東洋医学 月刊『ナラティブメディカ』VOL.5 2014.3
"人に寄り添う統合医療を考える"をテーマに2013年11月に創刊された月刊『ナラティブメディカ』(ナラティブ出版)。疾病が多様化した現代、ただ単に病気の原因を見つけて取り除くだけではなく、個々の患者を「人」として受け止め「人」全体を診る医療が求められています。そのためには西洋医学だけではなく、東洋医学をはじめとする各種伝統療法など多くの医療が参加して、一人ひとりの患者に合った最適な医療を提供する必要があります。月刊『ナラティブメディカ』では鍼灸や柔道整復、あん摩マッサージ指圧などの東洋医学を中心に、西洋医学やアロマテラピーなどの話題も幅広く取り上げ、最適な医療の実現のための情報を発信しています。主な読者は医療従事者ですが、一般の人にも分かりやすい内容です。ヨガや薬膳レシピ、アロマなども好評連載中です。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――月刊『ナラティブメディカ』創刊号 2014.3■リポートボランティアもチームケアの一員「香り」を関係づくりのツールとして活用日本アロマ環境協会主催の「アロマテラピーボランティアフォーラム2014」の様子が掲載されています。介護や福祉の施設が望むボランティアは、何がしたいか目標が明確で長く継続する意思があることが第一。ただ、新しいことへの挑戦であり失敗がつきものという気持ちも大切で、悩みや困りごとを一人で抱え込まず施設職員と共有し、ボランティアもチームケアの一員なんだというやりがいを感じてほしい。施設ではお年寄りとの信頼関係が大切で、香りを嗅ぎながら一緒に折り紙を作ったり歌を歌ったりと、「香り」はお年寄りとの関係づくりのツールとして活用できる。また、施設職員も人間関係でストレスを多く抱えていることがあるが、職員のストレスケアにもアロマテラピーを活用するできる。わたしは2年ほど前にアロマテラピーアドバイザー(アロマ環境協会認定)という資格を取りましたが、自分で楽しむ程度にとどまっています。いずれ上位資格を取得して、多くの人に香りが持つ力を伝えていければと思っています。また、クローズアップとして緩和ケア領域での鍼灸治療の活用や東京マラソン2014での施術ボランティアの様子などが掲載されています。連載は、・論語に学ぶ治療と経営『徳を積む』・健康薬膳レシピ『スパイス薬膳~カップ・パスタ』・ひと息ヨガ『膀胱強化のヨガ』・アロマノート『ゼラニウム』です。薬膳レシピ、ヨガ、アロマはナラティブ出版ホームページで内容が見れます!※月刊ナラティブメディカはナラティブ出版直販及び亜東書店でのみ購入できます。 鍼灸 ブログランキングへ