Peaceful Love from Germany

[インテリア・ハンドメイド・DIY] カテゴリの記事

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  本日の収穫品

  ヴィースバーデンでのアンティーク市にはちょっと遠出でのアンティーク市巡りとは別に頻繁に足を運んでいます。本日の収穫品は、まずこちらの青い椅子。これは普通に腰掛けて使うには少し小さいものなので（可能ですが）主にデコレーション用です。どこへ置くかはお引越し後のお楽しみ。※フランスのアンティーク椅子は、小さいものばかり。→昔の人の小柄さを実に感じる大きさです。そして２つ目の収穫品は、こちら。何だかよくわかりませんね・笑一応、机又は棚の様なものです。トップの部分をはずして、チャチャッとオイルステインを施しておきました。（あ、床に使い終わったビニル手袋が転がってる・・・・笑）乾いてからこの後数回塗り込んで、色を濃くしてゆこうと思います。トップの部分は、こちら。背の部分には何かの数字が・・・聞いてみると、この大理石のナンバーをメモしてあるのだそうです。この机（棚？）は、バスルームや寝室に置いてパウダー小物を並べるのが本来の用途らしいのですが、私たちは、PCデスクにしようと考えて購入をしました。でも、実際家に連れて帰って来るとPCデスクには背が高すぎるし、背の高い椅子を合わせてみても中央の板部がひざに当たって使いにくい。なので、キッチン行きに変更～。（たぶん）大理石部分がお料理作業にも向いているし、キッチン小物を並べるにも便利です。さて、お気づきになられたでしょうか？上の全ての写真にお引越し準備の様子が写り込んでしまっています。笑一枚目の写真では、ペンキ用の保護カーペットが転がっている上、奥の方にダンボールやパッキングのロールが写っていますね・笑椅子の後ろに立てかけられたミラーも、Ready to goの状態で廊下に待機しているのです。他の3枚写真にも、背景にOBI（DIYショップ）のダンボールが。・笑既に本や使用頻度の少ないものからパッキングを始めています。こんな感じで、今は家中散らかり放題な現状です・笑

  2008.04.13

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  ホワイトキャビネット☆

  お気に入りのアンティークショップで一目惚れした白い食器棚♪お引越し先で、と考えて買った為、今はとりあえずキッチンで待機中。まだまだ試行錯誤中ですが、今の所、中身はこんな感じ。最上段には青いプレートを立て、同じシリーズのスープ皿をその前に並べています。（この写真ではスープ皿があまりみえませんね・・・）真ん中の左右は緑で統一。緑系のティーカップにグラス、そして緑のトワレの丸箱をケーキに見立ててケーキスタンドに載せてみました。下の段は、右が赤で左がゴールド。赤いトワレティーカップの横に移っているのは、薔薇のつぼみのお茶。ゴールドの部分には、奥にゴールドフレームの写真立ても収めています。縦に見て中央の部分は、グラスを沢山並べましたがいずれもミラーの上に並べ、反射で輝くようにしています。こちらが、その鏡を使ってお花を飾ってみたバージョン。この鏡テクは以前の日記にも少しご紹介した事がありますが、今回はフラットではなくちょっと高さと飾りのあるもので。このキャビネットを更に私のお気に入りにしているのは、4つ付いていた、一つ一つ装飾の異なるデコラティブなアンティークキー。そしてそして、一番上の空の写真では赤いタッセルを付けてみましたが中身を入れてからは最上段のお皿の青に合わせて水色のタッセルに変えました♪これからおそらく中身デコレーションは変わってゆくと思いますが、いい感じに出来たらまたいつか更新しま～す。

  2007.04.25

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  初*カルトナージュ・Toile de jouy

  カルトナージュを習い始めました☆実はずっと習いたかったのだけれど、図書館でドイツ語のカルトナージュの本は見つけたもののいくら探してもコースを見つけられませんでした。周りのドイツ人に聞いても、ダメ・・・とりあえず本を見て一人でやってみようかな、と思いながらもなかなか実行に移せないままでいた所、ふと、日本語で「ドイツ／カルトナージュ」をキーワードにグーグル検索してみると、フランクフルト郊外に住む日本人女性Noriさんのサイトを発見！すごく上手にカルトナージュをされている!その他のハンドメイドやトールペイントも、プロ並で、それらの可愛らしい事素敵な事！で、思わずメールする私。「教えて下さい！」って。↑↑ハイ、自他共に認める『思いついたら行動派』です。（笑）快く引き受けてくれた彼女。感謝感激、大喜びで第一回目のレッスンに行って参りました♪まずは手始めに、ペン立て。大好きなToile de jouy（トワレ・ド・ジュイ）の布を使い、手作りの、美味しい抹茶ロールケーキを頂きながらしかもスーパー級に愛らしいお2人のKidsに癒されながら完成したのがこちら。後ろに見える、ダイニングルームのドアに貼った布の残りを使いました。この色はもう少し残っているので、次回の箱作りにも使うつもり♪今回は教えて下さっているNoriさんが厚紙カットをして下さいましたので、難しい部分は私はしていません。カルトナージュは今回初！と書きましたが、実は一度だけ製本を習いに行った事があります。（製本のコースならばドイツにもあるのです。）これはその時作ったもの。結婚式のメッセージ帖と、あまった紙で箱。箱の中には、結婚式の時に頂いたカードの一部やブーケに結ばれていたリボン、ドレスのお直しをした時に出た生地のはぎれ等、思い出のものを入れてあります。この時も、厚紙カットは先生が殆ど大きな機械でして下さったので私はノータッチ。そのうち厚紙カットも自分で上手に出来るようになりたいな。カルトナージュ、思いっきりはまりそうです♪Noriさんの素敵な手作りサイトはコチラ。↓過去のToile de jouy　関係の日記・記事はこちら↓（Toiel de jouyきちがい・・？笑）（タイトルクリックで、その記事へ飛びます）★テキスタイル*Toile de jouyを求めて～Jouy-en-Josasへ☆★その旅行記写真★Toile de jouyの魔法★パリの街で朝食を★Toile de jouyに恋をして ★【画像山盛り！】トワレクッション+タッセルの作り方☆ ★趣味に生きる

  2007.03.06

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  アンティークのクリスタルシャンデリア

  週末は、アンティーク市へ。キラキラ輝く、クリスタルのシャンデリアに一目惚れ。売主によると1890年代の英国のもので、実際に、あるお城にかけられていたものだとか。丁度ランプを探していたので、他のお店も一回りするもやっぱりそこへ戻ってしまった私達。そして、決定☆ジュリアーノ、ATMマシーンまでピュンと車を飛ばします（笑）。早速、我が家の一番奥のコーナーへ吊るしました。この抽象画は、アーティストであるジュリアーノママの昔の作品。ブロンズ色がシャンデリアのブロンズゴールドにぴったり合って、いい感じ。繊細で美しいディテイルが、沢山のクリスタルにまみれながらも更にその存在感を増しています。インテリア・LOVE☆次に考えているのは、このコーナーの反対側の角に置くアンティークの椅子。天井からかけているものと同じテキスタイルで、椅子の布部分を張り直して飾ろうと計画中です。

  2007.01.15

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  ご挨拶とクリスマスデコ

  赤とゴールドをメインに、マントルピースの上を飾りました。ベロアの赤のリボンを横に渡しゴールドのリボンをリースのように大きく結んでセンターに付け靴下型の袋を何個か下げたりサンタクロースを何人もぶら下げたりしています。そしてベージュゴールドのテーブルランナーを走らせた上にオーナメントを遊ばせて、写真のＵＰになっているのはリングホルダーのトナカイたち。オーナメントが何重にも見えるのは、センターピースとして鏡を置いているため。この鏡テクは、良く行くアンティークショップでヒントを得たもので、上に置かれたグラスがキラキラと輝いて見えた、この魔法の（笑）鏡を即購入。上に置くのはオーナメントだけでなく、ウェルカムドリンクを並べたりフローティングキャンドルをグラスに浮かべて置いたりするとそれはそれは美しいのです！このテーブルコーディネートの鏡テク、試されてみて下さいね！我が家はこのようなデコですが、今年のトレンドはなんと・・！クリスマスカラーの今年のトレンド、何色かに興味がおありでしたら、こちらのお仕事ブログでお読み下さ～い♪さて、本日のブログを、今年最後の更新とさせて頂きます！ジュリアーノの有休消化もありまして、明日からバケーションに入ります。今年のクリスマスと年越しはエジプト!!!クレオパトラの夢を見ながら（笑）新しい年へと突入～!!!それでは、来年ドイツに帰って来たらまたブログ復活しま～す。エジプトのお土産話もお楽しみにね！今年一年遊びにいらして下さって、本当にありがとうございました☆素敵なクリスマスと、良いお年を!!!

  2006.12.14

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  Toile de jouyに恋をして

  あなたは、どのような時間の過ごし方がお好き？私は、ワインｏｒティー類を片手にカウチでゆったり、インテリア本に目を通すのが大好きな時間の過ごし方のひとつです。インテリアの本は、何度繰り返して目を通しても全く飽きないのが　不思議。テキスタイル、色、デコレーション、ひとつひとつを穴が開くほど観察し尽くし、その背景や説明を読むば読む程　ぐいぐいと引き込まれていってしまうのです。その中でも数年前から私の心を奪って離さないのが、Toile de jouy。（トワレ・ドゥ・ジュイ） このフランスの伝統生地に、ストライプをあわせたオーソドックスなコーディネートからその他喧嘩しない程度の他の柄とのコンビネーションでゲストルームやベビールームの空間を飾りたい！今現在は、お気に入りの布を購入しては少しずつインテリア小物を作ったりペーパーナプキンでトワレデコパージュの石鹸やトレイを作ったり・・・ このToile de jouyは、フランスのパリ郊外のJouy-en-Josasで生まれたプリント、そしてその地にあるToile de jouyの博物館。長い間、訪れたい！と思っていたのですが・・・今週末丁度予定が空いた為、パリ経由で、ジュイまでドライブしに行く事に致しました！☆この博物館は、こんな感じ。自分で理解できる様、もっとフランス語を勉強しておけばよかった・・・・今回はジュリアーノに通訳してもらうしかありません。過去にも何度か日記に書いてきたこのテキスタイル。こんな題名で書いていますね。（クリックしていただくとその日記に飛びます）★趣味に生きる★【画像山盛り！】　トワレクッション+タッセルの作り方☆あぁ、ようやく訪れるトワレの都！ついでにパリの街を、プラプラお買い物♪今から嬉しくて胸がわくわくしています☆週末明けに、その様子をご報告いたしますね!

  2006.07.28

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  掘り出し物♪

  大好きなアンティーク、またまた掘り出し物に出会いました♪上の写真でこれが何だかお分かり頂けるかしら・・・・？これでわかり易いかと思います☆そう、シルバーのホウキと塵取り。といっても普通のお掃除道具ではなくて、テーブルの上用のもの。50年代のドイツのものですが、とても良い状態のままです。お食事後、パンくずなどをササッと片付けるのもこんなアンティークでの作業ならば喜んで致します♪先日のタッセル作りで調子付いた私、このシルバーたちにもお揃いのタッセルを作りました。1度、白とネイビーの2色で作って付けたのですがその爽やかさがあまりシルバーと噛みあわず、ジュリアーノからＮＧ。そしてワインレッド一色で作り直したものがこちらです。先日書きました様に本当に簡単なのですが、タッセルを付けると更にゴージャスな雰囲気になるのが嬉しいですね*

  2006.06.29

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  【画像山盛り！】　トワレクッション+タッセルの作り方☆

  またまた久々の更新になってしまいました最近、ハンドメイドの熱が最勃発し、（笑）一気に沢山のクッションを作りました♪まずは大好きなToile de jouyで、グリーンのクッション３つを作成。これらのパイピングにしたのは、カーテンの残り布で作ったバイヤステープ。こうして色でリンクを作ってゆくと、部屋の中にバランスが生まれます。出来上がってソファーに並べると更にボリュームが欲しくなり、小さなクッションを２つ追加。その残った生地で長細いネックピローも加えました。このネックピローが、思いもよらずに素晴らしい心地良さ。（自画自賛）抱き枕のような役割も果たし、ソファの上でついウトウトと・・・・・ジュリアーノから、この形のクッションをベッドルームにもとリクエストが出ています。ポイントにタッセルをつけようと、小さなタッセルを探しに行くも希望の物が見つからず、自分で作ることにしました。作ってみると、それがとっても簡単なのです!まずはコードをほどき、目の細かい櫛で糸を梳きます。この際水に濡らして行うと、ウェーブがとれてまっすぐに。そして芯になるコードを挟み込んで均等に糸を巻きつけてきつく縛ります。芯が中央に位置するように気をつけながら、糸を中心から下に向けて揃え下ろし、再びきつく縛って出来上がり。ここでは、クッションの柄の色に合わせてゴールドとイエローのコード（タッセル）、最後にクッションの地の色、青で重ねて縛ってポイントにしています。タッセルは大好きなので、タッセル作りにはまりそうな予感。手作りだと、妥協なしで自分の思い通りの色や形に作れるのが嬉しいですね☆と、発見したこちらのサイト、様々なタッセルの作り方を載せて下さっています。こちらを参考にしながら色々と挑戦してみようと思います。嗚呼、またまた作りたいものが沢山でてきたよ～先に 『色のリンケージ』 について少し触れましたが、次回（or　近日）、部屋の色リンク、カラーコーディネート について私が実際に行っている事を書いてみようと思います。そちらもどうぞお楽しみに☆P.S　明日から、ワールドカップが始まりますね!!!　ドイツは熱～くなっていますよ私もフランクフルトの巨大スクリーンを見ながら、皆でワイワイと応援してきます

  2006.06.08

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  ★画像★水周りを飾る

  頻繁に覗いているアンティークショップ*ない時は全くないのですが、昨日は嬉しい出会いがありました。　　　　　　左上は、ホットティーなど熱い飲み物のためのグラスホルダー。右上は、6つセットだったコースター。下の１品は、優雅な薔薇の模様が美しい、クッキートング。この薔薇シリーズは、ケーキサーバーを既に持っていたのでお揃いになると更に華やかさが増しました。さて、グラスホルダーとコースターですが、そのままの目的で使用するのはつまらない。↓↓↓そこで、水周りに用います。歯磨き粉を立ててみると、生活感が緩和されてエレガントになりました。歯ブラシ立てやハンドソープ入れの下に敷いたシルバートレーとも上手く融合。他のコースターは、香水瓶やルームスプレーを載せたり、ピアスなどのアクセサリーを一時的に置く場所にしたりと活用します。お気に入りの物に囲まれていると、暮らしが楽しくなりますよね。水周りもお気に入りで飾ったら、歯磨きも更に好きになりそうです♪

  2006.05.12

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  枯れかけたお花はこうして飾る*:*:*

  首が垂れ、枯れかけてきてしまった白いバラ。茎を短くチョキンと切って、小さなグラスに浮かべました。直線に並べてセンターピースにしても良し、ティーセットのトレーに集めても可愛い。グラスの水をたまに替えてあげるだけで、びっくりするくらい長持ちするの。テーブルランナーにした帯に等間隔に並べるとこんな感じ。（写真の色が上手く出なかった・）今は、黒い半円コンソールに、こうして帯とともに飾っています*この帯は、結婚のお祝いに日本から友達たちが送ってくれたものの1つ。一緒にくれた、宇野千代さんデザイン桜模様の金色の小物入れも同じコンソールの上に添えています。*　Special thanks　*

  2006.03.14

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  趣味に生きる

  お稽古事モードに入りつつある最近の私。”デッサン”と”ソーイング”を習い事に加えた。昨晩はデッサンのクラス。メディテイティブな状態になりつつ、線を描く。神経を集中するのが、心地良い。旅先や公園でふとするデッサン。きちんと習うのは初めてなので、ちょっとその成果を期待したりなんかして♪そして今朝はソーイング。私は見た目によらず（って、知ってる人しかわからないですね*）何かを縫ったり編んだりするのも好きなのだけど、全て自己流か、母から教わったのみでやってきた。もっと色々な物が作りたい！という思いと、せっかく大のお気に入りの　”Toile de　Jouy　”　の生地を買ったのに何も手をつけていなかった事もあって、コースを申し込む。これはダイニングルームのドア。↓↓生地をカットして周りを縫ってドア枠に釘で打ち付けただけ。これに合わせて、テーブルデコレーション用のものを色々作りたい。テーブルランナーやティーコジーとマットもいいな。このToile de　Jouyはフランスの伝統的なプリント生地で、パリ郊外のJouy-en-Josasにその博物館があり、そこは近々訪れたい所の1つなのである。と、趣味の話になると、胸のワクワクが止まらない♪**あなたの趣味、夢中になってるものはなんですか？？

  2006.02.07

• ドイツ職人技に挑戦!!

  マイスターの国、ドイツ。ドイツ製品の質の高さは、誇り高き職人＝マイスターの成す業のおかげだとも言えよう。機会があればそれらの技術を習ってみたいとかねがね思っていた私は今回『製本技術』に挑戦することにした。そこには20年来製本を趣味でやっているおじいちゃまや古く分厚い何冊もの辞典を抱え、その修復にはげむ女性、蚤の市で手に入れた希少価値の古本を、大切そうに扱う人など私の好きなマニアックな匂いがぷんぷんと漂っていた。セピア色に染まった紙のページを、一枚一枚解体してゆき、綺麗に修復しながら再度つむいでゆく作業。年季の入った皮表紙の、ボロボロになった部分をへらで削り落とし新しい皮とうまく調和させてゆく作業。そんな中、今回私が取り掛かった作業といえば、古い年季ものの修正ではなく、０から生み出す世界でたった一つのものの製作。それは、結婚式のゲストブック。手作りの、温かい結婚式にするためにここにしかないひとつだけのゲストブックを作りたかったのだ。作業は、マイスターのアドヴァイスにしたがって進められた。100枚の紙を切断し、ワックスで強化した糸でその紙の束を綴ってゆく。糊を背表紙に縫って薄紙をはると、何の変哲もない、裸の冊子が出来上がった。次はキーとなる、カバー。これはカルトナージュの工程と同じく、厚紙に綺麗な布や皮や紙を張って仕上げてゆく作業。マイスターの作業を見ていると、いとも簡単に作られていくように見えるのだが、実際に自分でやってみると細かい所がなかなかスムーズに行かなくて流石誇り高きマイスターだわ、と感心する私。以前に一目ぼれして買っておいたとても美しい紙を張り終えると後は錘をおいて乾かすのみ。その間の時間は皆でテーブルを囲んでお茶をすることになった。ドイツ人の焼くケーキはとても美味しい。いくつもの、顔がほころんでくる絶妙な味のケーキをいただいた後、ようやく出来上がった自分の作品を手にとってみる時が来た。大満足☆ニコニコ顔の私。マイスターの評価も上々で、職人気質の私の血が、体中で喜んでいるのを感じられた。手作りのものは、これだから好き。世界にひとつしかないから。温かいから。時間を縫って、こういう体験を自分自身に与えてあげる栄養は、とても価値のあるのだと思う。自分の心が躍ることをする。お花に水を上げるように　自分への　栄養、与えていますか？P.S.　作品の写真は、追ってPeaceful LoveにUPしてゆきます。

  2005.06.15

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