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タンデムに 座れば気分は トムキャット。 先日、住宅情報誌を手に取る機会がありました。 中身、ちょっと怖かった。 多額の住宅ローン組みすぎじゃね? 「安心の頭金+ゆとりを持った返済計画」ならいいんですが、住宅情報誌には危険水域のローンレンジャーがたくさん載っておりましたよ。 どうにも世間は、新築でピッカピカのマンションなり戸建なりをありがたがっています。 うん。 実際、ありがたいものなんでしょうね。 駄菓子菓子、それは資金計画のしっかりしている人向けのものです。 車を買わない理由を「所得」と言っている若い世代が多いこのご時世で、ロクな資金調達もできないのに高級新築マイホームにこだわってるオバハンたちがこんなにいていいのだろうか? 若者たちは心配いらないかも。 彼らは頭がいいから、新築マイホームに浮かれたりせず、所得にあった新しいライフスタイル像を主流にしてくれるかもしれない。 たとえば、 「みんな古くてぼろい家に住めばよかろうなのだ」 「ぼくたちの間では賃貸主流ですが、なにか?」 という価値観を打ち出してくれるかもしれないのです。 一方で! 中高年は、楽観的に考えて住宅ローン組んじゃって、破たんしているという話題に事欠かないのであります。 破たんはせずとも、住宅ローンのせいで子どもの教育資金がなくなって、子どもが自身が学業借金(奨学金)背負ってるとかね。 平民の所得はガンガン下がっているんだから、昔みたいに 「新築のマイホーム!マイホッ、マイホッ!」 「ローン!ローン!旦那の給料が上がる見込みでローン!」 なんて浮かれてちゃおかしいですよ。 金利が安いと言われても、だからってピッカピカのステキな家に住むのはお金がかかりますよー。 少なくとも、自分の親の時代と混同してはいけない。 あんなものは、もはや幻想。 家そのものの価格だけじゃなく、金利含む総支払額で考えてみても、これからさらに下がっていく平民の所得でピカピカのステキなお家が買えるかどうかについて、真面目に考え直した方が良かぁありませんかね。 もーね、無理なの。 時代として無理なの。 マイホーム神話を鵜呑みにしたら、教育費用は足りなくなるの! 「自分は専業主婦に落ち着いて、旦那1人の稼ぎで念願の新築マイホーム。そして子どもたちを大学に」 とか、アホ丸出しだから。 あんた、どこぞの村のセレブリティ?って感じです。 (でも住宅情報誌を開くとウヨウヨ出てくる) 価値観は人それぞれですが、住宅ローンは自分のわがまま(親自身のわがまま) だと思うのですよ。 子どもに学業借金(奨学金)を背負わせるくらいなら、私は古くてぼろい家に住みますよ。 てか、実際に、古くてぼろい家に住んでいますし。 古くてぼろい家。 新築に比べたら、平成ヒトケタ年の中古住宅なんて、古くてぼろい家です。 平成ヒトケタ年の中古住宅だと、フツーは耐震がなんとかなっている家ばかりなので、もう、そういうのでいいじゃん。 築が平成ヒトケタ年の名だたるハウスメーカーの物件ならば、新築の低コスト住宅より丈夫な気がしますけどねー。 「4,000万円の住宅だと教育費が払えなくなる」 ってんだったら、もう 「もっと安い住宅にして、子どもの教育費を確保しよう!」 とか 「ザ・賃貸」 でもいいじゃん! 私は子どもらのメシとオフトゥンと教育を犠牲にするくらいだったら、断然ボロ家でいいです。 ボロ家、イノベーションなしで。 ↓「住宅ローンも教育費も楽々」なんて人はいませんボタン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.11 18:38:47
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