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テーマ:表現者、集まれ~(263)
カテゴリ:リミンブログの12の考察
この空は木曽の空。 大勢の人たちが幸せな時間を過ごした、 あの山小屋の入り口の空です。 山小屋の小さな郵便受けの横に立ち、 見上げてみたら秋でした。 【空は底だ、向こう側の。】(アンドレ・デュブーシェ) 何かで読んだ、こんな一節が、ふと、心をよぎります。 空が、向こう側の底ならば、 私が見上げている、この空は、 向こう側への入り口かも‥。 あわせ鏡のように逆さまの世界です。 ここに集った皆さんの何の入り口になるのでしょう。 空は待っているようでした。 風が通リ過ぎていく瞬間を! 今回の木曽路でも沢山の物語に出会うことが出来ました。 ブログのバーチャル世界から、リアル世界に飛び出して、 また沢山の新しい物語が紡がれていくのでしょう。 山小屋から降りてくると‥深い谷。 渓谷に架かる小さな橋は、 夢の時間と日常をつなぐ架け橋のよう。 覗き込むと、出会いと別れが泡になり、 浮かんだり消えたり、流れていました‥。 行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。 よどみに浮ぶうたかたは、 かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。 方丈記の一節をお借りして、今日はこの辺で。 皆さま、またお会いしましょうね‥。 .................................................................................... 幸せ時間をご一緒に☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 各章の扉絵は、スペインの風「水彩画人・俊介」さん。 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪ (こちらは、送料無料です!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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