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仕事のできないホテルウーマンの昨日の出来事

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2012年05月21日 楽天プロフィール Add to Google XML

 MINI-MARATONA A ROMA
[ ローマミ暮らし ]    

今年もまた乳がん撲滅をうたってイタリア四都市で行われる
ミニマラソンRACE FOR THE CUREに参加してきました。
去年の日記はこちらをご覧下さい。

今年も5kmウォーキングの部に参加しました。
今回、一緒に歩いてくれるのはKuriemonちゃんです。
RACE1
雨が降る降ると予報されていた日曜日でしたが、
午前中はなんとか持ちました、ホッ。

Kuriemonちゃんは万歩計を常備している、ウォーキングの師です。
とろいわたしは早歩きをしきりに催促され、
てくてくてくてくローマの中心地を歩いてきました。
RACE2
Kuriemonちゃんは真実の口に差し掛かったところで、
本気で口に手を入れようとコースを外れかけたのですが、
長蛇の列だったので断念しました。
何という人でしょう。と思ったら、後で聞いた話ですが、
同僚のパオラと彼女のお姉さんはコロッセオ付近で
なんとBARに立ち寄って、
カップッチーノをのんびり飲んでいたのだそうです。

フォーリ・インペリアーリ通りでは
ローマ近郊のちびっこミニ・バレーボール大会が行われており、
サーブ、レシーブしている子供の数より突っ立ってる親の数の方が多くて、
「さすがイタリアねー」と思いました。
そこでジュースも配っているのですが、
「子供だけだよ」とボール紙に書いてあり、
こちらも「さすがイタリアねー」ってトコです。

コロッセオの坂道を上るともうゴールはすぐです。
RACE3
雨が降らないで良かった~。

5km走ったイローナは15分くらい前に着いていたそうです。
イローナのブログはこちら

スポーツの後はすがすがしい気分。ってたったの5kmだけど、
ジャージを着て、よーいドン、って大勢で
コースの決まっているところを歩くと、
RACE4
まるで運動会に参加したような気持ちになるのでした。
おまけに早起きしたから三文の徳。
スポンサーの試供品は今年は何ももらえなかったけれど、
乳がん撲滅運動の寄付なのだから、何かに役立つと思えば善しだわ。


最終更新日  2012年05月31日 09時20分19秒
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2012年05月20日

 VESTITI IN ARMONIA
[ アートローマ ]    

別府俊紘氏のガーゼ服の展覧会に行ってきました。
氏は医療用ガーゼとエコ染料で服を作っていて、
その展示会とファッションショーがローマで行われたのです。
VESTITI1
ガーゼ服は夏は涼しく冬は暖かいのだそうです。
とてもお洒落でイタリア人のセンスに合っているような気がしました。
ヒッピーみたいにダラッと着るのもあれば、
ドレスのようにふわっと着られるのもあるし、
カチッとジャケットに合わせられそうなのもあります。
多様性が意外です。
イタリア人の女の子たちのファッションショーはとても良かったです。

同時に行われた、歌とピアノとバイオリンのコンサートも素敵でした。
日本人のミュージシャンがやはりガーゼ服を着て、
日本の童謡を奏でてくれました。

それから、展覧会場となったアトリエがすごい建物でして、
これがまあ何ともびっくり、遺跡の一部なのです。
VESTITI2
以前に見学したことのあるインスラ(古代ローマのアパート)跡も
近くにありますから、さもありなん、なのです。
ここもインスラか倉庫だったのでしょう。
きっとこの辺りで見付かったのであろう大理石の彫刻は、
どこかの壁を装飾していたに違いありません。
VESTITI3
地下遺跡を見ると興奮してしまいます、わたし。

ところで、別府氏の略歴を拝見していて、
あるところに、むむっ、と注目してしまいました。
宮崎南高校の先生という肩書き…。
今、旬の男、堺雅人サマの出身校です!
我ながら、好きな俳優とは言え、出身校までよく覚えているなー。

展覧会の写真はこちらも是非ご覧下さい。

最終更新日  2012年05月31日 08時30分41秒
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 PAPARAZZO
[ チネマミ ]    

愛着のあったBARヴェネリーナが閉まってから
わたしが毎朝イタリア式の朝食をどこで取っているのかと言うと、
今のところ2軒、半々の割合で通っています。

1軒は何年か前にできたばかりのSORPASSOという店で、
昼はレストラン、夜は飲み屋として営業していて、
いつも外まで人が溢れています。
ベルナルド・ベルトルッチ監督の
最新作“IO E TE”でもロケで使われました。
ローマにはあまり無い、新しい洒落たタイプの喫茶店。
カップッチーノの値段は1,50ユーロと、とても高いです。
仕切っているのは全員女性で、
これもイタリアのBARにしては珍しいと思います。

もう1軒は老舗のOTTAVIANI。
無口なオジさん(失礼、お兄さん)が
おいしいカップッチーノを入れてくれます。
レジには少し耳の遠い、
でもなぜか暗算が速いおばあちゃんが座っています。

いずれのBARにしても、もう何も言わずとも、
カップッチーノとりんごのケーキ、もしくは牛乳クリームのパイ
勝手に出てくるようになりました。

後者、老舗の店の方で、
マルチェッロおじさんの入れてくれたカップッチーノを飲んでいると、
常連っぽいおじいさんが、
中国人?」と聞いてきました。
まあ失礼な爺さんねー、と思ったものの、
ここはこれから通いたいBARなので、常連が相手ということもあり、
「ニッポンジンだ」と答えてやると、
「わしゃ、日本のキャノンで初めてドルチェ・ヴィータを撮ったんだ」と
言うのです。
で、「シンブン、シンブン」と、
唯一知っているらしい日本語を連発するのです。
どうやら日本の新聞に載ったことがある、と言いたいらしいです。
“LA DOLCE VITA”(1960年、邦題『甘い生活』)という
フェデリコ・フェリーニ監督の映画は知っていますが、
それを「ドルチェ・ヴィータを撮った」という風に突然言われても
いまいち何のことか分からなくて、
「あなたは写真家ですか?」と聞いてみたら、
本人ではなく、同じく常連で
そこでモーニングコーヒーをたまたま飲んでいた清掃局のお兄さんが、
「この人は有名なパパラッチなんだよ」と説明してくれました。
画家でもあり、このBARに飾ってあるいくつかの風景画も
おじいさんが描いたと言うのです。

ドルチェ・ヴィータというのは、
1950年代にローマで上流階級の人々がやって見せた、
豪奢で、だけどちょっと退廃的な日常生活のことで、
芸能人をはじめとする著名人たちが、
毎日ヴェネト通りの高級なレストランで
アンニュイな感じでワイングラスを傾けていました。
これを題材にしたのが映画『甘い生活』です。

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そしてその著名人たちのゴシップを
バシバシ写真に撮ったのがパパラッチですが、
イタリア語で正しくはパパラッツォ(複数形はパパラッツィ)。
『甘い生活』に出てくる主人公の友人であるゴシップ写真家の名前が
パパラッツォくんだったことからこの言葉が生まれました。
わたしに「中国人?」と聞いてきたこのジイさんは
有名なパパラッツォだったのです。

一旦外に出て、戻ってきたおじいさんは、本と新聞紙を持ってきました。
「これ、わしの自伝。こっちはわしが描いた絵。あんたにあげる。」と
思いがけなくもプレゼントをくれました。
PAPARAZZO
このおじいさんは、
フェデリコ・フェリーニマルチェッロ・マストロヤンニはもちろん、
グレタ・ガルボゲイリー・クーパー、歴代のローマ法王など
さまざまな有名人を撮った、イタリア社会の生き証人なのです。

ローマに来たばかりの頃、
タツィオ・セッキャローリという
パパラッチの写真展を見に行ったことがあって、
それがとてもおもしろかったのですけれど、
わたしが知り合ったカルロじいさんの展覧会も見てみたいなあ。
カルロじいさんが使っていたのがキャノンのカメラだったから、
日本人のわたしは声を掛けてもらえたのです。
日本のカメラを世界に出してくれた先人たちよ、ありがとう。
出会いっておもしろいものだなあ、と思いました。


最終更新日  2012年05月24日 09時23分40秒
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2012年04月30日

 CIVITA DI BAGNOREGIO
[ 小旅がらすマミ ]    

神奈川の常連のお客様で、
お医者さんと看護婦さんというコンビがいらっしゃるのですが、
そのお2人がホテルにご到着!
翌日、お疲れのところでしたが、
ローマ近郊日帰りの旅を一緒にしてきました。
お隣ウンブリア州のオルヴィエートと、
その近郊チヴィタ・ディ・バーニョレージョに行ってみようと思ったのです。

オルヴィエートまではフィレンツェまでの鈍行列車で約1時間半。
この電車はよく、隠れホームから出発するので曲者です。
1番線のこともあるそうですが、
1番線東ホームという、場所の案内も何もない、
通常ホームから徒歩8分くらいの遠く離れたところに行かされるのです。
この路線に乗る時は気を付けましょう。

フィレンツェまでは超特急列車だと2時間半で着きますが、
なんせ片道50ユーロ近くもかかるので、
4時間半かかるこの鈍行列車で行く
貧乏人の若者たちも大勢います。
これだと15ユーロくらいで済むのです。
途中駅もけっこうあって、これでローマに通勤、行き来している人も多いです。
だから電車は混んでいました。

オルヴィエート駅を降りるとすぐ目の前に
ケーブルカー乗り場があります。
オルヴィエートの中心地に行くにはこれに乗ります。
ORVIETO1
日本のゴールデンウィークはイタリアでも連休ですし、
他の国々から来る人もたくさんいて観光のハイシーズンです。
長蛇の列ができています。
この間あさちんと来た時は平日だったこともあってガラガラだったので、
その差に驚きました。
ケーブルカーも満員です。
先が思いやられるなあ。

ケーブルカーを降りると、更にバスに乗ります。
歩いても20分くらいで大聖堂の広場まで行けますが、
どうせケーブルカーと同じチケットで乗れますので
バスの方がいいと思います。

まず、わたしおススメ、地下洞窟のガイドツアーに参加してきました。
オルヴィエートの地下はほっとんど空洞なのです。
オルヴィエートに来たらコレを見なくちゃ!
否、ローマで時間のある人は
是非このためにオルヴィエート日帰り旅行してもいいと思います。
そのくらいまみんこイチオシのスポットです。
詳しくはわたしが以前来た時の日記をご覧下さい。
EさんKさんも洞窟の中でしきりに「へぇーへぇー」と言っていましたよ!

大聖堂を眺めて、目抜き通りを歩いて、
ORVIETO2
それからチヴィタ・ディ・バーニョレージョに行くことにしました。
ラツィオ州に戻ることになります。

近郊の村に行く中距離バスが出る広場に行きます。
時刻表もネットで調べていたので完璧!
バスの停留所の場所を聞こうと観光案内所に入るとお姉さんに、
「日曜はこの町、中距離バス走ってないよ」と言われてしまいました。
ガーン。
なんともまあのんびりな所!
市内バスは走っていますが、
隣町同士を結ぶ中距離バスというのが
日曜日には一切運行されないそうです。

それで案内のお姉さんに言われたとおり、
タクシー乗り場のある鉄道駅まで戻って、
タクシーを貸し切ることにしました。
このようにチヴィタ・ディ・バーニョレージョに
タクシーで行く人はけっこういるらしく、
定額70ユーロで
往復(あちらで観光のため1時間半くらい待っていてくれる)してくれるのが
だいたい決まっているようです。
それにしても、いくらだか知らないけれど、
おそらく往復のバス運賃のことを考えたら、3人ならば
タクシーの方が安上がりなのではないかと思いました。
それにバスは手前のバーニョレージョまでしか行きませんが、
タクシーだとチヴィタ・ディ・バーニョレージョまで入ってくれるのです。

チヴィタ・ディ・バーニョレージョは、
バーニョレージョの街からを渡っていかなければなりません。
まるで崖の上に取り残されたようになっており、
この約300メートルの橋でしかつながっていないのです。
CIVITA1
まるで『天空の城ラピュタ』のようで、とても不思議な光景です。


どうしてこのようになったかと言うと、
雨や風によって浸食されていったからだそうで、
将来的には無くなってしまうかもしれないのだそうです。
PRドコロが「死にゆく街」という何ともさみしい村なのですけれど、
この日はめちゃめちゃ観光客が多くて、
全然死にそうじゃないよねー」とみんなで言っていました。
広場は人でいっぱいだし、BARも混んでいるし、
めちゃめちゃ活気溢れてます
この日だけだったのかなー。
綾瀬はるかちゃんの映画『ホタルノヒカリ』
ロケ地の一部になったそうです。

街の中はよくあるイタリアの観光地という感じで、教会が真ん中にあり、
絵葉書が外に並ぶお土産屋さんや、
CIVITA2
コーヒーのいい匂いのするBARが並んでいます。
あの橋を渡ってきたことも少し忘れてしまいます。

ちょうどゆっくり回って1時間半くらいです。
タクシーの運転手さんはさすが、よく分かっているのです。
おじさんはローマのタクシー運転手にはあまり見かけない、
誠実な優しい親切なタイプで、
もちろんみんなにもやっているのでしょうが、
写真スポットで止まってくれたり、
CIVITA3
オルヴィエートの生活の話をしてくれたりしました。

お医者さんEさんと看護婦さんKさんのローマ旅行初日、
スペイン階段やコロッセオやヴァチカンではなく、
こんな感じで本当によかったのでしょうか?と、
にわかアシスタントのわたしは思いましたが、
楽しんでいたみたいなので良しということでネ!


最終更新日  2012年06月03日 09時26分49秒
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2012年04月23日

 COSPLAY PER LA PRIMA VOLTA
[ フリマミ ]    

AKB5とはわたしのことよ!
フリーマーケット空き箱(AKB5)をはじめとする日本の物を売っています。

誰に頼まれたわけでもないですが初めてのコスプレをしました~。
のだめな気分。
FLEA1
あ、大変失礼いたしました。
アキさんもおそろい服でしたし、
一緒にブースをシェアしている某現役女子高生も巫女さん姿。
3人でやっちまいましたよ~。
それにしてもコスプレする人々の気持ちがよく分かります。
病みつきになりそうです…。

わたしの商品はあまり売れないですけれど、
いつもとても楽しいです。
FLEA2
売れた時の満足感がわたしの場合は尚更大きいのです。

今回はメンバーのどなたかの誕生日があり、みんなで祝いました。
FLEA3
77ちゃん手作り苺ティラミスー最高
おめでとうございます

次回は5月27日、5周年記念フリマです。
あれからもう5年も経つのですね…。
在ローマの方々、是非BLACK OUTに足をお運び下さいませ。
AKB5のマミがお待ちしております。


最終更新日  2012年05月09日 08時57分23秒
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2012年04月21日

 SEPOLCRO DEGLI SCIPIONI
[ マミんこ古代ローマ案内 ]    

スキピオ家代々の墓地のガイドツアーに行ってきました。
スキピオと言えば、ポエニ戦争!
恥ずかしながらわたくし、
塩野七生の『ローマ人の物語』、一冊も読んだことがありません…。
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くすん。
知識まったくナシ。
だから、これほど読んでおけばよかったと悔やんだことはありません。
旅ボンで作者が、Dr. コトー診療所を見ずに
与那国島に行ってしまった
のと同じくらいの後悔です。
【送料無料】旅ボン(沖縄編)

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紀元前3世紀にローマと北アフリカのカルタゴ
地中海の覇権を争ったポエニ戦争。
終結までに100年以上かかりました。
第2次ポエニ戦争のカンネーの戦いで
カルタゴのハンニバルが象にまたがってアルプス山脈越えをし、
強敵ローマ軍を破ったエピソードは興奮モノだと思うのですが、
みなさんは高校の世界史の授業を覚えていらっしゃいますか?
ここは塩野七生でなければ是非、ウチの近所の73ちゃんか
わたしの元同僚で大先輩のもち氏に語って頂きたいものです。
第2次ポエニ戦争と言えば、アルキメデスのエピソードも有名ですね。
皆さんこちらは読みましたか?

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それはさておきスキピオ家。
紀元前3世紀後半にザマの戦いでハンニバルを破った大スキピオ
そしてポエニ戦争を終結に導いた甥の小スキピオが有名です。
その2人を輩出したスキピオ家は、さかのぼると
紀元前298年に執政官になった
ルキウス・コルネリウス・スキピオ・バルバトゥスにたどり着きます。
この人をはじめとするスキピオ家の人々が眠っていた墓地
わたしは見学に行ったのです。

サン・セバスティアーノ門からすぐ、アッピア旧街道手前の
サン・セバスティアーノ門通り9番地から入ることができます。
1780年にここに住んでいた聖職者兄弟が
地下のワイン貯蔵庫の工事をしていて発見したそうです。
それまでスキピオ家の墓地と考えられていたのは
少し先のアッピア旧街道沿いで、まったく異なる場所。
現在ではそこはゲタ帝の墓と判明しています。

今年に入ってから、20年ぶりに一般公開されるというので
早速ガイドツアーにイローナと申し込みました。
わたしたちが行ったのは文化週間だったので3ユーロの入場料も無料!
見学は予約しないとできません。こちらでご確認下さい。

外観はこう。壁のフレスコ画もきれい。
SCIPIONI1
当時はこんな感じでした。
SCIPIONI2
いざヘルメットをかぶって入ります。興奮!
SCIPIONI4
突き当たりには初代スキピオ・バルバトゥスの石棺があります。
18世紀に発見された際に完全な形で残っていた石棺は
これ一つだったそうです。
今、ここにあるのはレプリカで、
本物はヴァチカン博物館に展示されています。
アカンサスの装飾が彫られているこのドーリア式の石棺には碑文があって、
その日本語訳はこちらで読むことができます。

彼が執政官になったのは紀元前298年で、
アッピア街道ができた(紀元前312年)直後なのです。
亡くなった年も分かりませんし、
墓地がいつ造られたかもはっきりとは分かりませんが、
この頃であるのは確か。
やはりこのアッピア街道の入り口という重要な位置に
ローマの名門貴族の墓地があるというのは納得です。
スキピオ・バルバトゥスの曾孫が、
通称、大スキピオと呼ばれるスキピオ・アフリカヌスです。
彼は先祖代々の墓に入るのは嫌!と遺言したので、
ここに眠っていないんです。
彼の墓所は、のちにローマ初代皇帝アウグストゥスが
墓参したという記録が残っていますが、
今となっては場所は不明です。
わたしは大スキピオと同じ空気を吸っていないんですね…。
でも生前、ここに先祖のお参りくらい来たかな。
一族の女性もこの中に入っていたようで、墓碑も残っています。

スキピオ家で最後に活躍した人はカエサルの時代を生きており、
その後、1世紀くらいは代々の墓地として保たれていたようですが、
紀元後3世紀には墓地によりかかるようにして
普通に邸宅が建築されてしまっています。
墓地の一部は壊されてしまったようです。
この辺りがローマ帝国時代の建物です。
SCIPIONI3
これだけでもかなり古いんですけれど、
ここにいるからには「新しい」と表現せざるを得ません、この建物。

中世には大理石やトラバーチン(石灰岩)の
採掘場になってしまいました。
SCIPIONI5

スキピオ家とは関係ありませんが、敷地内には
コロンバイオカタコンベという集合墓地の遺跡もあって、
見学することができます。
いずれもローマ帝国時代初期のものです。

コロンバイオは遺灰を壺に入れて、
それを鳩穴のような形の(雌鳩のことをイタリア語でコロンバと言います)
壁のくぼみに入れる集合墓地です。
SCIPIONI6
ここには470人分の遺灰が収められていたようです。
コロンバイオにつきましては、こちらの説明もご覧下さい。

カタコンベはキリスト教が迫害されていた時代に
よく地下に作られた礼拝所であり集合墓地です。
コロンバイオと異なり、火葬ではなく土葬です。
こちらも参考にどうぞ。

ところでイタリア語でスキピオはSCIPIONEです。
ウチの近くにVia degli Scipioni(スキピオ一族通り)があります。
スキピオは割とわたしの近くにいたんですね。


最終更新日  2012年05月09日 02時40分56秒
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2012年04月19日

 ULTIMO GIORNO
[ 旅がらすマミ ]    

いよいよ大会最終日。
アクロバット部門を観戦します。
個人戦、団体戦と分かれていて、
日本からも参加者がいるのです(わたしたちのグループとは別ね)。
団体部門のヒッコリーチームはなんと第3位に入りました!
ULTIMO01
すごい!
1位が異議アリ1位(やっぱりイタリア…)だったので、
実質2位だろうと思います。
しっかりした綺麗な演技でした。
2位だったのはシチリアから来たこちらのチーム。

迫力ありました。実質1位でしょう。

観客席で見ていると、一人でいたオバちゃんが話しかけてきたので
一緒に観戦することになりました。
ULTIMO02
地元の人もこうして見に来るんです。

かつてこの町では毎年MISS ITALIAが開催され、
その様子はゴールデンタイムにTVで生中継までされていたのですが、
数年前から開催地が移ってしまったのです。
このピザ世界選手権が唯一の町おこしイベントなのでしょうね。
ここ数日間わたしたちのおかげでいい思いをしたタクシー運転手さんも、
普段は仕事が全然無いんだと嘆いていました。
オバちゃんとは来年の再会を誓ってしまいましたわよ。

ピザを食べながら閉会式および表彰式です。
ULTIMO03
去年は最終日を待たずに帰ってしまったので、初めての参加です。
栄誉を称え合っては写真を撮り合ったり連絡先を交換したり…。
こちらは最後に友好を温めたルクセンブルクからのかわいい参加者です。
ULTIMO04
フランス語ができたらどんなに良かったか…。

日本の平安を祈る千羽鶴
ULTIMO05
世界中の色々なピザ好きが友好の証に持って帰りました。
とにかく楽しい3日間でした。

メンバーの皆様、親切にして頂きどうもありがとうございました。
何て素晴らしい参加者の皆様だったんでしょう!
そして食材や調理器具などを頂きまして本当にありがとうございました。
おかげでわたしの一週間の食卓が潤ったのは言うまでもありません。

来年もピザ世界選手権はサルソマッジョーレ・テルメにて
春先に行われることと思います。
出発のツアーをわたしの先輩が作っています。
参戦したい、あるいは観戦したいというピザ好きの方は、
ツアー主催者のブログをチェックしてみて下さいね。


最終更新日  2012年05月08日 00時06分33秒
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2012年04月18日

 LE NOSTRE PIZZE
[ 旅がらすマミ ]    

わたしたちのグループは個人戦参加者5名、
うち2名が定番ピザ部門に加えて
ナポリ(マルゲリータ)ピザ部門の2種目出場です。
それに加えてわたしのような応援人員がいて、総勢13人の大所帯です。

様子を見つつ、出場の手続きをしました。
受付は、昨年、親切にも
わたしのグラビアが掲載されたPizza e pasta italiana誌を
GALA1これっす。これ。
5冊も郵送してくれたカテリーナ女史。
GALA2
手前の黒髪のお姉さんですが、マヌエーラ・アルクリ似の超美人です。

みんなのピザ作りに賭ける情熱がよく伝わってきました。
作り方もそうでしょうが、具材の種類や産地にもとてもこだわって、
焼き上がった時に「おいしそ~う」と思わず声が出てしまう、
そんなピザを作ってくれました。

札幌のYちゃんは2種目出場。
GALA3
前の日からピザの説明を
イタリア語で言おうと(イタリア語できないにもかかわらず!)
一生懸命練習していました。
若くて美しい細腕の女性ですので、
ギャラリーの数が凄いのなんのって!
カメラ小僧の数がまるで秋葉原のようでした。
隣で去年の準優勝の人が焼いていたらしいですが
誰も見向きもしなかったとか…。
インタビューまで受けてしまいましたね。
GALA4

マルゲリータに秘密を加えた、既に日本の某所で人気のピザ。
GALA5
ボスのおいしい挽き肉のピザ。
GALA6
塩麹でじっくり味付けした鶏がのったピザ。
GALA7
ちらし寿司の具をのせた美しいピザ。
GALA8
順位は付きましたけれど、
わたしにとってはこれらのピザがどれも一等賞です!
GALA9
メンバーの健闘はこちらでも写真付きで見られます。是非ご覧下さい。

今年も世界中のピザ職人たちとお話しました。
去年知り合ったパドヴァ近郊のマッシモは9位に入っていました!
今年も会えて本当に嬉しかったです。
サレルノ出身で、現在はダブリンに住んでいる
アイルランド代表のヴィンチェンツォ。
VINCENZO1
ナポリピザ部門で2位に入りました。
彼女のヴァレリアとも仲良くなりました。
VINCENZO2
あたくしチョー顔でかいっすね…。

わたしは幸い、(頼りなさすぎる)通訳として選手たちのそばにいたので、
自分も参加しているような気持ちになりました。
ピザ生地や具の一つ一つまで愛おしく思いました。
本当に楽しかったのです。
そして、その腕だけでお客さんの舌を喜ばせ、
生計を立ててしまうという彼らを、
手に職のないわたしはとてもうらやましく思いました。
そして少しでも一緒にいられたことを誇らしく思いましたよ。
お疲れ様でした!


最終更新日  2012年05月08日 00時20分15秒
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2012年04月17日

 SALSOMAGGIORE TERME
[ 旅がらすマミ ]    

ピザ世界選手権@サルソマッジョーレ・テルメです。
会期は月曜日から3日間。
月曜日は会場の下見と、翌日の本番に向けての買い物、
そして下ごしらえをすることにしました。
会場はこんな感じです。
SALSO01
きっと町で一番大きな体育館…。

競技はもうはじまっていますけれど、
わたしたちは2日目にエントリーすることにします。
今日のところは、選手権のロゴの入ったTシャツを買ったり、
ピザ生地を作ったりします。
SALSO10
それからスーパーに買い出しに行きました。
SALSO02

お昼は去年も来ました、こちらBel Sit
SALSO03
人数が多いので食いっぱぐれないように頑張ります。
通常日本人相手だとあまり心配ないのですが、今回は例外。
大勢の料理人が相手なのです。
ピザやらパスタやら野菜やらたくさん食べました。

そして食後は薔薇の形を作ってくれるジェラート屋さんへ。
SALSO04
ちょっと寒かったですけれどデザートは必須!
SALSO05

それから翌日の準備をしました。
あたくしも~。
SALSO06
嘘です。
シェフが賄いのクレスペッレを味見させてくれました。
SALSO07

シェフと助手のエトラちゃんの勧めもあり、
この日の夕食はホテルの素敵なレストランで頂きます。
SALSO08
しかし…。
さっきのクレスペッレのせいで
一同ちっともお腹が空いていません…。
すごいボリューム…。
SALSO09
生ハムやサラミたちと、
ニョッコ・フリットというエミリア・ロマーニャ州の揚げピザです。
前菜として一緒に食べます。
やっぱりワイン飲めたらいいでしょうね…。
下戸のわたしは残念です。
このあとのお肉はじぇんじぇん食べられませんでした…。
ごめん豚さん…。

おなじみSASA姐さんのブログと、
ボスのブログもご覧下さい。


最終更新日  2012年05月08日 00時13分06秒
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2012年04月16日

 EMILIA ROMAGNA DI NUOVO
[ 旅がらすマミ ]    

冬休みを取らず、日本に行けなくて悲しかったわたしが
待ちに待っていた旅行です!
エミリア・ロマーニャ州、サルソマッジョーレ・テルメで行われる
ピザ世界選手権の
日本人参加者の応援に行ってきます。

去年電車に乗り遅れた辛い思い出がありますので、
今回は余裕を持った旅程にしました。
12時36分ローマ・テルミニ駅発のミラノ中央駅行きに乗ります。
ゆっくり4泊するので電車代はケチろうと思い、
安い急行列車インターシティにしたら、疲れました…。
コンパートメントの席なものですから、狭いし、
落ち着きのないナポリ人の若者たちに囲まれるし…。
20ユーロくらいの差なんだから特急にすればよかったかな…。
でも荷物多いのに乗り換えはきついので
(特急だとボローニャとパルマかフィデンツァの2回乗り換えだけど、
急行だとフィデンツァまで一本)、
やっぱり1時間長くても急行でよかったかな。
一長一短の電車選択です。

ずっと読みたかった宮尾登美子の『きのね』を
おもむろに出して読み始めると、

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価格:700円(税込、送料別)


6席のコンパートメントのうち3席を占めていた
女の子2人男の子1人ナポリ人グループ、「何?何?」と興味津々。
1人で乗っていた別のナポリ人の女の子も加わって、
まみんこプレゼンツ、日本語のレクチャーが始まりました。
しかし…。この19歳3人組の彼ら同士の会話は1%しか分かりません。
どこか他の国で聞いたら、
イタリア語だってことも気付かないかもしれません。
ナポリ弁ってすごいです。
ローマ弁はアクセントの特徴が主なので、慣れれば分かりますが、
ナポリ弁は他言語みたいに聞こえます…。

ボローニャで、やはりナポリから乗ってきていたおばさんが降りて、
入れ違えに3人組と同じ年頃の女の子が乗り込んできました。
聞けばラヴェンナの大学生。
たたずまいが違う…。
ナポリ人3人ジャージだし…。

それにしても電車内が必ずこういうコミニュケーションの場になるのが、
イタリアのいいところだと思います。
『きのね』は落ち着いて読めなかったけどね。
それから、コンパートメント内の誰かが降りる時には
唯一の男の子、必ず荷物の上げ下げを手伝ってくれていました。
これも日本では有り得ない、イタリアの良い点です。
当たり前のように「手伝ってくれる?」「いいよ」の会話ができるって
素敵です。

フィデンツァでローカル線に乗り換えて、
SALSOMAGGIORE1
10分弱でサルソマッジョーレ・テルメ駅に着きます。
去年一度来ているので、もう慣れたものです。
駅からホテルまでは歩いて15分くらい。
途中で雨が降ってきました。

泊まる所は去年もお世話になったグラン・ホテル・レジーナ
スタッフも、もはやみんな知り合いです。
わたしの予約は名字ではなく「マミ」で入っていました…。
すごい扱い…。

建物は貴族の邸宅を改装していて、内装がとても素敵です。
お部屋は5階で、バルコニーと浴槽付き!やった!
SALSOMAGGIORE2

お腹が空いたのでホテル内のレストランに行きます。
厨房にお邪魔。
シェフとアシスタント・シェフのエトラとは
去年お友達になりました。
他の日本の団体も入っていてお忙しいところでしたので、
おしゃべりもそこそこに、わたしは席に着きました。

何も言わずとも出てくる
パルマ産の生ハム(ここはパルマに近いのです)~。
SALSOMAGGIORE3
「肉が食べたい!」と言ったら
わたしの理想のミディアムに焼いてくれた牛フィレ。
SALSOMAGGIORE4
おいしいです!
ホテルのレストランでのこんな一人ディナーは贅沢だけど、
自分へのご褒美と言い訳をして味わってしまいました。
幸せだ~。

SASA姐さんから、ミラノのリナーテ空港を
バスで出発したとの電話が入りました。
これからロビーに下りて11名様お出迎えです!


最終更新日  2012年04月16日 09時48分34秒
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