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テーマ:書籍 新刊・近刊
カテゴリ:書籍
冬に読みたくなる本を3冊、ご紹介します。 1. 『雪が白いとき、かつそのときに限り』(陸秋槎著、稲村文吾訳、早川書房刊) 舞台は、雪が降り続く北海道の雪国。主人公の少年・トシオは、ある日、雪の中を歩いていると、謎の老人と出会います。老人は、トシオに「雪が白いとき、かつそのときに限り、この世界は、あなたの思うように形を変える」と告げます。トシオは、その言葉を信じ、雪の力を借りて、様々な冒険を繰り広げていきます。 雪国ならではの美しい風景と、少年の冒険心をくすぐるストーリーが、冬の読書にぴったりです。 2. 『蒲生邸事件』(宮部みゆき著、文春文庫刊) 1960年代の東京を舞台に、蒲生邸で起こった密室殺人事件を描いたミステリーです。主人公は、当時の東京大学医学部生だった主人公・水上。事件の捜査に乗り出した水上は、やがて、蒲生家の秘密に迫っていくことになります。 静かな雪の降る夜に、推理小説を読みたいという人におすすめの一冊です。 3. 『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』(村上春樹著、新潮文庫刊) 二つの物語が交錯する、SFファンタジー小説です。一つは、1980年代の東京を舞台にした、ハードボイルドな物語。もう一つは、2020年代の東京を舞台にした、SF的な物語です。 冬の夜に、じっくりと読み込んでほしい、幻想的な世界観の小説です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.21 00:27:58
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