Peaceful Love from Germany

[★旅★] カテゴリの記事

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• 美術館巡り＆運河クルーズ Iin アムステルダム

  アムステルダムへのショートトリップへ行ってきました。なんだかこの所、旅行記ばかりの更新が続いていますね・・・ま、いっか。引き続き懲りずに旅行記アルバムをご覧下さる方は、こちらへどうぞ♪↓↓美術館巡り＆運河クルーズ Iin アムステルダム

  2008.02.15

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  一時帰国～死ぬまでに訪れたい1000の・・・～

  数名の方には既にお伝えしてあるのですが、12月の半ばから1月初旬まで　一時帰国します。といっても、その内の殆どはタイで過ごす事にしています。タイ旅行、ビーチでのんびり過ごすのも楽しみだしお正月を日本で迎えられるのは、何より嬉しい☆予定の合いそうな方、お久しぶりにお会いできたら光栄です。メール下さい♪トップの画像は、いつだったかジュリアーノのご両親にプレゼントされた本。ニューヨークタイムズにてベストセラーに輝いた、『　死ぬまでに訪れたい１０００の場所・ドイツ語バージョン　』どこかへ足を伸ばす時は、必ず目を通します。これをパラパラめくりつつここ行った、ここも！　今度はここに行こう！と、チェックしてゆくのが楽しい。『地球の歩き方』みたいに詳しく詳しく載っているわけではないし、１０００の場所を達成できるかどうかなんてわからないけど、それこそ世界、地球がギュッとここに詰まっていて、想像が膨らんでゆく感じ。行き先は決まっていないけれど、週末にどこか行きたいななんていう場合にも結構便利な本なのです♪

  2007.10.30

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  ミラノでショッピング☆

  ミラノへショッピングに行ってまいりました♪といっても、またまたジュリアーノは出張ロミはひとり時間を満喫のパターン。今回はジュリアーノも早めに合流できたため、ひとり時間はいつもより少なめだったけど。ミラノは交通も簡単な上、徒歩でも大体の場所を歩き回れる大きさ。それ程多くはない観光名所を楽しみ終えたらここはやっぱりファッションの街、ミラノ！必然的に、お買い物となる訳よ。（笑）と言っても、日本にいた頃某イタリアンブランドの会社に勤めていた為ブランドの良し悪しを思う存分体験してきた私。いまさらブランド品をワッサワッサと買いあさる趣味は皆無。存在感のあるボリュームアクセサリーやドイツではサイズの見つけにくい靴、プッチ系のワンピース、ジュリアーノの靴やらシャツやらを手に入れて大満足☆ワンピはとっても気に入ったので、全く同じものを２着購入（笑）。それにしても、訪ねる度にどんどん好きになるこの国。比にならない高さのお洒落度女性達の格好良さ男性達が放ってくる、全身を舐めるような流し目に耳心地の良い言葉。まさに、アドレナリンの分泌がすこぶる活発になるお国！今の所、将来住みたい国のナンバーワンです♪さて、昨日の夜遅くにドイツに戻ってきた私達本日私がネイルのお直しへサロンに行っている間、ジュリアーノは再びちゃっちゃとスーツケースに荷物詰め。そして先程中国へと旅発って行きました。また出張～！私はこれから一週間、ひとりの時間を過ごします☆☆☆＊数少ない写真ですが、一応旅行記にもＵＰしました。

  2007.04.14

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  半分デート・半分ひとり旅 ｉｎ Ｐａｒｉｓ

  パリへ行ってきました。例の如く、ジュリアーノの出張について。ですので私は朝出てから夜まで一人の日あり午後過ぎには合流できる日ありと、パリにて半分デート、半分ひとり旅一人の私は、兎に角　歩く歩く歩く・・・インテリアのインスピレーションを求め、ロココ調のミュージアム巡り（トップの写真）カルトナージュのお店巡りテキスタイルのショウルーム巡り。ホテルがルーブル美術館のすぐ裏だったため、歩き疲れたらバゲットを買ってルーブルの公園でかじり、一休み。それでも回復不可な程に疲れていたらそのままお部屋へ戻ってバブルバス。2人の時間が取れたときは、お散歩＆カフェ＆お食事という超普通な時間（笑）。そ～んな感じで、昨日の夜中にドイツへ戻り、今日は色のワークショップ水曜レッスンの最終日。色で歴史を紐解いて、ご自分を再発見して頂く『カラーヒストリー』を致しました～！ずっと間の空いてしまっているお仕事ブログもまたすぐに書きますのでお楽しみに!☆

  2007.03.28

• ピラミッドとビーチリゾート

  前回は『体調に変化が！』というひっぱり調の終わり方でしたが、その後、現在の体調に変化が・・・・・!!ハイ、思いっきり風邪ひいてます。でも、旅行記を早く書き終わりたいので、書いてます（笑）。ということで、たっぷり満喫しているエジプト旅行だったのですが丁度半ばに差し掛かった頃、ジュリアーノが腹痛を訴えはじめました！なんか、すっごく具合悪そう・・・・そして、おでこを触ると熱～いっ!!!!!にも係わらず、本人は「寒い、寒い」と震えているのです。腹痛、発熱、寒気・・・・・そしてその後、私まで体が重く、だる～い感じに！！！！２人して、クタ～ッとした状態！！！どうして良いかわからずに、ドイツの彼の両親に電話をかけていわゆる「家庭の医学」のようなものを見てもらう私達。そこへ、たまたま列車の中で知り合った家族がアメリカ人医者一家だと判明。私達の状態を見て、彼らは持っていた薬を分けてくれました。そんなこんなでフラフラ状態になりながらもカイロに着き、ホテルのレセプションそれを伝え、少し早めのチェックインをお願いすると・・・なんと、スイートルームに通してくれました♪災難中のラッキー☆広いお部屋でたっぷり熟睡、ゆっくりと休養の甲斐あって、どうにか少しずつ復帰！！そして念願のピラミッドへも無事に行け、その後は再び南へ戻ってハルガダのビーチリゾートを楽しんできました☆エジプト旅行記、これにておしまい。カイロの写真、ハルガダの写真はこちらから～！！CIAO！

  2007.01.19

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  ナイル川クルーズと、ヌビアン村での喜び☆

  前回のルクソール初日を過ぎて、すこしエジプトに慣れて来た私達。ルクソールの観光をある程度楽しんだら、あとはホテルでのんびり。温かい温度に保たれているプールで長い間泳いだりプールサイドでの大好きなベリーダンスのレッスンを受けたりスクワッシュやテニス等で身体を動かした後は、ジャグジーへ駆け込んで一休み。部屋へ戻ると、お楽しみは毎日違うベッドメイキング。例えばこの日は、薔薇の散りばめられたハートをコブラが狙っているもの。ハートはタオルで、コブラはブランケットで作られていました。 毎回置いてあるチョコレートも美味しくて、ハッピーな気分に浸ったままルクソールを出てナイル河クルーズへ出発。船のデッキでの日光浴、読書と居眠り、ゆったりと川岸の景色を楽しんでいるうちに神殿や遺跡に着きます。夜は毎晩パーティがあり、部屋に戻って朝起きればまた、違う景色。思う存分クルーズを楽しんで、船が到着したナイル川下流の街、アスワン。その街から船で行ったヌビアン村で・・・・・お食事を出してくださったヌビアンの女性、私の持っていたバッグを見て、聞きます。「素敵なバッグね！どこで買ったの？」エジプトで買ったのであれば、自分も欲しいと思ったのでしょう。その、パーティバッグ程の小ぶりなバッグは、エジプトに来る前にドイツで買って来たもの。それを伝えると彼女は少し残念そう。ドイツまで買いにはいけないもの・・・私は、先ほどこの村で購入したビーチサンダルを指しながら彼女に問いかけました。「ビニル袋か何かある？これを入れたいのだけれど。」彼女が持ってきてくれた、透明黄色のビニル袋。私はそれにビーチサンダルを入れると、持っていたバッグを開けて更に中身をビニル袋に移します。そして、空になったバッグを彼女に差出しました。「これは今からあなたのものよ。」彼女の動きが一瞬止まります。そして目が大きくキラキラと輝いた後、再びためらう表情をみせました。本当に頂いてしまっていいのかしら・・・とでも考えているかのよう。私がニッコリ笑って頷くと、もう、嬉しくてたまらない！！！と言わんばかりに私に飛びついて来てギューッと強くハグをし、繰り返し頬にキスをしてくれました。そして大切にバッグを受け取ると、手作りのビーズのネックレスを丁寧に私の首に通してくれてた彼女。そんなにまで彼女が喜んでくれた事が、私にとっても嬉しくて嬉しくてこのエジプト旅行を更にハッピーにしてくれた思い出となりました。が！！！！この後、私達の体調に変化が!!!続く（笑）。夕日が格別に美しいナイル河クルーズと、その間の遺跡・神殿の写真、こちらからご覧下さい。彼女の写真も含め、アスワンとヌビアンの写真はこちら。

  2007.01.16

• エジプトで『冷や汗の瞬間』

  ふぅ。ロンドンからも無事戻ってまいりまして、ようやくＷｉｅｓｂａｄｅｎに腰を落ち着けた所です。ロンドンからの帰り、同席したイタリアン紳士と話し込み彼のお仕事テキスタイルデザインの事からワインやバルサミコの話で盛り上がり、授業料をはらいたくなる程色々教えてもらっていると最後になんと、彼もクリスマスから年越しをエジプトで過ごしたと判明。しかも同じルート！　で、驚いていたわけですが・・・・・さて、そのエジプト旅行記の続きと参りましょう♪初日の夜の事。ホテルまでとお願いしたタクシーが、なんだか違う方向へ！？？？？？と思うも否も、目の前には「マーケット」と呼ばれるお土産屋さんが！「マーケットに寄りたいかなと思って。」え、ホテルに帰りたいんですけど・・・・・が、タクシーのドアは何者かによって開けられ、手を差し伸べられ、礼儀正しき丁寧な態度であれよあれよと店の中へ連れ込まれてしまった。「ようこそルクソールへ！！どうぞどうぞ、好きなだけ商品をご覧になって行って下さい！」大きな声で現れた、丸顔で体格のいい男性。「選んだ品をテーブルの上に載せ、後で値段を話し合いましょう。」と言う。買うつもりも無ければマーケットに来る予定さえなかったはずが、なんて事に！？タクシーの運転手に目をやると、目線をそらして窓から外を眺める彼！「仕方ない、Ｒｏｍｉ，何か選びなよ。」ジュリアーノに言われて商品を見始めるが、それは初日の夜。おおよその値段も想像がつかず、他のお店と比べる事も不可。適当に小さなツタンカーメンの置物をさして値段を訊ねるも、「後でテーブルで話し合いましょうと言ったでしょ。」と言って、テーブルの上へ商品がポンと置かれる始末！「それに決めたわけではないの。そんな風にされたら選べるものも選べなくなっちゃうわよ。しかも、特に今日買いたい訳ではなかったのに買わなければいけないとするならば、無駄にならないように気に入った物を選びたいわ！」強気で生意気な私に、少し下手に出る彼。「買わなければいけないなんて！」しかしやはり、「後で話し合おうと言っているのです。どうぞ気に入った物を見つけて下さい。」と。もう、取り合えずお店から出たいこともあってひとつに決める私。「１つだけですか！！？？」と言いながら、何か大事でも決めるかのように両手をさすりながらテーブルに着く彼。「まあまあ、お茶でもどうぞ。」エジプト茶が出てくる。そして、私の方を見ながら、とんでもない値段を口走る彼。「なんだかとてつもない値段の様だけど、これが、話し合い＆交渉の始まりのようね。これからは、主人の役目なのでどうぞ彼と話し合って下さい。」ジュリアーノの方に身体をむきなおした彼は、電卓を叩きながらエジプトポンドで値段を提示する。そして、素材が高価なものであるとか細かい作業がなされているとかの説明を加えてきた。納得いかぬ。しかし、交渉好きで、それに関してはプロでもあるジュリアーノ、椅子にふてぶて深々と身を任せながら余裕の表情で値段を斬って行く。するとその男性は、突然お金の単位をアメリカドルやイギリスポンドに変えて提示し始めたのだ！しかも、いかにも「沢山値下げしてあげてますよ。」風に！ジュリアーノの頭の中のコンピュータが動く。その日のレートと換算しているようだ。「おっしゃっている事が、ちぐはぐです。」具体的な数字を言いながら確認のために計算機を借りてそれを示す。すると、私たちを混乱させるためにお金の単位を変えてきた彼、自分自身が混乱してしまったようで（笑）少し憤慨しながら再びエジプトポンドに戻す。この状況、もう受け入れなければと思いながらもやはりその値段に納得がいかず、ジュリアーノがこう切り出した。「素材が高価なものである事、細かい作業が施されている事はわかりました。では、その細かな作業をしているであろう職人さんたちは、どの位のお金ももらっているのですか?僕はその人達の為にお金を払いたいと思います。」すると、一瞬で変わってしまったお店の男性の顔!!「放っておけ！職人がいくら貰っているかなど、あなたには関係の無い話だ！」同時に、背後から大柄の男性が登場！！用心棒!!!????囲まれちゃってる??　私達!!？？ジュリーアーノ、フレンドリーに事を運びなおそうと再びお行儀よく振舞い、「もう決めようよ。」という態度で金額を言う。男性の希望する、それを上まる金額との間をとって、どうにか決定に至る。お札を数えながらお支払いをしているとそこへ絶妙のタイミングで出てきたお茶のお変わり。「まあまあ、もう少しゆっくりとしていって下さい。」もう、帰らせてぇ～。（笑）。丁寧にお断りをし、お店の出口へ向うと後ろから声がする。「上の階は、パピルスのお店ですのでどうぞ見て言って下さい～！」懲りない人････思わず笑いながら階段の側まで来ると、そこには先程のタクシーの運転手が、私たちを待っていた。「あなたたちは本当にラッキーですね！良かった良かった、良い買い物が出来て。」絶句、そして大爆笑（笑）!!!その次の日には、同じ品物が3分の1程の値段で売られているのを目にした事は、言うまでもない（笑）。エジプトの写真、先日のものに更に付け加えました。どうぞお楽しみ下さいね☆旅行記、まだまだ続きます。引き続きお楽しみに～！

  2007.01.12

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  エジプトから戻って参りました～！

  ドイツから4時間の飛行、窓の下に砂漠が見え始めると、エジプトの地はもう遠くはなかった。ルクソールの小さな空港に着陸して周りを見回すと、そこはまるで別世界。灼熱の太陽、強い日差しに慌てて日焼け止めを塗りなおしながら、真冬の時期だよね？とお互い顔を見合わせるジュリアーノと私。エジプト冒険旅行の始まりだった。**************************遅ればせながら、あけましておめでとうございます！久しぶりのブログ更新、ようやく先週末前にドイツに戻って参りました～。エジプトでのカルチャーショック。そして、様々な初めての体験・・・現地の人々、子供たちは陽気で人懐っこく、「Hallo!!」「How are you？」 「What's your name？」「Where are you from？」と、皆が皆、決まった英語で話しかけてきます。見学旅行で遺跡を訪れていた子供たち。カメラを見つけると、すごい勢いで走り寄って来ました！！「ホラホラ、寄り道しないのよ～。」先生と思われる女性が、子供たちを連れ戻しに来ますが、この後もチョロチョロと何人かずつ抜け出していました・笑決まりきったジョークと言えば「アラスカへようこそ！！」笑各地で皆が、同じジョークを飛ばすのも特徴的でした。笑また、「バクシーシ！バクシーシ！」と言ってお恵みのお金を貰いに、手をぐんと伸ばしながら近づいてくる多くの人々。彼らに全てお金をあげていたらきりがありません。それでも道を一歩歩けば「バクシーシ!バクシーシ！」。初日は対応の仕方に戸惑って、毎回お金をあげていた上、タクシーの運転手に連れて行かれたお土産屋さんで、冷や汗の瞬間も訪れ・・・・・さて、その『冷や汗の瞬間』も含め、興奮と感動のエジプト記の続きはこれから少しずつ更新してゆきます。が、明日はまたロンドンへ飛んでしまう予定ですので、帰ってきてから改めて書いてゆきま～す。それまでは、少しＵＰした旅行記の写真（クリック）をどうぞお楽しみ下さい☆それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします♪♪♪

  2007.01.08

• またまた

  気がつけば、2時間半もバブルバスに浸かっていました・笑泡々の中で本世読んだり、マッサージやパックをしたり、うとうとしたりしているうちにそんなに経っていたとは・・でもおかげでさっぱりと疲れがとれました～♪というのも、朝起きても昨日の疲れがとれていなかったのです。昨日またまたロンドンへ行ってきました。それも、日帰り。早朝の飛行機で飛び、帰ってきたのは既に夜中。先週はセキュリティーチェックで大変な思いをしたので、今回は殆ど荷物を持たず、お化粧品もお粉とアイブロウペンシルのみをポケットにそっといれただけ。先日と同じブーツを履いていたのにもかかわらず今回はピーともならずに思い切りスムーズに通過する事が出来ました。それでも飛行機が遅れて長い間待ったりと日帰りの飛行に2人ともだいぶお疲れで、飛行機の中では殆ど会話なし・笑空港から家までの車の中では　疲れのピークが超えてハイになり、2人で思い切り歌っていましたが（笑）家に着くとバタンキュー。ロンドンでは再び友達たちとランチして、お茶して、お宅にもお邪魔しながら楽しい時を過ごしました。15年来の友達、しかも夜遊び友達（笑）の妊婦姿を見るのは本当に嬉しいものでした♪さて、今日の夜はジュリアーノの会社関係のイベントへ。疲れもとれたところで準備にとりかかりま～す♪

  2006.10.27

• ロンドンとセキュリティーチェック

  この所、旅の話ばかりですが懲りずに今日もまた・・・・ロンドンに行ってきましたロンドン在住の長年の友達達と楽しくお食事＆お買い物などをした他は私は例のごとく、ひとつの美術館に入り浸り。それは、V＆A美術館（ビクトリア＆アルバート美術館）私のV＆A好きはちょっと異常なほどで私の中では　ロンドン＝V＆Aという方式が頭の中に確立されている（笑）。着くやいなや、その足ですぐにV＆Aに向かいそのまま何時間も、そこで過ごす。丸一日いても、次の日も行く。それでも又、ワクワクしながらその次の日も・・・・飽きる事が、ない。自分でテキスタイルや紋章をデザインできたり建築やインテリアの様式を学びながらPCでのクイズに答えたり、もっと深く知りたければ小さな図書室で永遠に調べものが出来る。探究心が、つくづく刺激され、満たされる場所。V＆Aについて語ると止まらなくなるのでこの辺でおしまい（笑）。↑興味のあるものにはどっぷりつかり、ないものにはおかまいなしと言う私の性格が思い切り浮き立たされるわ。帰り、ジュリアーノはそのままパリへ飛ばなければならなかったので、私は一人でWiesbadenへ。飛行機での旅は久しぶりだったのだけれど、セキュリティーがどんどん厳しくなるのには正直ビックリ。（ドイツから出るときは全然ユルユルだったのに！）「靴を脱がされてチェックされた。」と驚いていたのはいつの事やら・・・そんなものは、甘い甘い！！液体状のものの持ち込みは不可とは知っていたけれど、クリーム状、ジェル状のもものも全て没収されるとは・・・・今回私は機内持ち込みバッグだけで飛んだため、当然中には化粧品関係も入っていた訳で・・・・日焼け止めクリームは勿論の事、リキッドファンデーションマスカラリップグロスクリームアイシャドウ固形アイライナー（ボビィブラウンの、固形と言うか練り状のもの）ハンドクリームアイジェル等等そして、帰り際にお土産として買ったフォートナム＆メンソンのマーマレード全て、その場で捨てられました！「that is　SO mean・・・！」（ヒドイよ～。意地悪～。）と言うと、「I know it is mean,but i have to.」（そうなんだけど、こうしなきゃならないのよ）と。そうだよね、お仕事だもの・・・そして、刃物なんてもう古い、テロリストは、液体状のものから爆破をするのだもの・・・そしてこのように一つ一つのバッグの中身を開けてはチェックしていたためにゲートへの入り口、待ち時間は永遠!!!!（私の持ち物も時間がかかってしまったため、私の後ろの人に並んでいた方々、ごめんなさい）例え荷物が小さくても、少なくても、今後は預ける用のバッグで行こう。フライトは一時間という楽々な旅なのに、それ以外の事でちょっと疲れてしまって機内では熟睡。ああ、世の中平和な頃のフライトが懐かしいわ・・・

  2006.10.19

• ワイン＆グルメ巡り＠トスカーナドライブ旅行★

  アルプス山脈を越えてイタリアに入り、トスカーナをドライブした旅。山あり谷あり、そしてクネクネと曲がる道に、私は車酔いでダウン！！助手席のシートを目一杯リクライニングさせて天井の窓から空を眺めつつ、クラクラする頭を落ち着かせる・・・・しばらくして「もうトスカーナに入ったよ～。」というジュリアーノの一言に身体を起こして景色を見ると、気絶！！！しそうな程に素晴らしい景色が広がっていた。車酔いの頭クラクラがおさまったと思ったら、今度はその絶景に大興奮し、頭に血が昇って再びクラクラクラ～ッ（笑）。その、息を呑むようなトスカーナの風景、そして、もう止められない美味しさ！のお料理とワイン。どうぞこちらの写真から、お楽しみくださいませ☆

  2006.10.05

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  バカンス☆inトスカーナ

  ジュリアーノがアマゾンで購入しているらしく、ガイドブックが次々と送られてきました。しかもまだ他にも送られてくる予定だとか・・・・今週の終わりから、トスカーナへバカンスの予定。ドイツ語の情報だけでもたっぷりなのですが、私はやっぱりインターネットで日本語の情報もチェック！おそらくグルメ＆ワイン巡りのドライブ旅行になると思うので、トスカーナのワインについて、ネットでたっぷりと勉強しています。詳しく書いてくださっているサイトもいくつかあって、感謝☆

  2006.09.26

• プラハでお誕生日☆

  先日の日記に描きました通り、週末はジュリアーノの誕生日。チェコはプラハでその日を迎えてまいりました♪プラハは、言ったことのある誰に聞いても『素晴らしい』と評判だった街。そしてその期待を裏切ることなく本当に美しく、ため息が出てしまう程の優雅な建築物たちに魅せられて、感動の連続な週末でした。ヨーロッパの歴史を紐とくと、チェコも他の幾つかの国と並んでもとはドイツだった場所。それを思わせる様々な要素や、ドイツ語が話せる多くの人との会話を楽しみながら中世からの時代の流れを街中に見る事が出来ました。美しいアールヌーボーたちが世界中の人々をここに引き寄せるのでしょう。その観光客の数と言えば並ではなく、殆どの人たちが地図を片手に上を見ながら歩いているといった感じ。『上を見ながら』というのは、建築物を見上げてと言う事。例に漏れず、首が痛くなるほど上を見ながら歩いた私（笑）、旅行記にも『上を向いてプラハを歩こう★』というタイトルをつけました。プラハの写真いっぱい旅行記、どうぞご覧下さいね。さて、肝心のジュリアーノの誕生日のお祝いですが、ワイン大好きの彼の希望で、一日目はワインバーに決定。10種類のチェコワインを、チーズプレートと主に嗜んだ後、カクテルバーに移って数杯のカクテルを頂きました。丁度12時（0時）が過ぎた頃、ドイツからジュリアーノの携帯にお祝いのコールが何本か。ホテルに戻ってプレゼントを開ける頃には2人ともほろ酔いいい気分（笑）。手描きのプレゼント、彼は少し驚いたように「すっごく似てる～！！」と言って喜び、すぐにホテルのサイドテーブルに飾ってくれました（笑）。0時から始まった彼の誕生日は次の日も勿論丸一日続き、彼のご希望で5つ星ホテルのレストランでのコースをとる事に。チェコの物価は安いため、こんなに美味しくて上品かつ豪華なお食事にも係わらず、お値段はいたってかわいいもの。満喫させていただきました☆今回実は初体験だったのが、寝台車での旅。プラハ⇔フランクフルトを寝台車で移動したのですが、近代的なフランクフルト中央駅で、ひとつ浮いてる古いチェコの列車に乗り込み、古ぼけた車内もなんだか時代錯誤な感じで、かえって趣があります。寝台車はプライベートで二段ベットになっており、その小さなお部屋には流し台や鏡もついています。このレトロな小さな寝台車のお部屋から夜空を眺め、ちりばめられた星と、目の前を過ぎ行く民家の様子を眺めながらその初めての体験に興奮した私（笑）。温故知新。古きを知って新しきを知る。それを肌で感じた夜となりました。プラハは本当に素敵な街です！機会があれば、是非訪れられて下さいね～☆☆☆

  2006.09.19

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  シャンパーニュ地方でシャンパンテイスティング

  先日からの続きです。パリ、ジュイとたっぷり満喫してきた帰り道。シャンパーニュ地方で突然高速を下りたジュリアーノ。目的は勿論シャンパン!!下りて目の前に広がってきたのは、一面テラコッタ色の街並み！レンガ造りの家々と花たちが完璧に解け合う可愛らしい風景に、うっとりと見とれてしまう。パリともジュイとも違う、温かく歓迎されるような雰囲気。しかし隣で運転しているジュリアーノは、なんだか緊張気味な様子。「どうしたの？？」「実は、ガソリンが殆ど空っぽなんだ・・・」普通ならここで、「大丈夫！そう簡単に空っぽにはならないわよ。ガソリンスタンドもその辺りにあるわよ」と思うでしょう。が、私にはなんと前科あり！！実際にガソリンが空っぽになって、車が止まってしまった経験があるのです！！それも、カリフォルニアにて、真夜中のハイウェイ101の上！！この話＋幾つかの笑える馬鹿ネタエピソードをご覧になりたい方は、ここで読んでね☆街並みを楽しむのは中断し、はらはらしながら必死でガソリンスダンドを探し始める。見つけた!　と思って良く見ると、そこは単なる洗車場。その場にいた女性に聞いても「OH....non,non,Je ne sais pa.」な答えと、更に「この辺にはないわよ。」（ジュリアーノ訳）という駄目押し。高速まで戻った方が早いものかと迷いながらもゆっくりと車を走らせながら歩いている人に聞いてみる。するとどうやら小さなものがあるらしい。・・・見つけたのは、本当に小さな、道路の脇にひょこっとあるタンク。それでもほっと胸をなでおろし、車から降りると・・・・「French creditcard only」というサインが！！！フランスのクレジットカードのみって、そんな～！（泣）。希望は捨てず、また進む。（笑）お庭のお手入れをしていた女性に話しかけてガソリンスダンドを探していることを伝えると、彼女はわざわざ出てきてくれて、ジャスチャーたっぷりでその場所を教えてくれた。ようやくようやくようやく発見～！個人経営の、小さなガソリン給油所。さあこれで、安心してワイナリーを周れるわ♪と、日曜なためにしまっている所も多く、最後に見つけた小さなワイナリー。他の人もいないとあって、色～んな事を教えてくれたオーナーの男性。収穫は、今の時代は機械でするのが普通らしいのだけれど、シャンパーニュ地方は機械を使うことが許されていないとか。ではご自分で収穫を？「ドイツには、ポーランドなどの東欧から人々が出稼ぎに来て、収穫作業をするのだけれどここではどうなの？」というジュリアーノの疑問質問。「ここでは、キャンピングカーに乗って生活している人たちが、お金を稼ぎに収穫作業をしに来るんだよ。」ジプシーだわ！（定住まいが無く、旅をして暮らしている人々）あとは、値段の仕組みや様々な葡萄のお話やある国の人たちは、テイスティングのみをして一銭も払わないのでその国のカーナンバーには注意！というお話（笑）、彼の個人的な旅行や他の国でのワイナリーでのお仕事話。（ドイツでも働いていたとか）楽しく過ごすも、もうそろそろおいとましないとなりません。私たちに数本と、お土産用に1本頂いてその場を去り、その1本を持って、国境辺りに住むジュリアーノのご両親を突然訪問。遅いお夕飯を一緒に頂き、後はひたすら帰ってまいりました。シャンパーニュ地方では雨が降り始めてしまったことと、デジカメのバッテリーがなくなってしまったために写真が殆どありません。（涙）また次回の機会に沢山撮って来ます♪ん？何の鼻？？そのワイナリーで飼われている犬。私たちが中でシャンパンを飲んでいる間中、ドアの下の穴から鼻を突っ込んでクンクンしたり、ドアをガリガリ、ガンガン音を立てて仲間に入れて欲しそうでした。ゴールドとピンクが混ざったような綺麗な色のロゼシャンパン。Ｙｕｍｍｙ！

  2006.08.04

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  テキスタイル*Toile de jouyを求めて～Jouy-en-Josasへ☆

  昨日からの続きです。ホテルでの朝ごはん。周りから聞こえてくる会話。右からも、左からも、ドイツ語～!!ドイツ人は本当にどこにでもいる。　ヘルシンキ要塞の小さな島で、殆ど環境客がいない時期だったにも関らず出会ったのはドイツ人。そしてここパリでもまた、ドイツ人。世界の中で、ドイツ人と日本人が一番旅行好きなのではないだろうかと勝手に推測している私。そういう私たち夫婦は、ドイツ人＋日本人。　あぁ、私たちこそが、典型的・・・・そんな話はおいて置き、この日は念願のToile de jouyミュージアムを訪ねる日。Jouy-en-Josasへと車を走らせ、約一時間が過ぎた頃、夢にまで見たこの地が現れてきた。日曜日だったため残念な事にツアリストインフォメーションセンターも、数少ない周りのお店も閉まっていたのだがミュージアムは開いている☆ウキウキしながら扉を開けて、人気の無いミュージアムへと足を踏み入れた私たち。100％、Toile de jouyの世界。今まで目にした事の無い色や柄の組み合わせが、期待通りここにはあった。数え切れない程のテキスタイルに完璧に目も心も奪われた私は、ジュリアーノと言う連れが居ることも忘れて自分の世界へ入り込む・笑彼も私の影響でToile de jouyが大好きだとは言え、私ほどは狂っていない。この小さなミュージアムに何時間も何時間もたたずんで、隅から隅まで全ての作品を穴が開くほど見ている私。その辺りの椅子に腰掛けて休んだり、お手洗いなどに行ったりして時間をつぶしているジュリアーノ・笑興味の無いものには無関心な私だが、興味のあるものに対する情熱が並ではないためこの凝り性な私を妻にした彼は器の大きい人だわ、とつくづく感謝する。ジュイプリントが出来るまでのビデオを見終わり、併設されているブティックでの買い物も終わるとまるで美味しい美味しいお料理をたっぷりと頂いた後のようにお腹も心も一杯になっていた。大満足な気分で車に乗り込み、いざ家路へ週末旅行の終わりのドライブが始まる。と、料金所にて、フランス語でそこに居た女性に何やら聞いているジュリアーノ。？？？？と、突然高速から降りてしまった。「シャンパーニュ地方に入ったから、ついでにワイン飲んで、お土産のワイン買って行こう!!」嬉しい♪丁度喉が渇いていたところ♪ところがこの後とんだハプニングが!!!この続き、シャンパーニュ地方のお話は、また明日のお楽しみ～☆Ｐ．Ｓ．この日の沢山の写真を旅行記に掲載しています。どうぞご覧になってね♪

  2006.08.02

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  パリの街で朝食を★

  暗い真夜中に、旅行バッグをトランクに詰め込み私たちは車を走らせた。「パリで朝ごはんを食べようよ。」ジュリアーノの提案で、早朝にパリに着く様　暗い中の出発に挑む。ナビに従い、フランス国境を渡った頃に睡魔がやってきた。仮眠をとるために、ガソリンスタンドのようなサービスエリアに車を止めて座席を完全にリクライニングする。見上げると、頭上に広がる真っ暗な空に無数の星が広がっていた。「あ！流れ星！見た、見た！？」横を見ると、ジュリアーノは既に深い眠りの中・・・・空がうっすらと明るくなった頃、私たちは目を覚まし引き続きドライブをする。シャンパーニュ地方を通り過ぎ、だんだんとパリへ近づいて行った。「セーヌ河だよ。」彼に言われてその大きな河に目をやると、その先の視界に飛び込んでくるマドレーヌ寺院。パリ。早朝のパリ。まだ人が少なくて、”人で賑わう観光地、パリ”とは違った表情のパリ。まずはシャンゼリゼ通りで朝ごはん。柔らかいグリーンと高貴な金色を基調としたロココスタイルが煌びやかなLADUREEにて、コーヒーで小さく乾杯をする私たち。ホテルのチェックインは2時。それまで街をゆっくりとお散歩し、だんだんと増えてくる人の数を　まるでスローモーションを見ているように観察をした。初めてパリへ来た時に思った事。「恋人と手をつないで歩きたい。」今横に居るのは恋人を通り越し、”夫”となったジュリアーノ。”恋人”という響きの方がロマンティックでエキサイティングな感じがするけれど、夫とこうしてハッピーに歩くのも、悪くない。仮眠のみの睡眠だったために2人とも少しふらふらとし始めた頃ようやくチェックインの時間。『Villa Eugenie』（ヴィラ　ウージェニー）落ち着いたワインレッドの外観。中のインテリアはLADUREEに続いてロココ調を思わせるもの。私の大好きなスタイル。眠気も飛んで、私はその空間に居ることを身体中で感じたかった。今回の旅の目的は、Toile-de-Jouy。（詳しくは先日の日記にて。）部屋の扉を開けると、私のToile-de-Jouy　欲求が　一気に満タンに満たされる。「ロミオが絶対喜ぶホテルを見つけたよ。」私の好みを知り尽くしているジュリアーノ。興奮して、頭の天辺まで血が昇りながら　幸せと感謝の気持ちを彼に投げつける。が、そこには既にブランケットに包まれて、Toile-de-Jouyみの虫のようになりながら眠り込んでいる彼が居た。私といえば、眠れない。眠れない。眠れない。壁紙ではなく、布が一面に施してある壁。絨毯、扉、殆ど見えないベットスカート、そしてライトのスイッチまでが同じ深さのワインレッドで統一されている空間。このようなゲストルームを作りたい！私は部屋の隅から隅まで目を配り、ディテールをチェックし、頭の中のファイルにオーガナイズしてゆく。興奮がおさまらないまま時が過ぎ、夕方になって再び街へ繰り出した。世界中の人々が集まる、そして世界中の人々を魅了するエッフェル塔。パリのシンボル。見上げれば、聳え立つエッフェル塔。辺りには、人、人、人。どこもかしこも人、人、人。その後夕飯を食べ、ホテルに一度戻ってから夜のドライブへ!!暗い夜空に浮かび上がる凱旋門。幻想的でロマンティック。しばらく走っていると、遠くに見えるエッフェル塔の光が点滅しているのに気がついた。絶句。美しすぎる・・・・キラキラと、まるで無数の宝石があらゆる角度から光を浴びて輝くように繊細でありながら圧倒されるほどの光を放ちエッフェル塔が瞬いていた。毎時間ジャストから10分までこの点滅はあるという。知らなかった私は初めてその光景を目にし、あまりの美しさに何も言えなくなってしまった。長い長い一日の終わり。ダイヤモンドのようなこの塔の輝きを網膜に焼き付けてベッドの中に深く身体を沈め込む。次の日には更に、Toile-de-Jouy天国へと続く旅を夢の中でも楽しみながら・・・・★夜のドライブの様子を含め、この日の写真はこちらのアルバムにてたっぷりとご覧下さいませ★★明日はこの週末旅行のメイン、Jouy-en-Josasを訪ねた様子をお届けします。Toile de jouyにご興味のある方は、必見ですよ～♪

  2006.08.01

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  癒されたい？・・・

  心がゆったりほっとして、自分の中の空間を再生できる場所、都会の中のオアシスへ行ってきました。*緑とお花に囲まれてゆったりと読書*ヒーリングガーデンとも呼びたいパーク、フランクフルト『パームガーデン』。*手前に見える、寄り添うよう2つのなお花。LOVE*この公園の、素晴らしい緑と花と癒される空間を写真でどうぞお楽しみ下さい。（クリック）綺麗な風景とともに、深呼吸してリラックスしてね☆

  2006.07.19

• 週末の旅、中世の町ローテンブルクへ。

  先週末は、中世の町として有名なローテンブルクへ行って参りました！いつもながら、突然決めての行動だったために前日の夜に列車のチケットを取り、『車窓から』を目指して列車に乗り込んだのですが美しい景色を眺めているうちにウトウトと眠り込んでしまった私たち。乗り換えるたびにどんどん田舎になってきて、人々がちが～うっ!!!これ、ギャグ？と、車内を見渡したてカメラ（ドッキリカメラ）を探し、爆笑する私たち。ローテンブルクでは、またまたジュリアーノが寒～いギャグを飛ばしてくれましたよ（汗）。キラキラと店内中が輝いているクリスマス村のレジにて。「どちらの国からいらっしゃいましたか？」と、税の関係で誰に向かっても聞く店員。（ジュリアーノはあまりドイツ人っぽくないために聞かれたとも言えるかも）ニコニコとしながら答えるジュリアーノ、「おとぎの国からです♪」店員さん、顔を真っ赤にしながら対応。「あはは。私はその国には行った事がありませんわ。」顔が真っ赤になるくらい恥ずかしいのは、私の方!!「え、あなたはおとぎの国で働いているじゃありませんか～！ハッハッハ！」おとぎの国のようなローテンブルク、そしてロマンティックなクリスマス村、そういいたい気持ちはわかるけど、言っちゃったらもう、オヤジみたいだよ！ジュリ！「いつまでもロマンティックカップルでいようね～♪」と嬉しそうに言う彼を横目にロマンティックと言うよりは、あなたといるとギャグが寒くて凍えそうだしやっぱり可笑しくて笑いジワが増えそうよ・・・と目じりを押さえる私。もうこうなったら、笑いジワでシワシワのおばあちゃまを目指すしかないわね。。写真はこちらから！

  2006.07.18

• ワールドカップ決勝地・ベルリンでの週末

  「俺がとてもお世話になっている人がドイツへ行くから、会って旅のお付き合い+通訳などをして欲しいんだ」という兄からの頼み。年の離れた上の兄、幼い頃から私のスーパースター的存在。高校、大学の頃から学生起業で次々と新しい事を手がけて来た彼、彼の周りにいる方々は皆、『凄い!』と言われる方ばかり。今回の方も、教授であり、様々な会社のコンサルタントや顧問をしている上になんと70冊以上もの本を出していらっしゃるという凄腕。スカイプで兄と長電話をし、その場インターネットでチケットを購入という速攻の流れで決まったベルリン行き。ベルリン。そこはワールドカップの決勝地心を躍らせながらジュリアーノとベルリンへ向かい、モナコからドイツへ入って来られたばかりの彼らをお迎えに上がった。とても気さくな彼らとベルリンを周り、笑いながら楽しく過ごすもこの週末ばかりは決勝の日とあって道路も閉鎖、観光箇所も入れなくなっていたりする。（ファンフェストなどのため）しかし、超VIPの決勝のチケットをお持ちの彼らの今回の目的はサッカー。観光は殆どなしでも全く問題なし。私たちはサッカーのチケットは手に入れられなかった為、応援したいイタリア側、イタリアンレストランへと足を運ぶ。実はこの日は私たちの結婚記念日。4月の入籍記念日ではなく、教会式とパーティをした日である。2人で「オメデトウ」「オメデトウ」と何度も言いながら乾杯をしつつもイタリアVSフランスの決勝戦に釘付け。15年のキャリアを経ての最後の試合としていたジダンの頭突き、退場に大ショックで言葉を失うが幸運なことに勝利を収めたイタリアに祝福！その後、街の騒ぎを客観して楽しんだ後、夜1時半の電車で家路へと向かう。すごい人の数。そして、なんだか張り詰めた空気と疲労感の漂うホーム。張り詰めた空気？？そう、イタリアの勝利には、沢山の人が喜んでいるわけではないからである。しかもギリギリでとったチケットで席の予約は不可だったため、座れるかどうかも不安だし・・・と思っていた矢先、フランス人同士が喧嘩をし始めた!!!ボクシングのような殴り合いで、顔から血が流れている!!!!待機していた沢山の警官がやってきてすぐに2人は離されたけれどもホームに到着した電車に我が先！！！と乗り込もうとする人の波でまたまた大騒動！「女性を先に乗せろよ！！！」と、近くに居た男性が叫んで、私の手をひっぱって中に押し込んでくれた。ジュリアーノ？？は、もっと先に入って、席を確保する役。私は荷物を預かって後からそこへたどり着く計画だったのだ。ほっとした顔で席を確保していたジュリアーノを見つけて眠り込もうとした瞬間、「そこは俺らが予約した席だ。悪いがどいてくれ。」イギリス人にどかされ、東京の満員電車のような状態で立っている人々に加わった。座り込む人々、椅子と椅子の狭い隙間に寝転び入って眠る人、ぎゅうぎゅうで立ちながら、文句を言い続けている人・・・・この状態で何時間も居るのは辛すぎる。その上、朝フランクフルトに着いて仕事へ行くジュリアーノ、このまま一睡もできないのだけは避けたい!!と、そこへ流石ドイツ鉄道！『15分後に、臨時線を走らせます。どこの駅で降りても次の電車が後から追いかけてきますので、席のない方はそちらへお移り下さい。』という、まさに天使の救いのようなアナウンス！すぐに次の駅で降り、追って来た電車は勿論空席だらけでガランガラン。心地良く足を伸ばして眠ることが出来、大変な遅延のために仕事ギリギリになりながらもその足でオフィスへ向かったジュリアーノ。私はそこからタクシーで家路へ。ベットに倒れこんで爆睡。ずっとはしゃぎ続けてきたワールドカップの終わりの日に似合う、ハチャメチャな思い出となりました。

  2006.07.11

• 週末は、リトルブラックドレスで**

  この日記にも何度も登場したことのある私の大大大好きな親戚MとI。彼らを訪ねて週末は北、ブレーメンへ行って参りました。丁度お昼頃に着いたので、M特製のイタリアンを作ってもらってお腹も満足。イタリア男Mは、月に一度はローマに帰りその度に食材もたっぷり持って来るものですからいつも新鮮なイタリアの味がここにはあるのです♪その後ワールドカップ　ドイツVSスウェーデン観戦。彼らのセレブ仲間の一人のお宅、プロジェクターによる巨大ホームシアターにて。いつも炎天下の下、ビール片手に大騒ぎしていた私たちですがこの大人な感じの観戦も新鮮で、居心地の良いものです。それでもやはり、ドイツの勝利に皆大騒ぎさてメールにて、『きちんとした装いを用意して来てね』　と言われ、今回は何かしらとワクワクしていた私たち。首から提げたドイツカラーの花輪をはずし、ドイツのチビＴも脱ぎ捨てて（笑）髪を高く夜会巻きにし、リトルブラックドレスに変身です。　着いた先は、落ち着いた雰囲気のレストラン＆ワインバー。まずはラウンジにて、食前酒としてカクテルを。銀のスプーンに一口分づつ載せられたフィンガーフード。ゲストの会話の邪魔にならないようにしながら一人一人に配って廻るウェイトレス。小さな白身魚の上に載せられたジンのジュレ、その苦味がマイルドなお魚の味にパンチを加えるように口の中に広がります。いくつかのフィンガーフードのサーブが終わると上のフロアーへと促されました。その空間には、長～いテーブルがデンと位置し、両側に30人弱のゲストたちが座ります。この晩餐会、オーストリアのワイナリーのオーナーと、アメリカ人のトップシェフによるコラボレーションで開かれたもの。1つのステップ（お料理）につき、ワインが3種類づつ注がれ、それらのワインの説明の後にそのステップを頂きます。私たちは、お気に入りのワインを確かめるため皆で点数をつけて遊びつつ、繊細なお料理に舌鼓を打ってゆきます。シェフはＮＹで修行をした後フランスに渡って腕を挙げ、更に和食の繊細さをミックスして独特の、奥深い味を完成。創作料理（和食）のように繊細さとダイナミックさが同居したその料理の中、所々使われている海苔に親近感を覚えながらひとつづつのステップ、各3種づつのワインをたっぷりと堪能致しました。この所、ビール、ビール、ビールのサッカー観戦が続いていたためこんな大人な夜を久しぶりに楽しんだ私とジュリアーノ。Ｉ，Ｍ、いつも素敵なサプライズをありがとう☆日本は残念ながら負けてしまったけれども、今週金曜日は再びドイツの試合です！このまま勝ち進んでくれる事を願って、またまた大騒ぎしてきますよ～☆

  2006.06.26

• 突然フィンランド

  ジュリアーノは、一日に何度も電話をかけてくる。ただ、声を聞くため、ラブラブ愛の表現をするため時には（いえ、結構多く）、動物の鳴きまねのみ。↑かなり頭おかしい2人。ちょっとした仕事の合間やミーティングへの移動中など、30秒程の短い電話である。「今月の終わり、フィンランドに行くよ。ロミオも一緒。インターネットで何がしたいか調べておいてね。じゃあ、急いでいるから、それだけ。　チャオ！！」え・・・って、こういう事、もう慣れてはいるのですが、あまりにも一方的で、受話器を持ったまま取り残される私・笑インターネットで調べるのは、首都ヘルシンキでの行動？それとも他にも行くのかな？まあ、ひと通り調べてみました。北欧デザイン人気は知ってはいたけど、フィンランドの魅力は初めて覗く。素敵・・・・***そして、北に行けばオーロラが見られたり、犬ソリやトナカイソリができる！ウキウキしながらフィンランド情報をインプットしているうちに、帰宅してきたジュリアーノ。「突然フィンランドでのミーティングに参加して来てって言われてさ。ま、いつもの事だけどね。前回のロンドン出張にもロミオを連れていったの、ボスが知ってるだろ？そしたら、『今回は一人でな。』って言うんだよー！！でも、そんなの絶対いやだから、即答したよ。『妻と一緒でなければ行かない!!!』ボス、ちょっとびっくりしてたけどね。ロミオのフライトは実費なんだから、文句は言わせないもん。」はぁ。一緒じゃなきゃ行かないも～んっ！って、キミは幼稚園生かいっ！！私の立場としてはとても嬉しいけれど、それはボスもびっくりするでしょう・（ボスとジュリアーノはとてもいい関係。私も仲良くさせて頂いています）「出張だってなんだって、どこに行くにもロミオを連れて行くよ！」ペット？片時も離せないぬいぐるみ？トランクの中にでも入れていって下さい・笑けれども友達のイギリス人女性なども、いつも旦那さんの出張についてゆくらしいし、普通なのかも。（ボスに断言はしないだろうけど）ということで、今月末はフィンランド☆オーロラを見られる可能性の最終時期でもあるらしいので、見られたらラッキーだわ。ハスキーにひっぱられて雪の中をすべるのもかなり楽しみ。これは週末、可能だったらの計画。週の途中は、私は一人で街と美術館探索である。なんたって彼はお仕事だからね。プチ一人旅気分も兼ねて、今から準備。フィンランド情報ご存知の方いらっしゃったら、教えて下さ～い!!お願いします

  2006.03.17

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  奇跡の水　in　ノルデナウ

  フランスのルルド、メキシコのトラコテと並び、”奇跡の水、治療水”として有名なノルデナウ。そこは日本のテレビでも何度か紹介された事もあるらしく、前々から行ってみたいと思っていた所。先週末ふと思い立ち、アウトバーン（速度制限の無い高速）にて最高220キロ、ビューンと車を飛ばしてようやく行ってまいりました！普段はスピードを出さないものの、今回はどれ位早く着けるかと試しに速く走ってみたのですがそれ以上に速く走っている人たちもいてまるで矢のように車が飛んでいます！さすがドイツのアウトバーン！だて、ノルデナウがあるのは、スキーリゾート地。真っ白に染まった森の中を走り抜けると、スキーやスノーボードを楽しむ人々の群れが見えてきました！そればかりが気になってしまうスノボー大好きな私。そこからすぐに「Therapiezentrum」（Therapy center）という表示を発見。（ちなみに、私がカラーのワークショップを開いているのも「Therapiezentrum」という名前の所です　^-^*　）ここが奇跡の水の湧き出ている所です！洞窟の中に入る料金、6ユーロ。30分毎に人々がまとまって引率されます。短く暗いトンネルをくぐり抜けると、大きく広がる洞窟が現れました！ちょっとした説明の後に、ひんやりしたその場所で20分程与えられた　瞑想の時間。人々はベンチに座ったり、壁に寄り添って立ったりしてたたずみ、ただ、天井から時々ポツンポツンと落ちてくる水滴の音のみが響きます。その静粛の中、まるで身体の中に電流が流れているような感覚を覚えた私、冷たい空気が漂っているのに身体は何かに包まれている感じでただただその強いエナジーに身をまかせていました。地面には少しのクリスタル。これは、クリスタルセラピーで使っているクリスタルの浄化のために、持ってきたもの。「さあ、そろそろ終わりの時間です」と、係りの人の声が聞こえると、私はたっぷり充電された感覚のまま、お水を受け取り口に含みます。クリアー・・・人々は沢山の大きな容器に水を入れてもらい、私たちもペットボトルいっぱいに入れてもらいました。「どうだった？」とジュリアーノに聞くと、「すごいパワフルなエナジーで、最初めまいがするほどクラクラしちゃったよ。でもその後深くリラックスした～！」という答え。私はかなりエナジーに敏感なために、私だけかな～と思って聞いたのだけれど、彼にもそんなに感じたのね！やっぱりノルデナウ、すごい　！そこにはホテルも隣接していて、一般のゲストから治療目的の人々、お年寄り達が滞在し、奇跡の水で健康を促進しています。この写真は、洞窟の外のもの。左側にホテル、右側が入り口です。ノルデナウまた夏にも行ってみたいと思います♪**********************************今日はバレンタインズデーですね　*:*…カラーのブログに、『バレンタインは色で誘惑』という記事を書きました。よろしければこちらもご覧下さいね♪

  2006.02.14

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  谷中

  『谷中』という街。東京ガイドブックに載っていて、知った街。下町情緒あふれる、『江戸』を感じさせる街。千駄木で下りて歩き始める。干物が売っていたり、家の造りが昔のそのままだったり、その一帯が　和風の象徴のように美しく残っている。日本では外国人であるジュリアーノには更にそれが素敵に映ったらしく、とても嬉しそうに周りを見回して歩く。一軒の瀬戸物屋。お手頃な有田焼を見つけて急須を1つ包んでもらった。チャキチャキッとはぎれ良く話す楽しい店主が歴史などにも触れてくれ、和やかに流れてゆく優しい時間。風情溢れるこの街を、東京で生まれ育った私が知らずにジュリアーノに「”谷中”に行ってみたい」と言われて知ったとは恥ずかしいと共にもったいない事だと感じながら私もこの街並みを、興味深く探索した。

  2006.01.11

• 出ました！ショッピング王!!

  今回の日本旅行（一時帰国）、いつもに増してハチャメチャだった。それもそのはず、このカップルが同伴だったのだから！彼らが着いたのは、私たちの着いた2日後、クリスマス当日の25日であった。なので幸い（？）24日のイヴは、夫ジュリアーノと2人ロマンティックに過ごすことが出来たのであるが･･･彼らと合流してからは、初めての日本を満喫させてあげるため希望という希望を全てかなえてあげるスケジュールを決行。伝統的な日本の地域から「秋葉原」という外国人の興味の的の場所、六本木ヒルズ新宿パークハイアットのNYバーで「ロスト　イン　トランスレーション」気分などなどその他まだまだ盛り沢山。（六本木界隈はどうやらとてもお気に召したよう）そして極めつけは、お正月のセールである!!私自身日本にいた頃からお正月セールにはまるで関心が無く買い物はゆったりと楽しむ派だったので、なんとこれが初体験!!ビックリ･････駅の構内まで続いている人の列!!そこにちょこんと並ぶ、ブロンドの彼女とイタリアンスタイリッシュな彼。異質な2人が、彼らの称する「ありの行列」の一部になっている（笑）。そしてショッピングが始まると・・・増えてゆく増えてゆく、紙袋の数。興奮してイタリア語しか話さなくなる彼に「Hey!せめてドイツ語で話してくれないと、訳せないよ～！」と笑いながら突っ込みを入れる私。ついでだからとセールになっていないブランドのものまで買いまくり、チーン、この時の合計、日本円にして軽く50万以上なり。値段を見ずに買いまくる彼に、呆れ顔ながらもどんどんカードを切る彼女。（この訳は、ここ）私とジュリアーノ、もうどこまで行ってしまうのかを見届けるので精一杯（笑）。彼らと次に再会するのはおそらくミラノであるのだが、はて、ミラノでもまたこの光景を見せてくれるのだろうか・・・（これは彼らにとっては普通のことらしいので）そんな一方、日本語の本を片手に一生懸命礼儀正しくしようとしつつ、靴を脱いだまま玄関先に靴下で立ち、私の両親に深々とお辞儀しながら挨拶したりしている彼ら。そんなお茶目な2人、やっぱり大好きである♪!!

  2006.01.11

• ハネムーン回想日記

  ここからここまで更新しました♪

  2005.10.31

• 帰ってきましたー！

  約一ヶ月のご無沙汰でした！アルゼンチンハネムーンより帰国、日記復活であります。バックパッカーではなかったものの、殆どそれに近い状態でもあった私たちの旅、ドイツに戻ってきてまず、「街がクリーン！」「美しい！」と一言！（ふた言？）　心から言葉が漏れました。一番始めにしたことといえば、バブルバス♪　　泡泡のお風呂でたっぷり2時間、キャンドルを炊いてゆったり。何背、最長28時間のバス移動などもあったりして、お風呂に入れない日もあったのですから・・・疲れを吹き飛ばした後は、ウキウキしながらビデオをＴＶに接続。たっぷり撮ってきたビデオを鑑賞です！「なんでアルゼンチン？」出発前に幾度となく投げかけられた疑問。その答えが、ここにたっぷり詰まっています！ビデオを観ているような感じで、魅力いっぱいのアルゼンチン、回想日記の始まりです～！（日付を一ヶ月前に戻して書いてゆきます。9月21日からをCHECK!）

  2005.10.19

• ブエノスアイレス再び

  旅のスタートポイントであったアルゼンチン、ここへ再び戻ってきた。意図的に、同じホテルへ泊まる。ずっとずっと南下して、最南端からまた北上、ぐるっと周って来た事が既に私たちの記憶と化している。沢山の体験と出会いと、そして食べてばかりの結果の身体（笑）、お土産でパンパンになったスーツケース、この旅を振り返りながらロマンティックに締めようと、いい雰囲気のレストランを探す。しか～しっ!!『ステーキビュッフェ』の看板にジュリアーノの目がきらっと光るのが見えた。「ロミオ～、これで最後*　ステーキにしようよ*」↑ぶりっ子（死語）しているジュリアーノドイツに帰ったら、プチ断食とWork outを頑張る約束の上、最後の肉肉しいディナーをとる事になる。道で繰り広げられているタンゴショー、機敏な足裁き。アルゼンチンの思い出を全て目に、胸に焼き付けるが如く最後の夜を楽しむ。身体は長旅でぐったり。飛行機恐怖症のジュリアーノ、帰りのフライトでは私を眠らせてくれるのだろうか・・・・

  2005.10.15

• パタゴニアの大地で馬に乗る

  このハネムーンの中で、やりたい事が沢山あった。*スキューバーダイビング*クジラを見る*ペンギンと戯れる*美味しいステーキをたっぷり食べる*美味しいたらばカニをたっぷり食べる*世界最南端の地に行く。*スノーボード*ワイン漬けになる・笑*タンゴ等等、そして最後に残っていたやりたい事が、パタゴニアの大地での乗馬である。Neuquenの、馬を何頭も所有し大会にも出ているという女性。訪問している家族の友人である彼女を紹介してもらい、さっそく向う。乗馬は日本でも経験したことがあったのだが、大自然の中、大地の中で馬にまたがるのは、全く違う感覚がした。パタゴニアの風は強い。ピューピューと音を立てながら吹きたてる風に追われながら”ショコラ”と名づけられた艶やかな毛並みの馬に乗って私はまるで、ガウチョ（南米のカウボーイ的存在）にでもなった気分であった。

  2005.10.14

• ある少年との出会い　inNeuquen

  旅も大詰め、Neuquenへ向う。ここではジュリアーノのパパの教授仲間、アルゼンチンの女性の家族を訪ねる。2人の小学生の息子さんたちが私たちの訪問をとても楽しみにしていてくれ、なんとか日程を合わせて長距離を経て到着。夜の10時に着いたにもかかわらず、そこからステーキDinnerが始まった。なんと裏庭の横に、レンガつくりの小さな小屋があり、そこはステーキを焼くための専用小屋！大きなかまどで本格的に焼いたステーキ。家庭の味もあってのことか、私はこれまで食べてきたステーキの中で一番美味しいと感じた。7歳の男の子は語学が好きで、辞書を引きながら一生懸命英語の単語をつなげてみる。同時に全てのものを指差しながら、スペイン語の単語を教えてくれようとする。めっちゃかわいい。9歳の男の子はこの歳にして、驚くべきほどのアーティスト。今はその限りない才能を試すために、陶芸から絵から工芸などなど、全てのものをトライしている様子。その作品に、釘付けになってしまった私。いつも良い作品に出会うと、ただ感動して涙が出てしまう私なのだが、彼の作品はどれも深く胸を打ち、心が大きく揺らされた。彼の感覚の鋭さに、ご両親も感嘆しているようで多くの芸術に触れる機会を与えてあげている。その9歳の男の子の中に、私はすごく成熟した魂を感じ取る。彼も私の敏感な感覚を嗅ぎ取ったようで、2人の間に不思議な空気が流れた。英語のわからない彼とスペイン語のわからない私。2人が、手や絵や単語などを使って延々とコミュニケーションをとっている姿にご両親もビックリ。彼はその歳にしてどっぷりと落ち着いた貫禄を持ちながらも、この出会いに興奮している様子。ソウル。深いところに触れる出会いは、頻繁にはあるものではない。大陸を越えたこの少年との出会い、片言な言葉を使いながら、今でもメールで繋がっている。すっごく年下のメル友だ・笑

  2005.10.13

• アルゼンチンワインといえば、MENDOZA！！

  MENDOZA,2つのワイナリーを訪れる。ここに来て、最高のワインを買うことがジュリアーノの目的の一つでもあったため、彼はかなり興奮している。ツアーで回った後の試飲。Parker's　Wine Guidで、94ポイントをとったというワインを購入し、ワインの入った木の箱を、大切そうに抱えて喜ぶジュリアーノ。また、ツアーで知り合ったアメリカン＆アルゼンチンのカップルと共同でワインを購入し、このワイン持参で一緒にDinnerをとろうと約束をする。夜9時、私たちのホテルのロビーで待ち合わせ。30分程待っても来ない。ドイツ人ジュリアーノ、とてもパンクチュアルな彼はまるで子犬のように待ちながら、「お友達、来ないです・・・」と可笑しな日本語で言う。「アルゼンチンで、時間厳守は期待しない方がいいよ。」と私が笑って言うと、そこへ彼ら登場！「外で待ってたの？何？これは、日本的な時間？それともドイツ的な時間？（笑）」ハハハ。やっぱりね（笑）彼らにとって時間厳守はありえない。ワイン持ち込みも、レストランでOKしてくれ、楽しく美味しい時間を分かち合う。地元の人たちとこうして友達になれたこと、そして今でも連絡を取り合っている事がとても嬉しい。旅の出会いって、素敵だと思う。人々との出会い、美味しいものとの出会い、文化、歴史、自然、動物・・・全ての出会いに感謝する。写真はこちら

  2005.10.11

• バッグ紛失事件と大人のリッチDinner。

  バスでの国内長旅も慣れてきたとはいえ、身体はやっぱりこの移動の長さに疲れを感じている。朝ようやく、MENDOZAに着いてまたホテル探し。タクシーの運転手を巻き込んで、10個以上まわった末にようやく見つけた空き室のあるホテル。ほっとしながらチェックインをしていると、ハッ！！私のバッグがない！！タクシーに忘れてきてしまったようである！運転手さんはフレンドリーなおじいちゃまだった。チップもかなり多めにあげたし、この場所を覚えていて届けてくれることだけが望み・・・・タクシーのプレートナンバーも何もわからないし、探しようもなかった。手持ちバッグの中には運良く貴重品は入っていなく、コスメやスキンケア関係が全て入っていた。それを告げるとジュリアーノは突然”たいしたことのない”態度に変わる。「なんだ。コスメティックか。」「なんだって、何よー！スキンケアとコスメ用品、大事なの！」鼻で笑われながら（！）、私もあきらめの境地に入る。仕方なく、ジュリアーノの日焼け止めのみ塗ってその日の行動を始めようとした時・・・・わー！さっきのおじいちゃま運転手！戻ってきてくれた！いたずらっぽく微笑みながら、「忘れちゃったでしょ～」と指で合図。良かった☆この日のDinnerは、世界のベストレストラン7位と評されたことのある場所で。アルゼンチン生まれのシェフ、フランシス　マルマン。現在NY在住の彼は、パリで賞を取って有名になったのだとか。アルゼンチンの夜は遅い。レストランが開くのは、大体8時か8時半なため、開店と同時時刻に予約を入れる。デコレーションはシンプルモダン。屋外ガーデン席で、薄暗い、大人の雰囲気漂う空間。驚いたのは、ワインメニュー。まるで一冊の本のように厚く、65ページぎっしりワインのリスト！ソムリエのお勧めを伺いながらこの土地でベストな物を注文し、口の中で長く含んで深さの伝わるワインを楽しんだ。ジュリアーノのステーキも溶けるようにやわらかい。私のサーモンも、リッチな味である。ペソが弱いため、値段的にもOKなのが嬉しいこの旅、MENDOZAは私たちのグルメ紀行を更に彩る土地となる。

  2005.10.10

• パタゴニアの大地で車が故障？

  パタゴニア。強い風に吹かれたままの形になって、少し斜めに傾くように生えている草木。乾いた土や砂の地層。車窓から見える延々たる風景の中、視界に飛び込んできたのはブルーグレーの車。ボンネットを全開にして止まり、２人の人が途方にくれたように小道の脇で佇んでいた。回りは草地のみ。他の誰も、来る様子はなさそうな場所。国道らしき所をズンズン走る私たちのバスは、彼らの目に望みなしに去ってゆくように移っているのだろうか・・・まるで、映画のシーンみたいだった。「彼ら、これからどうするのだろう。」しても仕方のない心配をしながら、周りの殆どの乗客のように私もいつの間にか眠りに入っていった。

  2005.10.10

• 誕生日に、タンゴを踊る☆

  HAPPY　BIRTHDAY　TO　ME !!!この日は私の誕生日♪ドイツのガイドブックにお勧めと書かれていたレストランへ行き、Birthday Dinnerをとる。前菜として、チーズプレートにオリーブ、鹿の肉とそのペーストの美味、マッシュルームソースも舌をとろけさせるがごとく、口の中に風味が広がる。私たちのグラスにワインが注がれると、なんと思いもせず、タンゴのショーが始まった！男女の情熱を官能を描いたタンゴのダンス、劇仕立てのようにメランコリックに表現されるその様子と巧みな足裁きに、目が釘付けになる。しばらくするとダンサーは、食事をしている客のテーブルの側へ来て踊り、それからなんと、客をピックアップして舞台に引っ張っていった。私「ここへ来たらどうする?　舞台に上がる？」ジュリアーノ「勿論！この前ブエノスアイレスで習ったばかりだしね！でも、これだけの量の食事がテーブルの上にあるのを見たら、きっと誘ってこないよ。」私が「そうだよね。」と言った瞬間、男性ダンサーの視線がこちらにむいているのに気がついた！ヒャ。まさか・・！彼はこちらに近づいてくると、まずはジュリアーノに丁寧に挨拶をし、「彼女をお連れしてよろしいでしょうか」の様な事を言う。私はあわてて口の中にあった食べ物を飲み込み、連れられるままに舞台へ上がった。流石プロ！リードの上手なこと！スムーズに、リードされるままに人々の前で踊る私、身体を弓のようにそらしながらポーズして、拍手喝さいを浴びる。何も考えてないのに彼のリードで体が動く。終わって席に戻ると、今度は女性ダンサーがジュリアーノを連れ出した！ノリノリで舞台に上がる彼、楽しそうに踊る。その後ウエィターに、実は誕生日であることを告げると、彼はウィンクしながら「ちょっと待ってて」と。バースディの曲がかかったかと思うと、シャンパンとケーキがサービスで運ばれてきて、キャンドルを吹き消して皆にお礼を言う私。素敵な誕生日を、ありがとう！大好きなダンスと最高のお料理・・・大切な大切な思い出になりました。

  2005.10.07

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  黒い氷河と滝の虹

  湖の綺麗な、バリロチェに到着。ホテルの部屋からも湖が見渡せて、英語が通じないこと意外は大満足な私たち。National　Parkのツアーを申し込もうとすると、スパニッシュのみは50ペソのところ、英語ガイドは500ペソもするという！結果もちろんスパニッシュのみで申し込んだツアー、砂利道の中をガタゴトと進む。道は更に荒くなり、砂利道どころか岩道に！小刻みにジャンプしながら、時には小川の上をまたぎ走りながら、小さなマイクロバスは行く。思わず車酔いをしてしまって気分が悪くなった私だが、目的地、滝の場所についてその絶景に気分も晴れる。凄い！この流れ!!ゴォーッという流水の音が周りの全ての音をかき消し、山の間に響き渡る。岩にぶつかり跳ね上がる水しぶきは、軽く数メートルの高さを超えて、霧となって空間を満たしている。水滴が忠に浮かび続けるその中に、虹がくっきりと重なって現れ、岩と岩の間に七色の橋をかけている。底から又奥へ、更にガタゴトと音を立ててマイクロバスが着いた先。そこは死火山の谷部、黒い氷河！氷河、つまり雪ではあるのだが、黒い！死火山の灰と混ぜ合わさって、黒い氷の塊が散らばっている。カラファテの白と藍の氷河が天国を思い浮かばせるとしたら、ここの氷河はまるで地獄を描いたような図である。溶岩と雪という、相反する物同士が作り出したこの自然芸術に、圧倒されるばかり・・もっと写真みる？

  2005.10.07

• 危機迫る夜！覆面ジャック？！

  今回のバス移動は長い・・・ほとんど丸一日である。アルゼンチン国内のオムニバスはとても充実しているため、全ての移動をバスでしていたのだが、レンタカーをして自分たちで走ろうか、という話も出ていた。が、道は粗いし身体も疲れているためにやっぱりバスで・・・と、夜のDVD放映が終わりに近づいた頃・・・・突然バスが止まった！　というより、止められた!!覆面をかぶった男が2人、バスの中に乗り込んでくる。何が起こっているのだろう?寒いから、顔を覆っているのかな・・・なんてボケボケ考えていた私に、（←ぼけすぎ！）ジュリアーノがこっそり言う。「貴重品の上に座って！」そして貴重品の入ったポーチなどを私のお尻の下に隠しこむ。覆面強盗！？　←今頃気づく・・・バスジャック!!???彼らは何かスペイン語で言うと、バスの灯りがつく。そしてバスの添乗員が、なにやらお金の入っている封筒のような物を渡すのが見えた。そしてまた、バスの灯りは消える。外を見ると、焚き火の周りに沢山の人が集まっていて、バスに向って手を振っている。集団強盗だったのか・・・・・後に聞いた話によると、国に対するデモンストレーションのような形らしいが、無職の人たちがこうして観光客からお金を巻き上げているようだ。ふぅー。よかった。バスに乗っていて。もしも個人でレンタカーしていたら、スペイン語もわからずに怖い思いをしてたかも！南米の中では治安は良い方といわれているアルゼンチンだが、油断してはならないと改めて思う一件であった。

  2005.10.06

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  藍、藍、藍！藍と白の荘厳氷河、カラファテ

  ガイドは言う。「これまで写真やパンフレットでご覧になった事があるかとも思いますが、実際に、目の前に広がるこの氷河がどれだけ素晴らしいかをこれからお見せしましょう！」氷河の絶壁が見え始めた。うわぁっ！藍い!!!!太陽の光を受けて、氷がこんなにも藍く輝くなんて!!様々な影によってグラデーションがつけられて、いくつもの濃さの藍と白、そして透明色の作り出す空間。息を呑む。こんな景色、初めて見た・・・奥からずっしりと埋め尽くされている氷河の世界。まるで剣先のように鋭く天へとのびている氷の先。時折、地の割れるようなものすごい音を立て、ガラガラと氷の崖の表面が崩れ落ちてゆく。落ちた氷の塊と粉は、水面に大きく輪を描き、一面に広がって水を覆う。奥から押し出されたアイスは、このようにして少しずつ崩れ落ち、一日に１m３０cm程動いていくそうだ。文字通り地割れのように氷の地が割れて崩れてゆくその迫力は、圧倒されるのみで人々は感嘆の声を上げる。こうして常に形を変えてゆく氷河は、私たちが滞在していた３時間の間にも違った表情を見せ、私たちを飽きさせる事がなかった。その様子を見ながらベンチに腰掛けてワインを空け、バゲットをかじる人々も多い。私はなんだかお腹の底から感動が湧き上り、胸が、心がいっぱいになった。自然の成す業。リスペクト。この藍は、朝の太陽光を浴びると燃えるようなオレンジや赤に変わるという。まるで、透明なクリスタルに色光を通したように、染まり輝く氷河。限界というものが、ここにはないようである。もっと写真見る?　→こちらへどうぞ　

  2005.10.05

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  神々しい光、山脈を映し出す湖の鏡

  １８時間のバスの旅、疲れきってカラファテに到着したのは夜中の１時。タクシーで「一番近くのホテルへ」向う。とにかくすぐに休みたかった。が、１つ、２つ、３つ・・・・開いているホテルがない!!!私たちはまるで、イエスキリスト誕生の夜、マリアとヨセフのように一軒一軒ホテルのドアをたたいて回る。そしてようやく見つかった、開いているホステル。倒れこむように就寝。次の朝９時、身体をたたき起こしながら朝食をとり、NationalParkへ。マイクロバスの中、車窓から見える自然の壮大さに、眠気も飛んで瞳孔が開きまくる。スゴスギル・・・・コノ光景・・・キラキラと輝く湖と、白い雪をかぶった山脈。湖の水面にそのまま反射して映し出される山々は、まるで白い山脈たちが、鏡を覗き込んでいるよう。その神々しさ、光り輝く景色の中、どこか他の世界へ紛れ込んでしまった感覚のまま、氷河へと向って行く。カラファテ、次の日へ続く☆

  2005.10.04

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  ビデオカメラの価値

  世界の最南端まで行った後は、また北へと上ってゆく。来た時と同じくチリとの国境をまたいではフェリーに乗り、延々とバスは走る。ようやくRio Gallegosに着いた。ここでまた、ステーキを食べる（笑）。撮ってきたビデオを観ると、まるでグルメ紀行そのもの！ここのレストランでも例外なく、幸せそうにステーキをほうばるジュリアーノが映っている。そう、その映像を撮っている時の事。「すみません、それって、幾ら位するのでしょうか？」と聞いてきたウェイター。JVCのもので、（ビクターは海外ではJVCと言う名前）最新の物でもないため特に高い物ではない。今買ったらおそらく数百ユーロ位のものである。すると・・・・「ひゃー。僕の一年分のお給料くらいだ～！」と言って興味深そうにビデオを覗き込む。経済破綻以後、アルゼンチンの生活は厳しくなっている。私たちにとっては驚くような安値の物も、ここではとても高価。第３世界ではないのにも関らず、貧困な生活があちこちで目に付く。そして特に電化製品の遅れはひどくて、古い機種、古い機能の物でもかなりの値段で売られているのだ。このビデオカメラがお給料一年分とは、おそらく彼のお給料に問題があるとも思われるけれども、なんだかそれを聞いて悲しくなってしまった。経済・・・決して公平ではない世の中である。

  2005.10.03

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  タラバガニづくし☆

  この日は霧が深くて風も強く、街が灰色に霞んでいた。ロングダウンジャケットに、ロシア人のかぶるようなモコモコ帽子、そして背中にはホカロンを貼って完全防備な私。「歩くスノーマン！！（笑）」ジュリアーノがその姿を見て笑う。　が、笑っている場合じゃあない！寒い！と、ジュリアーノは震えだす。そして今度は、完全防備で身体ポカポカの私が笑う番。室内の行動を取りたいと、博物館や美術館巡りを始める。ウシュアイアの歴史、発見されてから発展されてゆく様子。ヨーロピアンたちが何度も渡航しては荒波で沈没し、飛行機が荒風でクラッシュしてきた様子。原住民との戦い。こうした歴史を経て、人々がここに生活し、私たちのような観光客が訪れている。沢山の犠牲と貢献の上にある現在は、とても貴重な物なのだと思う。この土地で、私はタラバガニを丸ごと3匹も食べてしまった。とにかく新鮮で美味しいの！ジュリアーノはつくづくステーキにこだわり続け、ライオンのように肉をほうばり続けている（笑）写真はこちらから

  2005.10.02

• 世界の果てで、スノーボード★

  泊まったB＆Bは、家族経営の感じの良い所。２歳の双子がいて、一緒に遊んで遅い朝を過ごす。「世界の果てツアー」という、電車で回るツアーを計画していたのだけれども、寸前になってジュリアーノが一言。「正直言うと、このツアーよりもスキーがしたい」世界の果て、世界最南端の山頂、悪くないアイディアだわ！と、急遽予定変更で、雪山へ向う。スーツもブーツも全てレンタル。イコール、ダサッ！（笑）それは仕方ないとして、初めから黒い色の、上級者コースへ行ってしまった私たち。２人とも、スキーは人生２回目で、一回目はなんと１０年以上も前の事！！うわっ。崖っぷち・・・・おそるおそる進んでみるが、無理！断念するしかない！そこでヘルプのお兄ちゃん登場！彼に後ろからしがみつくような姿で、ゆっくりゆっくり山を降りる（笑）。ふと後ろを見ると、ジュリアーノも同じ姿！！！（笑）下に着き、「出来ないのに上級者コースにはいかないように」と注意され、２人で大笑い。そこでスノーボードに変更！私はかれこれスノーボード暦10年。ちょこちょこ間は開いているけれども、少し滑れば感覚は取り戻せる。ちょっと浮気してスキーに挑戦した事を後悔しながら、ようやく雪山を思う存分楽しめた♪ジュリアーノといえば、スノーボードはこれが始めて。スキーの2回目も、スノボの初めても変わりないよ、スノボで行こう！すると彼、なかなかバランス感覚が良くて2度目の滑りでヒュンヒュン滑れるようになっていた！山頂からの眺めはとても美しく、今、世界の最南端の山の上に立っていると思ったら、なんだかとても感慨深い気持ちになった。丸一日満喫し、もう一日ここに滞在する事に決定。

  2005.10.01

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  フエゴ島、世界の地の果てへ。

  長い長いバスの旅。世界の地の果てへ向かう。世界の最南端の土地、フエゴ島のウシュアイアを目指して、荒野の中を、走る走る。ただただ続く広大な土地、羊が群れをなし、子羊がぴょんぴょん跳ねているのを車窓から眺め、視線を上げるとまるで３Dのように青空に浮かんで見える雲。地層の作り出す色彩の帯と小さな池や湖たちが、『地球の生命』を伝えようとしているかのよう。フェリーに乗って海を越え、国境の関係でアルゼンチンからチリへ、チリから又アルゼンチンに入国するするために、何度も移民局で手続きをとる。小さな小さなイミグレーションオフィスでスタンプをもらい、再びバスは走り続ける。日が暮れてきた。と同時に雪の帽子をかぶった山々が見えてくる。日の沈み行く前の強烈な光が、山頂から裾へと広がる白い雪を照らし、神々しく光る。それはまるで宝石のように、キラキラとまぶしく輝く。あまりの神聖な光景に目を奪われているうちに、ようやく街の灯りが見えてきた。ウシュアイア。やったぁ！世界の果てまでやって来た!!!

  2005.10.01

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  ペンギン、ペンギン、ペンギン!!!

  しばらく更新できないうちに月が替わってしまい、一ヶ月前までしか遡れない日記機能のために日にちがかなりずれていますので、これから日にちは適当に調整（＾＾）♪****************************************************地元のツアーを申し込み、PUNTA　TOMBOへと朝から向う。オーストラリア、フランス、アルゼンチン、ドイツ（ジュリアーノ以外）と、様々な国から参加している小さなグループツアーで、マイクロバスに揺られること約2時間。バスから降りるとそこは・・・・ペンギン天国!!!!!そこらじゅうに、ペンギンがヒョコヒョコ歩いてる!!くちばしをつつきながら喧嘩をするペンギン眠るペンギンギュワーギュワーと鳴き続けるペンギン・・・・その土地一体が、黒と白の小さな生き物だらけで、遠くの方までまるでごま塩のように、いる、いる、ペンギン！！！ジュリアーノの靴紐をつついて遊び、そのまま彼の両足の間をくぐったりして、可笑しくかわいく、笑ってしまう。しかし彼らは実は凶暴でもあって、指を差し出そう物ならばクィッとひねられて折られてしまうらしい。人々との出会い、美味の追求、自然、動物、笑と感動がいっぱいで、未知の世界への好奇心が、刺激され、満たされてゆく・・・写真はコチラから

  2005.10.01

• ロミオ、危機一髪！ダイビングで気絶？！

  パタゴニア、ポートマドラインへやって来ました!!ビーチ、ビーチ、ビーチ!!♪初のスキューバーダイビングに挑戦した私たち。スキューバーショップの渋い海男たちに連れられて沖に出る。波が荒くて、なんだか船酔い気分の私、それでも楽しみなスキューバーに興奮＋緊張気味。酸素ボンベの説明や呼吸の指導を受けた後、まずはジュリアーノから水に潜ります。なんだか、少し辛そうな彼。耳からの圧迫がすごいらしい。うまく空気を抜けなくて苦戦している様子。その頃私は、ボートの上で、気分の悪さと苦戦中。しかし表には出さず、渋オヤジたちと彼らの片言の英語で会話して、気分を紛らわしながら、すでに深い所まで潜っていったジュリアーノを待つ。「そろそろ彼も上がってくることだし、ロミオの準備を始めよう。」スーツは既に着用していたので、腰の周りに錘のような物をつけ始める。クラッ・・・・めまいがした。錘のせい？！立っていられない・・・船酔いと、スーツの圧迫と錘とで、一気にやられてしまったようだ。苦しそうな私は横にされ、スーツのファスナーを開けて楽にする。それでも、自分の身体全体が掃除機にでも吸われているような感覚が襲ってくる。まるで、キューッと真空パックにされてゆく、食べ物のよう。身体が締め付けられ、きつくなってゆく。手が開かない！指がくっついていってしまう！「Romio！　Speak to me！　Speak to me！」うつろな意識の中、遠くで声が聞こえる・・・そこへ水から上がってきたジュリアーノ。「うわぁっ！ロミオ！何が起こったんだ～～っ！！！？？？」素晴らしい水中の様子を見て、次はロミオがそれを見られるとワクワクしながら上がってきたらこの様子。ボートの上で、ひくひく倒れている私（笑）。「僕が水に入っている間に、オヤジたちに変な薬でも飲まされたのかと思ったよ（笑）」彼が後でそう言った。あはは。無理ないかも。あの痙攣様だものね（笑）。結局その状態でダイビングは無理ということになり（当たり前）、残念ながら浜へ引き返すことに。その時もまだ、私の意識は遠いまま。「ああ、スキューバーが・・・・・」と、かすかに脳裏に残念な思い。お姫様抱っこをされながらショップへ戻りスーツを脱ぐと、あら不思議。すっかり元気です！☆「もう一度行こう！」「ダメーーーーー！今回は、ダ・メ！！　休みなさい。」それからショプの裏側で、BBQを始めた彼ら、海男たち。私たちも誘ってくれて、お肉やワインを楽しみ、過ごす。ご機嫌度急上昇☆しかし、せっかく楽しみにしていたダイビング、残念でした・・・。いつか、波のコンディションの良いときに再度挑戦いたします♪写真はこちら

  2005.09.28

• ゴージャス☆プレジデントスイートに泊まる

  夜行バスに揺られて早朝到着した先は、Bahia Blanca。（バヒア　ブランカ）Taxi街の人で、駅がごった返している。野良犬たちが、その人々が持っているかもしれない食料をめあてにウロウロ。ボーっとしていたら持っていたビニル袋の中に顔を突っ込んで「クンクン」と、なかのサンドイッチを食べられそうに！南に向うための通過点として訪れたものの、「この街にはあまり観る事所はないよ。あっても少しここからバス移動が必要」というInformationの人の言葉に、この日一日はリラックスDAYと決める。観光地ではない土地故か、ホテルの値段もとってもリーズナブル。いいホテルでリラックスして、夜にはまた出発しよう！５つ星さえ存在しなかった！そこで４つ星ホテル、ARGOSへ向う。ボーイもきちんといて、立派なホテルである。フロントに行き、私たち「空いている部屋はありますか？」フロント「はい、ございます。」私たち「恐れ入りますが、プライスリストを見せていただけますか？」フロント「もちろんでございます。こちらになります。」ジュリアーノの目が輝いて（笑）、にこっと笑いながら言う。「プレジデントスイートをお願いします。」フロントの女性は一瞬少し驚いたような表情をしながらもそのまま丁寧に手続きを続ける。その時の、私たちの容貌は、一言で言って　「ホームレス」！！夜行バス明け、寝起きのままで、両手には食料の入ったビニル袋をいくつも提げている（笑）!!そんな姿のままでチェックイン！心地良いソファーにテーブルに机に・・・大きなリビングルームが広がる。その奥にはジャグジー風呂があり、その又奥には大きなベッドルーム！夜行バスで、疲れた身体を癒すには最適☆と、このゴージャスリラックスDAYに感謝。ルームサービスでお気に入りのMendozaワインを注文し、ワイン片手にジャグジー風呂。ある程度満喫した後深い眠りについて、起きるとまだお昼すぎ。そこでFitnessルームへ行って、Work out！それからまた、ジャグジー。　あ～ん、なんてしあわせ☆　天国気分で心も身体もリフレッシュ☆気になるこのプレジデントスイートのお値段は？？？なんと、180ペソ！！←今のレートのユーロに換算して、60ユーロ程！地元の人たちには勿論とても高いらしいけど、私たちにはとってもかわいいお値段でしょ?それで4つ☆プレジデントスイートって、どうよ？？！さあ、気分も晴れ晴れしたところで、パタゴニア行きの夜行旅へ出発である。この日の写真はこちらから

  2005.09.27

• カジノで大儲け？！

  引き続き、Mal del Plata。港でまどろむトド観察。鼻息荒く眠るトドたち。人間慣れしていて、塗れた身体を触らせてくれるトドのミニショー。この港の見所は、オレンジ色の船。一列に並んだ数々の船の、その鮮やかなオレンジ色が水とのコントラストを美しく写す。沖に出るクルーズをした後に、夜行バスの時刻まで、時間をつぶしにカジノに出向いた。ここのカジノは南米一の規模の物と聞いていたので、Wiesbaden（私たちの住んでいるドイツの街）にあるようなゴージャスなカジノを想像していたのだが、入ってびっくり。汚いし、ただただ人が多いだけの、庶民的以下のレベルである。が、カジノはカジノ。ルーレットに賭ける。来たーっ！！！もしかして、ついてる？！そのまま来つづけたラッキー運、なんと最後には、全て倍になって返ってきた。このまま続けて失う前に、と、引き際が肝心。嬉しい気分のまま退散して、夜行バスを待つふたり。

  2005.09.26

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  高級避暑地、ビーチでのんびり

  アルゼンチンは、とにかく大きい！面積にして日本の7.4倍といえば、その大きさの想像がつくであろう。移動は殆どが大型バスで、目的地から次の目的地まで、半日ほどかかるのが通常であった。ブエノスアイレスの次に向ったのは、Mal del Plataという避暑地。 夏になるとアルゼンチン中からこのビーチに人が集まり、足の踏み場もなくなるという話だが、まだ春の初めのこの季節、人も少なければ風も強くて寒い思いをすることになった。希望していたジェットスキーは結局出来ず、ビーチと港をまったりと楽しむ時間に変更。海の見えるオープンカフェ、本を読む人々、会話を楽しむ人々に紛れて私たちもお茶をする。その、ケーキの大きいこと大きいこと！更に、甘い～！それから地元の人（女性←女性の方が情報通）に聞いてみて、この街で一番美味しいというレストランに向う。オーダーした、貝のスープの美味なこと!!!!言葉を失った私。体中を味覚に集中して、その舌がとろけてしまうような感覚を楽しむ。海の幸の臭みが全くなくて、濃厚なようでしつこくなく、貝の旨みが全てそこに集まりながらも繊細な味。大満足している私の向かい側には、またもやステーキをほうばるジュリアーノ。ステーキには勿論、「流石Mendozaのワインだ！」と、ワインにも大満足の様子。Mendozaとは、その後訪れるワインの最高地。楽しみ楽しみ☆食事を終えて外に出ると、お金を求めるティーンネージャーたちがレストランのドアの横に何人も待機していた。私たちは、呼んでおいたタクシーにすばやく乗りこんだ。写真はコチラから

  2005.09.25

• 本場アルゼンチンで、タンゴを習う

  Taxiの値段も安いため、移動は殆どTaxiを使う。サンテルモ、アンティーク街までもまた、Taxiをひろった。運転手さんは比較的若めなお兄ちゃん。車内にはボブマレーの歌がガンガン響いてる。ボブ好きな私は、口ずさむ運転手と一緒に鼻歌。いい気分。・・・・いい気分といえば、ジュリアーノ曰く、「あのタクシー、マリファナ臭かったねー！」それであのお兄ちゃん、あんなにハイだったのね（笑）↑というか、それで運転って、危険だから!!（汗）アンティーク街は、街一体が美術館。目の保養。美の喜び。お店の人たちとも仲良くなったりして楽しい時を過ごし、家のコレクションに加えようと、銀製品を購入してご機嫌な私♪それからブエノスアイレスの裕福な家系が入るという墓地へ行き、巨大でなんとも豪華なお墓を拝見。その後またTaxiにのりこんで、この日のメイン、タンゴのレッスンへ!!飛び込みで、初心者から受け入れてくれる。他の参加者は皆地元の人らしく、経験者ということでホールで踊り、ミラー張りの練習室は殆ど私たちの貸しきり状態に。インストラクターも付っきり。しかも彼、この世界的タンゴの地アルゼンチンの大会で、なんと2位という成績を収めているダンサー！ラッキー☆基本ステップを何度も何度も繰り返し、私たちは熱心な生徒になる*レッスンの終わりには、皆集まって何人かがダンスを披露し始めた。その艶やかな足さばきと揺れるスカートの裾に魅了されていると・・・「では、次は今日の飛び入りゲストの番です！」え？！私たち！？聞いてないよーっ！！！拍手が響く中、堂々と真ん中に進んでゆくジュリアーノ。続いて私も皆の前へ出る。習ったばかりのステップを、出来るだけ優雅にみせるよう、丁寧に、丁寧に踏む。ヒューッという歓声が、こんな未熟な私たち（未熟にも達していない初心者）をも温かく迎えてくれた。ハマッタ・・・TANGOこの、情熱的で妖艶で、自由奔放な魅惑のダンス。「ドイツに帰ったら、本格的に習い始めようね！」この土地の人たちの様、おばあちゃまおじいじゃまになっても、2人でタンゴを楽しめたら、なんて素敵なんだろう。ダンス好きの私には、他のダンスに加えて、タンゴがかけがえのない人生のスパイスになるに違いない。「孫に披露しながら『ハネムーンが初タンゴだったのよ』なんて話せたらいいね。」なんて、何十年後もの夢想。いつもにも増して、夢見がちな私とジュリアーノであった。

  2005.09.24

• ＥＸＣＩＴＩＮＧ！ここぞ、色の宝庫！

  タンゴ発祥の地、ブエノスアイレス。その中でも更にこの地区から生まれたとされる場所、ＬａＢｏｃａ。しかしここで注目したいはの、それだけではない。この地区に足を踏み入れたとたん、目に飛び込んでくるもの。それは、色彩の洪水。貧しいこの地域では、家の壁を塗るペンキが手に入らずに、船を塗った残りのペンキを様々に組み合わせてトタンに色をつけ、家にしたという。そのため、余り余りの異なった色彩が溢れているのだ。裏の住宅地へ入ってみるとその貧しさがひしひしと伝わってきて、汚さと色彩の作り出すコンビネーションが、目を奪ってはなさない。貧困と、強烈な色のパレット。私は興奮しながらシャッターをきり、街中を駆け巡る。そこへ何度か、お金を乞う子供たちがやってきて、スペイン語で何かを言ってくる。「スペイン語わからないの。」と言うと、「Hey,My friend, I WANT MONEY!」といって手を差し出してきた。これには私たちもびっくり！誰か大人が教えたのであろうこの英語、あまりにも露骨でわらってしまう。おそらくこの子供は、教えられたままに言っているだけなのだろうが・・・夕方過ぎて街の中心に戻ると、街角で、タンゴが繰り広げられていた。人だかりが出来ている中に混ざって少し鑑賞した後、今度はきちんと、レストランへ行ってタンゴショーを楽しむ。何を食べたのかも忘れてしまうくらい、食いつくようにステージから目が離せなくなる私。この、官能的で情熱的で、刺激的なドラマ。タンゴに　魅せられてしまった。「明日、タンゴを習いに行こう！」色彩の宝庫ＬａＢｏｃａの写真はコチラ　から。タンゴの写真はコチラから。

  2005.09.23

• 来たー！地球の反対側！

  9月。アルゼンチンではこれからが春。20度と言われるが、澄み切った快晴のためか、もう少し暖かく感じる。長く待たされた税関を超え、ホテルまでのバスへ乗り込む。近代的なビル、ヨーロッパの影響を受けている建物たち、そして今にも壊れてしまいそうな貧しい家屋が混在する街。道路の整備、舗装がうまくされていないためであろう、車がガタガタと音をたてる。数え切れないほどのタクシーの数、大型バスから出る排気ガス、すり抜けてゆくオートバイ、危なかしい音を立てて走る壊れそうな車それぞれがクラクションを鳴らしまくるため、騒音の嵐である。原色使い、大きくブロック体で書かれたサインが目立つ街の中を行く人々の数もまたとても多く、あちこちに警察の姿も見られる。公園や緑が沢山あるのに、こんなに心が休まらない雰囲気を感じるのは、ゆったりとしたドイツに慣れてしまっている証拠だろうか。ジュリアーノが言った。「新宿の歌舞伎町みたいだね」なるほど、そんな感じかもしれない。せわしい街のレストランに入って、ジュリアーノは、アルゼンチン初ステーキを嬉しそうにたいらげた。お店を出る時、ウエイターが最後にかけてくれた言葉、「Ｇｏｏｄ　Ｍｏｒｎｉｎｇ！」「Ｇｏｏｄ－Ｂｙｅ」のつもりで言ったらしいのだが、あまりにも自信たっぷりな彼の態度に思わず苦笑。時刻はお昼過ぎ。どうやらスペイン語の辞書は、必ず持ち歩いた方がよさそうである・・・

  2005.09.22

• やってくれました！エアーマドリッド！

  飛行機を予約してから、その航空会社の怪しさに冷や冷やしてきた私たち。その様子はこちらとこちらにに記してありますが、当日はもう、なる様になれ！と覚悟を決めるべし。さて、どれくらい遅れてくれるのだろうかとさえ楽しみになってきた（苦笑）。出発時間まであと少し。搭乗口で待っていると・・・来た！やはり遅れのお知らせが！1時間。（1時間でよかった！10時間遅れなんて話も聞いてたからね*）買い込んだサンドイッチを食べながら、素直に待っていると、今度は搭乗口の変更アナウンスが入る・・・どこかの民族大移動のように、人々がぞろぞろと列をなして移動。待ち続ける・・・列に並んだまま、座り込む人々。どうしてベンチに座らないのかしら？と、ベンチに座って待っていた私たち、ちょっと不思議に思う。職員たちが、焦りながらも携帯やその他で連絡をし続けている様子が、怪しさをより一層高める感じでドラマチック（笑）。知らされた遅延時間よりも更に遅れてようやく到着した飛行機に搭乗ＯＫのアナウンスが！　人々の間から、拍手が響いた。飛行機に乗り込んで待っていると、なんだか又そわそわした雰囲気が流れてきた。今度は何！？「ＯＨ～～～～～！！！」ブーイングと、あきれたため息の混ざったような低い声が皆から溢れ、機内に響き渡る。何？何？アナウンスがスペイン語のみで、理解できなかった！何が起こったの？！するとなんと、チリ行きの飛行機に乗るはずだった女性が、間違ってこの飛行機に乗ってしまったらしい。彼女が降りて、その荷物を探し当てるまで、また待たされることに！とはいえ、チリ行きの飛行機は、少し前に飛び立ってしまっている。彼女はどうするのかな・・そんなこんなで幾つかのハプニングがありながらも無事離陸。大西洋上、アフリカ大陸の明かりがぼんやりと見える。カサブランカの街だ。その、更に内陸側にはサハラ砂漠が広がっているのね・・ぼんやりと想像を膨らましながら、いつの間にか眠りに入っていった。

  2005.09.21

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