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カテゴリ:日記
今日は実家で用事があり、
電車3本乗って行って来ました。 子どもたちを預かってくださる 義両親のおかげで 一人のんびりと。 スマホで音楽ききながら。 実家の近くに 前々から植えられている金木犀。 好きだなぁ、この香り。 金木犀の香りがすると 実家を思いだし、 いつもふっと ノスタルジックな気持ちになります。 母はグループホームに入っているので 実家には誰も住んでいません。 グループホームと父のお墓には よく行くのですが、 実家にはなかなかゆっくりと 行く機会が少なくなっていたので 久しぶりに実家に入りました。 カギをあけて中に入る。 わざと大きな声で 「ただいまー!」と言ってみる。 母が暮らしていたときのまま。 なにもかもそのまま。 母の 「おかえり。よく来てくれたね~。」 という声が聞こえてきそうだけど、 もちろん、聞こえてこない。 家具や家電、いろんなもの、 何も変わらないのに 父がいない。 母がいない。 すごくさみしくなって すごくかなしくなって 泣けてきました。 仏壇の前にすわり、 父に話しかける。 「ただいま。」 「広島カープ、日本シリーズで優勝するといいね。」 「子育てって簡単じゃないね。」 「いい奥さん、いいお母さんになれてないよ、わたし。」 最近、長男坊の暴君さワガママさに 辟易としていて 弱音ばかりでてしまった。 この家にいるわたしは 父と母の子どものわたしに戻る。 もう一度、 父がいる、母がいる、 この家を見てみたい。 無理と分かっているけど、 つぶやいてみる。 ダメだ、 実家に帰って いろんなものを見て懐かしんでいたら センチメンタルモードに・・・(^^; 子どもの頃のアルバムなんかも見ちゃって 父と母の愛をまたそこでも ひしひしと感じて胸いっぱいになるし。 本が好きだった父の本棚。 そのまんま。 難しい本がいっぱい。 この部屋で本を読む父の姿を見るのが 子どもの頃から好きだった。 寝転がって本を読んでいる父が たまにそのまま寝てしまい、 メガネをおでこにのせたまま寝る姿を見て 幼いわたしは 「なんでメガネ、おでこにのせてねるん? なんで、メガネとって よこにおいておかへんの?」 って素朴な疑問を父にぶつけた記憶あり。 物をおでこにのせたまま寝ることが 不思議だったんだろうなぁ(^^) 懐かしいなぁ。 この本棚を見て育ったので わたしも壁一面の本棚に憧れるのですが、 狭い我が家ではムリそう(-_-) 一人娘のわたしのために 買ってくれたピアノ。 ピアノの練習、キライだったなぁ。 せっかく習わせてくれていたのに ちゃんとしなかったなぁ。 ごめんね。 まだ父のスーツや洋服、 母の着物や洋服が入ったタンス。 中を開けてみる。 またもや、胸がいっぱいに。 父と母に会いたくなるなぁ。 帰る間際、 笑っている父の遺影に向かって 母のこと、わたしたちのことを これからも見守ってください。 何かあったら助けてください。 母に会いたいだろうけど、 まだまだ母を長生きさせてください。 とお願いしました。 優しさのかたまりだった父のことだから きっと頼みをきいてくれるはず。 「また来るね。」 幼少期から大人になるまで しょっちゅう歩いた道。 秋の道だな。 しみじみと歩いて帰る。 ひとりごと 日常の小さなできごとを愛する生活 タラタラとどうでもいいことを 長々と書いてしまいました。 最後まで読んでくださり、ありがとうございました! ではでは、おわります☆ いつも見に来てくださり、 ありがとうございます。 お手数ですが、 下のバナーを押して 応援クリックをいただけると とても嬉しいです! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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