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テーマ:今日の体調(3619)
カテゴリ:健康・ダイエット
みなさん、こんにちは。
日が長くなったせいか、夜の7時ころまで人々が山に散歩したり、花見をしたりしています。 私はワンちゃんを基本的に放して散歩したいので、人がいないところを探すのが一苦労です。 もっとも気性のおとなしいラブラドールなので、人に噛み付いたりはしませんが、犬嫌いな人にあたるとショックですからね・・・・・ (転載開始) 新手耐性菌、病院の1割に 国立感染研が初の全国調査 緑膿(りょくのう)菌をはじめとする多くの細菌に高い効果を示す「アミノ配糖体」と呼ばれるタイプの抗生物質がことごとく効かない新手の薬剤耐性菌が、国内の医療現場に広がり始めていることが、国立感染症研究所の初の全国調査で10日までに分かった。 調査対象の約1割に当たる16病院で検出された。感染研の荒川宜親(あらかわ・よしちか)細菌第2部長は「幸い検出率はまだ低いが、今後厳重に監視していく必要がある」と話している。 調査は2004年に実施、全国169病院の入院・通院患者から分離された約8万8000の細菌を調べた。その結果、10都府県の計16病院で分離された26の細菌(検出率0・03%)が、臨床現場で一般的に使われているすべてのアミノ配糖体が効かない高度耐性菌だった。 アミノ配糖体が効かない細菌は、03年ごろから国内や欧州などで報告され始めた。耐性の秘密は菌が獲得した新型の遺伝子にあり、抗生物質が大量に使われる環境では、この遺伝子が他の細菌にも広がる恐れがある。現時点では、アミノ配糖体以外の薬で治療が可能とみられている。 荒川部長は「こうした菌が医療現場に広がると感染症の治療が難しくなる。耐性菌を早期に検出して院内での拡大を絶つことと、抗菌薬の適正使用が重要だ」と話している(共同通信社 )。 (転載終了) このアミノ配糖体というのは、アミノグリコシド系抗生物質といわれ、医療現場で比較的よく使用されています。 昔は乱用によって、難聴や腎臓障害がよく出ました(細胞のミトコンドリアを障害することで起こります)。 70歳以上の方でこの薬剤の過量・長期投与で難聴になられている方を時折見かけます。 どの薬物にも耐性はできます。 細菌は分裂も早く、一度耐性を獲得すると伝言ゲームのように仲間に拡げて行きます。 いまや感染→抗生物質の投与だけではダメですね。 私たち医療関係者は副作用と耐性のことをもっとしっかり勉強しないといけないと思います(私も含め)。 日々勉強ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 12, 2007 10:16:32 AM
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