オランダから普通の暮らしつづり。

みなさま　こんにちわん。



秋の恒例　嵐な日々が続いているオランダです。
風がビュービューと吹くたびに、
葉っぱや枝が舞うように次から次へと落ちて行きます。

新しい春に萌える
新しい命のための　「自然の儀式」。

そういうもんなんですねえ。






さて、






オランダ語に疎いわたしが　ちょこちょこお邪魔しては読ませていただいている
「ニュースを日本語で読めるサイト／Portfolio Bazaar」さんの最近の記事にて
今年もまたこんなニュースが。。。


「２０１４年度／人生に満足しているオランダ人　８５％」

８５％！　すごいわ〜。高いわ〜。
　しかも　この高い数字は１９９７年以来続いているそうです。


オランダと言えば、ユニセフ調査の「子どもの幸福度」も　確か世界一だったと記憶しています。




国民の８５％もの人が、この国での暮らしに幸福を感じていると答えるなんて
なんて素晴らしいことなんでしょう。

病気になってもなかなかお医者に診てもらえない国だけど
お腹が空いてもなかなか美味しいレストランがない国だけど
予約をしてもなかなか時間通りに人が来ない国だけど
お天気が悪くてなかなかスカッと晴れた日が続かない国だけど


幸せなのね、あーた。











ここで、やはり考えてしまうのは

「幸福」と感じる　基準。

幸せを何に求めるのか、。　日本人はどうなんでしょう？

おいしく食事が食べられること？
物に恵まれて暮らせること？
国や政治に制約されることなく暮らせること？
穏やかに日々暮らせること？

その基準は人さまざま。国によっても違うでしょう。

記事によれば、
幸福というその理由に「心が平穏に保てる」と答えた人が多かったのだそうです。





リードにつながれているのは、犬ではなく「子ども」。




で、日本。
美味しいもの探しにマスコミは騒がしく、健康やダイエットに時間とお金をかける人も多い。
それもまた、ある意味「平和」で「幸せ」なことなのかもしれませんね。

でも、日々の暮らしに幸福を感じるか、と問われれば　「はい」と
きっちり答える人は何人いるのかな、とも思います。

忙しいし、ストレスも多いし、なんか知らんけどバタバタしている。。日本。


子どもに至っては、明らかに　オランダと日本の子どもの生活環境は違うように思います。







それにしても　８５％。これはやっぱり　素晴らしい数字です。
オランダ人って、いいなあ。

オット（ドイツ人）が　このニュースを聞いてポツリと言った一言

「スゴイデスネ。こんなにお天気ワルイ国ナノニ。。」

苦笑い。

天気より、ココロ穏やか。これ、大切。



そうそう。夏にこんな写真が新聞に載りました。






オランダ国王一家。
トップがこんな感じなんだもの。そりゃあ、国民もしあせですよ。
納得だわ。






てなわけで。

あーたは幸福デスカ？






いつもありがとう。
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