血と骨
久々に日記を書くことに。ここ数ヶ月、仕事/時間を上手く調整できず、死相を出しながらパソコンに向かう日々が続いた。まったくもってプロじゃない。先日、「血と骨」映画版を観た。文庫本が発売された当時、小説の方は読んでいた。「どうやって映画化されるんだろう?」ということに興味があった。分厚い上下巻を2時間に凝縮する作業としては、合格点なんだろうな、という感想だ。そして「ああいう事実を知っていたほうがいいのかも」と思う反面、「見る人によっては誤解されかねないなあ」とも思った。ビート武が演じる金俊平の存在感は、私にとってはそんなに違和感はない。なぜならば、金俊平は私の父の全盛期時代を想像させるからだ。正確には彼を「ひどくさせた版」なのだが。そのことを小説を読んだ友人に伝えたところ、必要以上にびびられた。父の体格が良かった頃、家が壊れることはなかったが、茶碗などは飛んでいた。変な正義感はあるくせに、自分の過ちを指摘されるととにかく怒鳴っていた。血と骨の原作者、梁石日(ヤン・ソギル)さんの作品は、この小説しか私は知らないが、勢いのある文章力で、それなりに引き込まれる。食事のシーンがすべて「舌鼓を打った」と表現されているのは気になったが。(20回くらいこの表現が出てきたような)今日は友人の誕生会で銀座方面にお出かけ。これから、同級生はみなどんどん29歳になっていく。花見を一緒にやった後輩(男性)に「女性の29ってあがいているように思えません?」と言われて笑ってしまった。後輩じゃなければセクハラになりかねぬ。こんなことを書くと、今日お祝いする友人に怒られそうだ。悪気はないのよ。ハイウェイさん、お誕生日おめでとう。これからますますイイ女になりましょう!!