740429 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

小さなkitchen-Garden

小さなkitchen-Garden

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2014/09/11
XML
カテゴリ:健 康

酸素濃度の低下は、脳に大きな影響を与えることは解りましたが、他にも健康維持を阻害する要因をつくり出すということが解っています。

P7070155.JPG

(2)酸欠人間は疲れやすい

酸素は人間のエネルギーを生む生命の源です。そして、この酸素をいかに効率よく摂取・消費するかで、身体のエネルギー生産に大きな差が生じます。血管により各組織に運ばれた酸素は、エネルギー発生のための酸化源となり、その結果により発生した老廃物を酸化分解していきます。人間の疲労感は「グリコーゲン」から変化する乳酸の蓄積によるものといわれていますが、酸素はその乳酸を炭酸ガスと水に分解する働きがあるのです。

従って、酸素が不足することで、乳酸などの疲労物質もたまりやすくなります。つまり、酸欠人間は、ちょっと動いただけですぐに疲れやすくなったり、またなかなか疲れが取れない体になっていくということです。

人間のスポーツ時の酸素摂取量は、通常の呼吸の約5~10倍以上が要求されます。通常よりも多量のエネルギーを必要とするスポーツ時には、それに応じた多量の酸素量が必要になります。ウォーキングなどの有酸素運動を行うことで、酸素を普段よりも多く取り込みながら、疲れを蓄積させないつまり疲れにくい体をつくることができるということです。

 

P7070190.JPG

(3)酸欠人間は「痩せにくい体質」をつくる

体内にはリバーゼという脂肪燃焼酵素があります。リバーゼは、体内に溜まっている体脂肪を分解して血液中に送り込む働きをしています。さらに分解した脂肪をきちんと燃焼しきる働きまでもしてくれます。つまり、リパーゼは脂肪燃焼に欠かせない酵素というわけです。
このリパーゼは、酸素によって活性化するため、酸欠人間はリパーゼが活発に働いてくれません。その結果、脂肪を分解することができなくなり、さらに燃焼することもできず、燃え残った脂肪は再び脂肪の塊へと戻ってしまうのです。
つまりは、酸素濃度が低ければ低いほど、脂肪の燃焼率が悪くなり、いくら運動してもなかなか痩せられない体質になっていくということです。

 

(4)酸欠人間は目も疲れる

酸素の量が減ると、体内の細胞の動きも鈍くなります。目の筋肉の細胞も同じです。目の細胞の動きが鈍くなると、筋肉の伸縮が悪くなり、ピントの調整ができなくなってしまいます。その結果、視力が落ちてしまうのです。
ある実験では、体内の酸素の量を増やしたら、約7割の人の視力が回復したという例もあるそうです。酸欠は視力にも、大きな影響を与えているんですねぇ。疲れ目だ、と思っていても、それは単に酸欠を起こしているせいかもしれません。
 

《続く》






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014/09/11 07:24:09 PM
コメント(0) | コメントを書く
[健 康] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Profile

六甲のうさ-G

六甲のうさ-G

Free Space

Freepage List

Category

Archives

2024/06
2024/05
2024/04
2024/03
2024/02

Favorite Blog

まだ登録されていません

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.