カテゴリ:健 康
酸素濃度の低下は、脳に大きな影響を与えることは解りましたが、他にも健康維持を阻害する要因をつくり出すということが解っています。 (2)酸欠人間は疲れやすい 酸素は人間のエネルギーを生む生命の源です。そして、この酸素をいかに効率よく摂取・消費するかで、身体のエネルギー生産に大きな差が生じます。血管により各組織に運ばれた酸素は、エネルギー発生のための酸化源となり、その結果により発生した老廃物を酸化分解していきます。人間の疲労感は「グリコーゲン」から変化する乳酸の蓄積によるものといわれていますが、酸素はその乳酸を炭酸ガスと水に分解する働きがあるのです。 従って、酸素が不足することで、乳酸などの疲労物質もたまりやすくなります。つまり、酸欠人間は、ちょっと動いただけですぐに疲れやすくなったり、またなかなか疲れが取れない体になっていくということです。 人間のスポーツ時の酸素摂取量は、通常の呼吸の約5~10倍以上が要求されます。通常よりも多量のエネルギーを必要とするスポーツ時には、それに応じた多量の酸素量が必要になります。ウォーキングなどの有酸素運動を行うことで、酸素を普段よりも多く取り込みながら、疲れを蓄積させないつまり疲れにくい体をつくることができるということです。
(3)酸欠人間は「痩せにくい体質」をつくる 体内にはリバーゼという脂肪燃焼酵素があります。リバーゼは、体内に溜まっている体脂肪を分解して血液中に送り込む働きをしています。さらに分解した脂肪をきちんと燃焼しきる働きまでもしてくれます。つまり、リパーゼは脂肪燃焼に欠かせない酵素というわけです。
(4)酸欠人間は目も疲れる 《続く》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/09/11 07:24:09 PM
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