カテゴリ:アトリエ
こんばんは。
今日は暖かな一日でしたね。 そんな春の陽気に誘われて…駒込にある芥川製菓のチョコレートセールに 行ってきました。 戦利品達です。 会場内では試食もさせてくれるのですが、どれもこれも美味しくて。 幸せでした~。チョコ好きにはたまらない。 次回は3月の24日25日だそうです。 詳しくはこちらからどうぞ。 さて、それでは本第です。 今日はファスナーの処理。これが一番の難関。 まず、表地。中心の部分はファスナーが入るので抜いてあります。 もちろんこの部分もこばの処理をしてあります。 つまみという端の折り返しの部分は、重なって厚みがでるので、 うすくそいでおきます。 そして、穴明け。 前にも書きましたが、革の厚みに随分左右されるので何度も本体と 合わせながらの穴明けです。 ファスナーは内側と外側に穴を明けます。 表地に穴を明けたら、裏地の中心を切り抜いて内側の穴を明けます。 一端外して…今度はファスナーを取り付けてもう一度表地とともに 穴を明けます。 穴が明いたら、表地裏地の穴を合わせながら貼り合わせて外側の穴を明けます。 周りの余分な革をカットして、裏に返すとこんな風になっています。 よく見ると内側と外側の刃の形が違うんですよ。 布を切りすぎない為にファスナー部分には刃が小さ目の 物を使います。 何度も貼ったり外したりを繰り返すのでそれぞれに中心・左右・上下の 印をつけてあります。そうでないと位置がずれて大変な事に。 色々な印をつけていますが、ふと日本のお城の修復工事の様子を 思い出しました。 昔の日本では文字が読めない人たちが作業員の大半を占めていたので、 お城のパーツパーツには色々な絵を描いて、合わせる柱や梁の印にして いたそうです。 自分でも、星やハートとか色々なマークを書いていて、時代が変わっても 変わらない物ってあるなぁ…と思いました。 (お城程複雑ではないですけど…。) ここまで来たら、あとは縫うだけ。 穴がずれないようにクリップなどで固定して縫います。 ここまでくればもう大きな失敗は無いので一安心です。 次回はいよいよ完成です~。 週末はまた冬に逆戻りのようです。お身体大切にして下さいね。 あーちゃんはどうやら花粉症デビューしてしまったようです。 ***************************** ガラスのように透明で繊細な革細工アトリエ・アミュモーネ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 25, 2011 07:26:13 PM
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