テーマ:最近観た映画。
カテゴリ:映画日記
2008年度日本作品
監督は堤幸彦 出演は唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子 8/30TOHOシネマズ府中でPM6:30の回を観た。 話題作だったので、念の為ウェッブリザーブしてギリギリに駆け込んだ。 やはり公開初日だったので満席だった。 私は「MONSTER以来浦沢さんの大ファンで、もちろんまだ読破してないが「20世紀少年」も大好きで読んでいた。 連載中から読んでいたのだが、途中で私事で忙しくなって、先が気になりつつ中断したままになっていた。 映画を観てムクムクと読みたくなっている。 「MONSTRE」で浦澤漫画に出合って、この人は天才だと驚嘆した。 とにかく天才的なストーリーテラーだと思う。 多少難を言うと、キャラクターデザインの登場人物、特に老齢の男女の顔が似通っている事。 「MONSTER」を読みながら、何度最初の人物紹介を見直した事か(笑) でも娘が言うには、彼は漫画のコマ割りが天才的なのだそうだ。 読者が引き込まれるコマ割りがメチャクチャ上手いのだそうだ。 だから読んでいてグングン引き込まれる。 私はなるほどと納得した。 読み始めると時間を忘れて読んでしまう。 「MONSTER」はハリウッドで映画化される。 「20世紀少年」は無理だろうと思っていた。 なぜか理由は書くのを差し控えるが、本当に映画化されると知って驚いた。 映画化の企画が立ち上がっても完成しないかもとさえ思っていたが、無事に完成して8/30に公開されると聞いて、よくできたなと思ったし、監督が堤さんなので絶対観たいと思った。 監督が堤さんなら映画として大丈夫だろうと言う期待もあったし、製作が日テレで、「デスノート」や「3丁目の夕日」など漫画の映画化も成功させている大丈夫だろうとも思った。 まだ公開中なのでネタバレは控えるが、期待した堤ワールドはあんまり感じられなかったが、監督ご自身が原作のファンで、自分の特色を出すことよりも、あくまでも原作原理主義で作る事を心がけたと知り、そう言えば、そこかしこに原作に対するリスペクトを感じられる気がした。 でも「ケイゾク」が好きだったので、ちょっと寂しい気もしたが、映画化に当たって原作を愛してリスペクトして下さった事は、原作の大ファンの立場からすれば感謝している。 唐沢さんが赤ちゃんをおんぶしてコンビ二のレジに立っている姿を観た時、思わずケンジだと心の中で叫んだ(笑) 登場人物全て、出演者もスタッフさんも外貌を含めてキャラ作りは原作に近づけようと頑張られた後は随所に伺えた。 今回公開されたPart1は私の既に読み終わっている部分だったので、シーンについても「ああ、こんなシーンあったなぁ」と思う事度々だった。 逆に忘れてしまっている部分については、記憶を呼び起こされるほどだった。 つまりそれ程原作に忠実だったと言う事。 でも逆に言うと、映画ならではの、原作+α、監督の色を加える事で原作を膨らませて発展させる意欲、それが例え原作ファンから批判されるような事になっても、そんな挑戦心を感じさせて欲しかったかなと思ったりもする。 原作に忠実に作るなら、原作を超える事はないと思うし、それなら無理に実写化しなくてもアニメでいいじゃんと思うから。 でも面白かったですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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