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多文庫の間まで

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Illimone

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2009.02.25
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カテゴリ:書評 SF関係
古本の児童書は、汚いと言うのが当たり前であるが、

この本も汚すぎる。しかし、食べこぼし等ではなくて

ヤケなので..。ガマンして読んで見ることに..。スマイル

なんと言っても表紙イラストが小松崎 茂先生である。目がハート

昭和31年(1956年)の本なので、SFという言葉さえまだありません。

(当方が知らないだけかも)泣き笑い

肝心な内容ですが、あまり科学的ではない。移動は、

光子ロケット(惑星タクシー)操縦は、自分でする。

エネルギーは、光子(フォトン)。

それに乗って、地球から28分でその惑星に到着する。

第十番惑星(ジャリメ)は、太陽系にあるもう一つ惑星。

地球から見ると太陽を挟んで反対側なので見えない。

そして、大きさも地軸の傾きも地球とまったく同じで酸素もある。

ソビエト中央気象台長ソルンツェフ博士の愛弟子ユーラ・キチギンが

第十番惑星を発見。それを数式で博士に説明。とにかく論より証拠。

と言う事で、先ほどの乗り物でユーラが博士を第十番惑星に連れて行く。

しかも、その惑星の科学の方が進んでいて、戦争も労働も無し。

だったら、どうしてそっちの人間が地球に来ないのか?

とツッコミを入れたくなるが..。しかし、この惑星にも戦いに

明け暮れた過去もあり、その名残を博物館に映像展示してある。

そして、半獣人(亜人間)と呼ばれる原始人のような人種が自然博物館に

飼われている。過去を忘れない為に保存してるようだ。

物凄い夢のような話で、音楽にあわせて荒地に緑が広がり

自動的に機会が建物を建設していく..。この話の落ちは..涙ぽろり

短編なので、他の作品も掲載されている。他には、

きらきら月の日常生活(マルーシャと言う女性が月で食事や隊員の

身の回りの世話をする話)

星第一火星号(火星や金星の模擬惑星基地体験の話)

いなずま電離層飛行(つまりは成層圏を抜け電離層を飛行する話)

第十番惑星以外の短編は?(何処が面白いのかなぞですね)失敗






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Last updated  2009.02.25 18:25:12
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