滋養強壮

昨年５月に大阪で起きた中学生らがカマで襲われた連続通り魔事件で殺人未遂などの非行事実で送致された同市の少年（１９）を医療少年院送致とする保護処分を決定した。とのニュース。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000047-mai-soci

少年は精神鑑定で発達障害と診断され大阪地検の「刑事処分相当」の意見書に対して、家裁は、「適正な処遇ができるのは少年院しかない」と保護処分を決めた。


いやあ、またですかい。ヽ(｀△´)/
普通に道を歩いていて、突然カマで切り付けられたり、殴られて怪我を負わせられても被害者は、「犯人は発達障害だから仕方がない」って思わなきゃならないの？

甘い！甘すぎる！

この少年は「対人関係をうまく築けず、暴力的な行動でむしゃくしゃした気持ちを発散していた」という。
人間関係がうまくできないからといって、むしゃくしゃするところまではわかる。しか～し、その気持ちを発散する矛先を他人に向けて、暴力行為を行って、それが心の病の持ち主だから刑事処分されないっていうのがいおかしい！

まずどんな人であれ、他人を傷つけたのなら処罰を受けるべきであり、それから、発達障害ということが原因ではないかとされるのならば、それに対しての医療、更生の道を開くというのが道筋ではないのか？

こう言うとまた、なにかと人権問題だとのたもう弁護士や人権団体が、精神病患者に対する差別だと言うのだろうが。

自分の身内に被害を及ぼした者が精神をわずらっている人だから刑事処分はないと言われて「ああ、そうですか、仕方ないな。」って納得できるのかい？と言いたい。
もしそんな人がいたらお目にかかりたいものだ。

加害者の人権ばかり声を唱えるよりも、被害者の人権をもっと考えてもらいたいものだ！