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カテゴリ:スローフードな幸せ
秦野から水辺の涼しさをお届けします。 真夏の木漏れ日が反射する「くずはの泉」の心地よさ、 「おいしい水」の幸せを運んでくれる秦野盆地の湧水群のひとつです。 この泉の湧き水が自宅の庭に注いでいるのは、 おなじみ「わさびや茶園」のヤマグチさんのおウチです。 水音奏でる涼風に、下界より心なし気温も低いような気がします。 『夏はここで流しそうめんでもやりたいですね~』 先日、打ち合わせでお邪魔した時、そんな話題で盛り上がりました。 この日は、横浜(県庁)からお客様がお見えになったので、 秦野駅までお出迎え、山の中のお蕎麦屋さんでお昼を食べて、 里山をドライブしながら秦野の茶畑にご案内しました。 ヤマグチさんの説明を伺いながら、できたて新茶「丹沢紅茶」や 農林水産大臣賞受賞の「丹沢銘茶」を頂きました。 水音奏でる涼風に、新茶の香りとほっこりする味、 五感で味わう「おいしい時間」です。 ところで、秦野の農家さんは8月は忙しいので、 大概のお宅では、お盆を旧盆でなく新盆でするそうです。 こちらもお盆の中日でお忙しいところをお邪魔してしまい わさびやさん、ありがとうございました。 その上、とても「おいしいお相伴」にあずかり みんなで感動してしまいました。 『ウチのスローフード食べていってください』 『小豆もオカボもぜ~んぶウチの畑で作ったものです』 ヤマグチさんと奥さまが出して下さったのがこちら↑です。 春は牡丹で「ボタ餅」 秋は萩の花で「おはぎ」 そして、夏は「夜舟」と呼ぶそうですよ。 日本のネーミングって粋ですね。 出来たて新茶に、畑で作物から育てた手作りのお菓子、 まだまだ日本も捨てたもんじゃありませんねと、 スローフードな幸せを噛みしめるように味わったひとときでした。 私は夏でも冷たい飲み物よりも、 暑い季節に熱いお茶の方が好きなんですが、 皆さまの夏の飲み物はいかがでしょうか。 ●お知らせ リミンが編集委員をしているジヤーナル誌の 母体となるのが発刊以来26年間続いている「葦牙」です。 執筆者の皆さんは、毎号『これが最後かも‥』と思いながら‥ 購読者、支援者の協力のおかげで毎年一冊のペースで続けてきました。 先週、2009年版 35号がやっと出来ました。 今号はウチの彼の作品が初めて掲載されるということもあって 私たちは二人、東京に泊まり込む用意をして発送の手伝いです。 編集室の中は燃える夏でした! ●お知らせ2 スローフード秦野が協賛した 「出雲大社ほおずき市」がタウンニュースで紹介されました!(7/23号) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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