カテゴリ:旅
難読駅というのがあります。要は読むのが大変難しい駅名のことです しかも不思議なことに、難読駅がひとつの路線に集中することが多いのです 代表的なものは京阪本線です。以前も書きましたが、枚方(ひらかた)なんて都市名で、なおかつ有名な遊園地があって関西の人はテレビCMもあるからこそ読めるのであって、そのあたりの普通の駅だったら絶対読めません こちらの路線は他に「門真」(世界的企業がなければ意外と読めない)、「萱島」(こりゃ無理だ)、「樟葉」(絶対無理)などなど、支線にも「交野市」(文字は簡単なのに読めない)、「私市」(都市名ではありません。地名です。どうやっても読めません)など、難読駅の宝庫です 今回訪れた赤穂線もそのひとつで、そもそも「赤穂」なんて有名な史実がないと読めないですよね。他にも「寒河」「日生」「伊部」「香登」「邑久」と、まさに宝庫(興味がある方は調べてみてください。結構感心しますよ)。私も調べながらでないと読めない駅がゾロゾロ ただし前回書いた天和駅は普通に「てんわ」なんだよね。ぜひ「てんほう」にしてほしかったけど(笑) 私が訪れたのは、その中のひとつ「日生」です。「にっせい」じゃありませんよ。「ひなせ」なんですが、こりゃ読めないよね ただし、こちらは西日本では結構有名な所でもあるのです 駅は
このように立派で、駅員さんも常駐しています。タクシーもいますよ。後ろがすぐ山になっていて線路は、その山にくっつくように敷かれているので、高いところにあります。つまりは駅舎より高い部分にプラットホームが設置されています もっとも背後がすぐ山というより、改札を出ると
すぐ海です。すぐ目の前に日生諸島という、島が点在していて、そちらに向かう客船はもちろん、小豆島行きのフェリーも出ている港です。もちろんそのような環境ですから漁港です
そして観光地でもあります 私が訪れるのは、おそらく平成に入って初めてですよ まだ昭和時代にこちらまでやって来て、メチャクチャ美味しい魚をメチャクチャ食べました。かなり良い思い出です。ただし、この日は10月としては、やや肌寒く、ときおり雨もパラつく日だったため、週末ではあっても人の姿は少ない でもそんなことはどうでもよろしい。今回、私がここまで来た理由はグルメです。お刺身ではありませんよ (;゚;∀;゚;)ハァハァ カキオコ食いたい! この一点。いつだったか家でテレビを見ていると、日生のカキオコをやっていて、めちゃ美味そうだったのですよ。いつの日か必ず食ってやろうと思っていました しかし ( ・。・)? アレ? カキオコって何? との疑問が当然出るでしょう。私もテレビ見るまで知りませんし、テレビを見たからこそ意味が分かるのであって、カキオコという単語だけを告げられても分かりません。カキオコって
ヾ(≧∇≦)〃 牡蠣の入ったお好み焼きです あまりにも単純明快な名前過ぎて、想像すらできないかもしれません 駅を降りるとカキオコののぼりがいくつか見られる。町の中心部までは10分ほど歩くようですが、そちらはもっと多いのだとか。町おこしにカキオコが大活躍しています 鉄道移動の際の楽しみは途中でいくらでもお酒を飲めること。今回の私もそうです。というか、朝の8時過ぎに谷川に着いてパンをかじっている時から時刻表をくって、このシチュエーションを妄想しまくっていました (*≧∇≦)ノ凵゛ 昼からビールにカキオコなんて最高やないか! お好み焼き屋さんに入る。まず「カキオコお願いします」と注文。表にのぼりも立っていましたから、いよいよご対面です と
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン ごめんなさい。来週からなんや と実にショッキングな通告。この日は10月22日。うーん、まだギリギリ牡蠣の季節じゃなかったか。そんな危惧は抱いていたんですけどね。しかし、これは痛恨だ。どうしようかと思った瞬間「冷凍だったら、ありますけど」 とのお言葉。そんなん冷凍でもなんでもエエよ。とにかく私はカキオコが食べたいのです。ビールをいただきながら、出来上がるのを待つ。そして
( ̄¬ ̄)ジュル・・・ う、うまそうだ と、あっという間に平らげてしまいました。いやぁ満足、満足 その後、姫路まで戻ってきました
朝6時から行動すると、篠山口よりさらに北の駅まで行きながら、こんな明るい時間に姫路に来られる でもさすがに眠くなってきました。まだまだ時間はあるので播但線にでも、と瞬間思ったのですが、これで十分に元はとっただろう、と駅の近くの喫茶店で休憩して明るいうちに新快速に乗り込みました
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最終更新日
2017.02.23 20:38:50
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