|
|
|
|
| HOME | Diary | Profile | Auction | BBS | Bookmarks | Shopping List |
|
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
もう今から10年以上前、1990年代前半にブームとなった「グランド・ビート」。私は少ししか齧りませんでしたが、やはりグランド・ビートと言ったらこの「Soul II Soul」でしょうか。発起人・リーダーのジャジー・Bはロンドン生まれのジャマイカ移民2世で、アメリカの黒人音楽とはまた違うノリやカラーに特徴があり、私は結構好きでした。ただモータウンのプロモーションも虚しく、アメリカ市場では意外に早く飽きられ、1990年代半ばを過ぎると根強いファンの多かった日本でも徐々に下火になってしまいました。
アルバムは全部で6枚ですが、ファンが多いのはやはりキャロン・ウィーラーが加わっていた初期作品でしょうか。しかしそれほどクラブ音楽好きでない私は後期作品の方が好きで、5作目「Vol. V: Believe」と6作目「Time for Change」がお気に入りです。特に「Time for Change」はジャンルを越えた音楽として聴くとかなりの出来栄えで、再評価が望まれるところです。 Keep on Movin'1989年リリースの第2作。キャロン・ウィーラーは1・7・9でフィーチャー。4などはルーツであるレゲエの影響が強く出てます。シキシャが偉そうに唄う3が面白い。本作発表後、金銭問題でキャロン・ウィーラーはグループを抜けてしまいました。 1.Keep on Movin' 2.Fairplay 3.Holdin' On 4.Feeling Free 5.African Dance 6.Dance 7.Feel Free 8.Happiness 9.Back to Life 10.Jazzie's Groove Just Right1992年リリース。キャロン・ウィーラーが一時的に復帰。ゲイリー・バーナクルのフルートやクリス・デイビスのサキソフォンがフィーチャーされ、雰囲気も多少変わってきた感じです。6でのコフィーの伸びやかなヴォーカルがナカナカいいと思います。 1.Joy 2.Take Me Higher 3.Storm 4.Direction 5.Just Right 6.Move Me No Mountain 7.Intelligence 8.Future 9.Mood 10.Everywhere Believe1995年リリースの5作目。3のように前作「Just Right」の延長上のような曲もありますが、ベースは太く強靭になり、全体の印象はかなり変わった印象。キャロン・ウィーラーは2・4・10に参加。6はメリッサ・ベルのヴォーカルが素晴らしいです。4は各国語のセリフが歌詞になっていくサマがかっこよく、そしてどこか懐かしい感じがする7などインスト曲も面白いです。 1.Love Enuff 2.Ride On 3.How Long 4.Feeling 5.Universal Love 6.Be a Man 7.Zion 8.Don't You Dream 9.Game Dunn 10.Sunday 11.Pride 12.I Care 13.B Groove 14.Believe Time for Change1997年リリースの最終作。前作まではすべてヴァージン・レーベルでしたが、本作はポリグラム。プロデュースも一部ジャジーBでなかったり、サウンド的にも前作までとはかなり違うことなどがイマイチ不人気の理由かもしれません。しかしグランド・ビートという視点を超えて、ソウル、ポップの面から見る(聴く)と、なかなか良い出来だと思います。ヴァラエティにも富んでるし。男声コーラスが効果的な6など非常に素晴らしいです。 1.Camdino Soul 2.Pleasure Dome 3.Thank You 4.Dare to Differ 5.Get Away 6.Love Ain't Around 7.Represent 8.Time for Change 9.I Feel Love 10.Limit Is the Sky こうして並べて見ると、一介のダンス音楽からテーマ性を持ったコンテンポラリー音楽へ進化してきたことがよく判ります。内容的にも恋愛・信頼から(大袈裟ですが)人類愛といったところに発展してきた感じ。それが却ってダンス音楽ファンを遠ざけてしまった原因かもしれませんが。 Soul II Soulは正式には解散していませんが、無期限活動休止状態であり、公式HPも2006年以降更新されていないようです。ジャジーB自身は結構色々なミュージシャンのプロデュースの仕事があるようではあります。 ブームの去ったアルバム群なので、アマゾンなどで安く出ていて入手は容易。買うならボーナストラック付きの日本盤を。米アマゾンでは通常盤に比べて日本盤は結構高値になっています。 [Soul,Funk...etc]カテゴリの最新記事
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||