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カテゴリ:健康・ダイエット
今日はエイズ関連のお話です。 遠くもあり、身近にあるお話ですね。 (転載開始) 05年のエイズによる離職者、321万人=ILO推計 【ジュネーブ1日時事】国際労働機関(ILO)は1日、エイズによる労働市場への影響に関する報告書を発表した。報告書は、15~64歳の就労年齢のエイズウイルス(HIV)感染者数が2005年に世界60カ国で推定2456万人に達したと試算。エイズのために部分的にないし完全に働くことができない人は05年に321万人に上り、20年までに410万人に増えると予想した。 (時事通信) 広がる抗ウイルス薬療法 アフリカ、「生きる希望」 『ルポ』 エイズウイルス(HIV)の増殖を抑える数種類の薬を組み合わせた抗ウイルス薬療法が始まって約10年。世界の患者の3分の2が集中するサハラ砂漠以南のアフリカでも最近ようやく普及し始めた。偏見や差別に苦しみ、死を待つだけだった貧しい患者に「生きる希望」が広がるが、極度の貧困ゆえに課題も多い。 「抗ウイルス薬療法は昔、月に25万ケニアシリング(約40万円)もかかったので、ほとんどの患者は手が出なかった。今は無料になり治療を受ける患者が急増した」。人口約36万人で、成人の感染率が22%のケニア西部ニャンド県で2004年に開設した国立アヘロ医療センターの一室で、ただ1人の常勤医師マウチャさん(27)は話す。 先進国で患者の死亡率を激減させた同療法。患者は一生、薬を飲み続ける必要があるが、高額な薬ゆえにアフリカでは普及が遅れた。 世界貿易機関(WTO)は03年以降、医薬品特許権保護緩和を決定。ケニアでは国際機関などの援助でインドやブラジルから安価なコピー薬を輸入、今年2月から無料の抗ウイルス薬療法を各地でスタートした。センターには当初、根強い差別から1日5人程度しか来なかった患者が今は毎日50-100人も訪れる。 同療法の効果は大きく、3年前に夫がエイズで死亡した女性患者アキンさん(31)は「昔はいつ死ぬのか怖かったが、今は生き続けられる希望が持てる」と喜ぶ。治療の前には肉体労働は全くできないほど衰弱していたが、現在は「軽い労働なら大丈夫」と胸を張り、残された子供3人を育てていく決心だ。 だが同療法にも課題が多い。最大の問題は意外にも「交通費」。患者は毎月、診察に来て薬を受け取るが、貧困層には大きな出費。「治療で体調が良くなると、交通費が惜しくて来なくなる患者もいる。薬に耐性を持つウイルス発生の恐れもある」(医療関係者)と懸念する声も。 また西部キスム県病院のキリモ医師は「薬で体調が回復した患者の中にはエイズ感染を隠したまま結婚したり、コンドーム装着を拒否するケースもある」と述べ、啓発活動が必要と強調した。 国連合同エイズ計画によると、サハラ砂漠以南のアフリカでは今年6月時点で100万人以上が治療を受けている。03年12月と比べ10倍に急増しているが、抗ウイルス薬療法が必要な患者の23%にすぎないという。 ケニア保健省幹部は「患者1人1カ月の政府負担は10ドル(約1160円)。抗ウイルス薬療法が継続できるかは外国の援助次第」と強調。「患者の栄養状態改善と一緒でないと効果がないが、貧しい患者の中には朝、お茶すら飲めない人も多い」と漏らした。 ▽抗ウイルス薬療法 抗ウイルス薬療法 エイズウイルス(HIV)の増殖を抑える複数の薬を組み合わせて患者に投与し、免疫不全などの発症を抑え続ける療法。欧米諸国の製薬会社が開発した。しかし高額な特許薬のため、発展途上国の患者が治療を受けられずに死亡しているとの批判が高まり、世界貿易機関(WTO)は2003年8月、途上国が安価な治療薬を調達しやすくする枠組みを暫定措置として承認。商業目的に転用しない条件で、特許権保護を緩和し「コピー薬」の製造と供給を認めた。(ナイロビ共同) (転載終了) なぜ、北米の貧民地域やアフリカ、中国などで集中的にエイズが起こっているのでしょうか? いまだに、エイズが故意に作成された生物化学兵器であるのか、自然発生したのか 議論は闇の中です。 問題は、眉唾の抗ウイルス薬療法です。 これはエイズを治癒させるものではなく、症状を抑えるもので、しかも一生服用しなければなりません。 勘の鋭い方はここでピンとこられたと思います。 高血圧や高脂血症の薬と同じですよね。 しかもパテントが非常に高い!! 発展途上国にパテント料を払わせる算段ですが、そのパテント料は結局は、アメリカがむしり取る「ジャパニーズマネー」です。 今後は、さすがの日本も傾いていますので、中国を代役にしていこうとしていますが、どうなるでしょうか? エイズも医薬品ではなく、自然療法に期待しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 2, 2006 10:22:21 AM
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