オージーワイン会も何と23回目です。奇数月の最後の土曜日に定期的に開いています。
オージーの現地調達ワイン6本とフランスワインを2本飲むと言うルールで続いています。

今回はペンフォールドのBIN389の垂直飲みです。
1993・1995・1996・1998・1999・2002と6本揃いました。
ペンフォールドはオーストラリアでも最大で最高のワインを作る蔵です。
オージーワインの最高峰グランジを生み出します。グランジは5大シャトーと並ぶワインでロンドンのオークションでも高額で落札されます。良い年のグランジは100年でも持ちそうな巨大なワインです。
そのグランジの子分とでも言いますか、ベビー・グランジとかプアマンズ・グランジとか呼ばれているのが、このBIN389です。グランジに使われた古い樽も使われて、グランジではねた葡萄を使っています。セパージュはカベルネとシラーズのブレンドです。
オージーワインではまだ古酒マーケットが無いので、フランスの様に古いヴィンテージが簡単には手に入りません。このワインは現地のワインラヴァーが集めた物を空輸で取り寄せました。
この389に対抗して2つのフランスワインを選びました。今回はカベルネとシラーズのブレンドと言うフランスワインには無い組み合わせのワインなので、セパージュにこだわらず389と似た感じのイメージのワインを選んでみました。それがサンテミリオンのシャトー・ゴムリーの2002年です。もう一本はカベルネと言う事でラスカースの02を選びました。
スターターはゴージャスにもジアコンダのシャルドネ2002です。
お食事は斎藤シェフのフランス料理です。

先ずは突き出しに「的矢の佐藤さんの牡蠣」です。軽く卵が刺していますが、味が乗って太って旨いですね。これから3月が一番美味しい時期です。

2皿目「たら汁風ブイヤベース」です。
旬の鱈の内臓・頭・骨・肝から取った出汁と白子・身・肝を加えて作ったブイヤベースです。ハマグリが入っていっそうコクが出ています。お芋は「インカのあかね」です。
実に旨いです。これでお腹一杯になりそうですね。
これはブイヤベースには無くてはならない、アイオリソースとクルトンです。本場マルセイユでは必ず出て来ます。
ブイヤベースのスープにカリカリのパンを入れて食べます。
アイオリソースは自家製のマヨネーズに生ニンニクと唐辛子を加えた物です。
これをスープに溶かしながら食べるのが正式です。入れるとコクが出て実に旨いのです。
最近のフランス料理は薬味を使った料理をあまり出しませんが、伝統的なフランス料理には様々な薬味があります。日本人がざるそばに葱とワサビを入れないと我慢できない様に、ブイヤベースにアイオリソースとクルトンが無いとフランス人にとっては変なのです。

3皿目は「生雲丹と青海苔のリングイネ」
アオサと雲丹が絶妙です。これが結構量があってお腹一杯になりそうです。雲丹はパスタの茹で汁で煮詰めて絡めてあります。雲丹の脂と粘度で出来たパスタです。濃厚でBIN389と良く合いました。

秋田産野兎の煮込み・パイ包み焼き サラダ添え
野兎の赤ワイン煮が入ったパイ包み焼きです。ソースは白小玉葱のピューレです。流石にお腹一杯で私はパイ皮を残してしまいました。

食後のデザートのフロマージュです。
ご馳走様でした。
そして最後に熊本の方がいて、国産ワインの話になったので、キスキッカの熊本ワインのカベルネを飲みました。
11人でワイン10本と美味しいフランス料理をお腹一杯食べて幸せなひと時でした。