続ダーリンのリハビリ日記「本当の回復を目指して」

12日Ｏさんと夕食のスープカレーを食べ、満足の私達夫婦を車で札幌から少し外れの手稲という所に有る、手稲ステーションホテルに送ってもらいました

宿を探す時にバリアフリーのホテルで札幌と小樽の近くで、当初は電車移動を考えていたので駅の近くと言う条件で探したら、このホテルがヒットしました。
お風呂、トイレも大きく、部屋も車椅子でも十分動きやすい、ただベットだけが電動じゃなく普通のフワフワのベットでした
私のように脊髄損傷者にはこのフワフワのベットはある意味拷問で、ベット上ではトランスもできないし大変でした
それ以外は価格も安く、大変満足できました

話は戻り、Ｏさんにホテルの入り口まで送ってもらい、チックイン するとフロントの方から「お届け物をお預かりしています」と紙袋を渡されました

Ｏさんのお母さんからの差し入れでしたビックリ！早々部屋に入り中を見て高さ２５cmは有る大きな夕張メロンでした



しかも食べ頃に冷やしてあり、直ぐに食べられるようにナイフとフォークも添えてありました。
Ｏさんとお母さんの本当に気配りには頭が下がります

その日はシャワーを浴びゆっくり休みました

（８月１３日月曜日の日記）

１３日朝はＯさんの配慮でゆっくり10:30に迎えに来ますという事で、8時に起床して朝食のバイキングに行き部屋でゆっくりテレビを観て、この日は私の出身の京都の代表「京都外大西ー常総学院」の試合を応援しました

Ｏさんにこの日も一日、札幌観光に付き合ってもらいました

まず、サッポロガーデンパークに。ここでＯさんと一旦別れ我々はサッポロビールの歴史と北海道の開拓の歴史資料館に、ここの館内は車椅子でもゆっくり回れ、エレベータも車椅子専用が設置されてました。
こちらは1987年にオープンされた日本で唯一のビール博物館らしいです。建物はもともと札幌製糖会社の工場で重厚な外観は赤レンガ造りの明治時代の建築物です。
ヤッパリ、サッポロビールまで来たのだから呑まないと、と言う事で館内の試飲ホールで私達は（黒ラベル、エビス〈ザ・ブラック〉、開拓使）の３種類とおつまみの呑み比べセットを頼みました



その後、お昼を同じ敷地内のガーデングリルでＯさんが予約をしていてくれて、そこの前でＯさん、お母さんと再会しました。
昼食はジンギスカンとか焼きズワイ蟹、ホクホクのジャガバターどれも最高に美味しかった！
ここで食べたジンギスカンは普段北海道の方が食べている物とは違い、高級ジンギスカンだったらしく（美味しいのは当たり前）家庭ではもっと違いますよと言う事でした。

お腹も満たしたところで、お母さんと別れ、またＯさんの車でさっぽろ羊ｹ丘展望台に、ここは市内のビルの街から少し外れた高台に有り、広々とした園内は羊が自由に居り、見晴らしが良く少々暑かったですが眺めは最高でした。
そこには有名なクラーク博士の像が有り、多くの観光客が皆合わせたように、右手を上げポーズをとって記念写真を撮ってました



その後、車の中から市内の「大通り公園」では夏祭りをやってました「北海道庁旧本庁舎」「札幌市時計台」「北海道大学」（壁）等を見て、「大倉山ジャンプ台」を車中から眺め

白い恋人パークに（この時点では、まだ今の報道事件は知らなかった・・・）
家内がお菓子の製造機械会社の勤務と言う事もあり、興味津々で見学してました。パークの横には（コンサドーレ札幌の練習場）建物も洋風のメルヘンチックな夢が有る、庭も多くの花が英国風200種類1000株以上のバラが咲いていました
建物の中は、１階はできたてのスイーツが食べれるカフェと菓子ショップ、２階はチョコレートの歴史と製造工程見学、展示物はアンティークなマグカップ、何故かブリキのおもちゃや、昭和３０年代を再現した家の中や野球選手の記念品、ジャイアント馬場さんのシューズ？等があり、その中で５００万円の鑑定ブリキのおもちゃ（戦時中の船）はビックリ！
歩き疲れた（私はこぎ疲れた）ので２階のカフェでいっぷく！

パークを後にして、Ｏさん宅までお母さんを迎えに行き、夕飯へ

Ｏさんお薦め、札幌に来たらこのラーメンという事で「すみれ本店」に行きました。
ここは人気店で、入るのにも順番まち。次から次とお客さんが来るので流行っていましたが、Ｏさんに言わせたらこれは少ないくらいと言う事です。
店に入るのにもここは中二階みたいになっていて階段を数段上がらないといけないのですが、忙しいにもかかわらず店内から男の方と女の子２人が出てきてくれて車椅子ごと持ち上げてくれ、店内に入れてくれました。
しばらく待って注文したのはＯさんお薦め「みそラーメン」確かに美味しい～～

お腹も一杯になり、その後４人で藻岩山展望台に札幌の夜景を観に、ここは車で行けるのですが、展望台までは車椅子では上がれないため、展望台の下で夜景の観えるあたりまで、かなり急な傾斜だったのですが、家内とお母さんで車椅子を押し上げてもらい、綺麗な夜景を観る事ができました。

その後、ホテルへの帰り道「大倉山ジャンプ台のライトアップ」を消灯の一分前、真っ暗にならずギリギリセーフ、昼間とは違いこちらも綺麗でした。

ホテルに帰り昨日Ｏさんのお母さんから頂いた夕張メロンを２人で半分切りの贅沢食いをしました




最高の夕張メロン。。おいすぃ～～（とろけそう）

夫婦、大～～～い満足の一日・・・いい夢が見れそう