してくれたお母さんたちに感謝の気持ちを表しています。

６年生は特に、これまでお世話にしてくれた事にお礼を言っているようでした。

けじめとして、大切な事ですね。　

スポ少の練習会は、明日から来年４日まで休みになります。

この間のすることとして、あきじぃは子どもたちとお母さんたちに“１日スクワット５０回”の宿題を出していましたよ。