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カテゴリ:日々のぼやき。
みなさま こんにちわん。
またまた 間が空いてしまいました。 最近は、書きたいことが浮かんでも うまく気持ちがまとまらないまま。 日記の更新も滞っています。 家の改装のことや、 仕事のことや、 なんやかや、小さい頭のキャパゆえに処理できないのですな。 そんなこの頃。 この一週間は夏休みということで フランスはストラスブール経由でイタリアに行って、 帰りはドイツライン川で一泊して オランダに帰ってきました。 そんな旅の中、ホテルで開いたコンピュターで、ややや?と目をひいた日本のニュース。 「国立競技場の計画案が白紙撤回された」というもの。 一般人には想像もつかないような予算で選ばれた案が、国民の同意が得られないという理由で 白紙に戻されたというニュース。 みなさんは どのように受け止められたでしょうか? わたしは、事の次第が「本当のところ」ちゃんとワカッテないので、 いろいろ言える立場ではないのですが、 コンペに深く関わられた 著名な建築家である安藤忠雄氏に関しては 今更ながら「あああ」と思った次第。 かつて、90年代前後。 京都は、いっとき彼の建築物で話題となりました。 コンクリート打ちっ放しという独特の景観で建造された商業施設やアパートメント。 話題となったのは他ならぬ彼の作品。 あの頃、京都の景観は彼の建築物で壊されたと、わたしは思っています。 古都に、忽然と建つ無機質なコンクリートの建物は 確かに斬新で、新しい感じがしたことでしょう。しかし、それらは決して「美しい」とは思えなかった。 「京都愛している」とは思えなかった。 ただ、そこに住まう者として。 誰が書かれたのかは覚えていないけれど(地元の建築家だったかな) 「京都を壊したのは誰だ」という題の本も出て、彼の姿勢に異を唱えるその内容に 深く共感したのを覚えています。 建築家は アーティストではない。 そこに住まう「人」と「街」が 心地よく調和できる街を、建築物を 創る人こそが建築家であって、 話題性や、自己満足の建築物を創るのなら、それはただの「破壊者」ではないかと思います。 新しい国立競技場。 せっかく 白紙に戻された計画案なら きっちり ほんとうに白紙に戻って 練り直してほしい。 工費は、税費。 これからの動きが気になります。 どうにもならない、と思う気持ちが大きいけれど、 民意は集まればチカラになるんですよね。 「ああいいなー」と思えるような建物が できることを願います。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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一度は見たい”実験建築“~オランダの話題のスポット http://www.bizcompass.jp/original/column-at-04.html?link_id=serial (October 25, 2015 07:46:00 PM) |