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カテゴリ:スローフードな幸せ
秦野が誇る丹沢伏流の「おいしい水」 トップ写真はその湧水周りの「わさび田」です。 庭でわさび田が作れるほどの、きれいな水をふんだんに 使えるこのお宅は、270年前に造られたMさんの家です。 以前はもっと大きな民家だったそうですが、 五年まえに建屋を半分に縮小し、今でも作業場として、 地域の仲間が集まれる居間として使っているそうです。 先週・土曜日、 裏山の竹伐りをするために集まった「炭焼き会」の皆さん、 そのボランティア活動に、今回、ウチの彼も参加させてもらったのです。 それに便乗?して、興味津津で取材に出かけた私は、 この家の台所で美味しいものを作り続けている 二人の素敵なお母さんにお会いしました。 昔ながらの「母ちゃんの味」を今も変わらずに伝えて‥ 秦野の貴重な宝だと思います。 『私ら、嫁に来て、お姑さんに教わって‥ 当たり前のことを毎日やっていただけだから‥』 その当時のこんにゃくを二人で思い出しながら 試しに作ってみたら、欲しい人が次々に買いに来て、 今では毎日100個も作ることになり、それでも足りず、 休めなくなってしまったと、ちょっと嬉しい悲鳴に‥ 防腐剤や添加物を一切使わず、 コンニャク芋と丹沢伏流水だけで作ります。 最近、芋洗いの器械を新調したので、少し楽になったそうです。 洗って、切って、蒸して、 残った黒い部分は一つづつ手で削ります。 すり潰し、水を加えて、凝固させる水酸化カルシウムを入れ 適度な硬さまで練り上げます。 型に流し、半日ていど置きます。 固まったら切り分けて、これで終わりかと思ったら このあと熱湯で30分ほど煮たてて、やっと完成です。 こんにゃく一つに、ずいぶん手間も時間もかかって、 日本のスローフードです。 こんな風に昔はみんなスローフードだったんですよね。 里山には、安全でおいしいものがイッパイです! これからの季節は、山菜、筍、山椒の芽。 帰り際に、すご~く旨い沢庵までお土産にもらったうえ、 『こんどは、お友達もみんなで一緒においで~ 母ちゃんの料理をどっさりこさえてあげるから~』と、 嬉しいお言葉まで頂いてまいりました。ワ~イ! という訳で、皆さま、本当に行きましょう! 「正調・日本の母ちゃんの味」です。 すいとん、巻きずし、採れたて筍の料理、 山菜のてんぷら、コンニャクの刺身や煮物など、 春の恵みの幸せを、囲炉裏端でご一緒にいかがですか? 詳細は近日中にご案内いたします♪ ●講演会のお知らせ 国際理解講座【食から見える世界】 ・日時: 2月21日(土) 午前9時半~正午 ・場所: 本町公民館 ・主催: 秦野市国際交流協会・秦野市 ・定員: 先着30名(申込先着順) ・申込: 0463-82-5118 秦野市市民自治振興課(要予約) ・プログラム時間割 09:30am 開場 09:40am~10;40am 手打ち蕎麦の実演と「そばの話」石庄庵社長 石井貞男(調理室) 10:45am~11:25am 講演「イタリアで見つけたスローフードな幸せ」中川璃々(中会議室) 11:30am~正午くらい 打ちたて蕎麦と搾りたてオリーブオイルの試食会(和室) 【イタリアで見つけたスローフードな幸せ】 「食」の楽しさや安全を根本から見直そうと、 1980年代にイタリアから始まったスローフード運動。 ゆったりとした食卓から始まる豊かな人生観を一緒に考えてみませんか? スローフード秦野・代表 中川璃々がイタリアで見つけたスローフードな幸せと、 秦野・田舎暮らしのあれこれをご紹介いたします。 国際理解というタイトルがちょっと大げさ?すぎて、 少しばかり(わ、私が‥?)という気もいたしますが‥ お声をかけて頂き、嬉しいご縁でもあることですし いつものリミン節で頑張ってきます。 ま、難しい話は抜きにして、手打ち蕎麦を食べたり、 イタリア土産のオリーブオイルにフォカッチヤや 丹沢紅茶で美味しい時間を楽しみましょう! 宜しければ0463-82-5118までご予約を~☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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