ある兄妹の会話
昨日、駅までの道をとぼとぼ歩いていると、かわいらしい兄妹(推定10歳と8歳くらい)が仲良く手をつないでわんこを連れて散歩していた。「まあ、かわいらしい」と何気なくその子たちチラチラ見て歩いていると2人の会話が耳に入ってきた。妹:「●●(聞き取れなかった、多分おもちゃか何か)がほしいなあ」兄:「駄目だよ。うちの家には一億万円借金があるって、ママが言っていたよ。」妹:「何でそんなに借金があるの?」兄:「家を買ったからだよ。パパが長い間いっぱい働いてやっとなくなるくらいなんだって」なんとほほえましく、なんと現実的な会話なのでしょう。そして1億万円というお金でよかった。5千万とかだったりすると、都内の家のローンとしてはちょっと現実的すぎるから。そういえば私は小さい頃、自分が知っている一番大きなお金の単位は100万円で、ゼロという数字を100個書く必要があると思っていた。「家に100万円ある」という友達がいて、物凄くお金持ちだと思っていた。今でも100万円ほしいけど、あの頃の100万円に値するお金の額って想像つかないなあ。