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「埼玉県文化芸術シンポジウム
-文化資源を生かして地域が元気になる」 というシンポジウムに参加してきました。 場所はさいたま市内にある「彩の国さいたま芸術劇場」。 こんな立派な県営劇場があったんですね。 埼玉県人なのに、初めて知りました ![]() 劇場マップはレリーフ型です。 ![]() こんなアカデミックなシンポジウム。、 参加する意識なんてもともと持ち合わせてなかったのですが、 今回、参加したのは検見川送信所をめぐる事情があったからです。 「検見川送信所を知る会」が結成される7年前。 千葉大学の教授・長田謙一氏が、 授業の一環として学生たちとともに 「アートプロジェクト検見川送信所」 という手作りのイベントを実施されました。 2000年から2002年まで都合3回実施されたところで、 残念ながらプロジェクトは終了。 長田教授も別の大学に移られて、 検見川送信所はそのまま取り壊されるか、という状況でした。 しかしアートプロジェクトが終了した5年後、「知る会」が発足。 プロジェクトと「知る会」は直接は関係ありませんが、 「知る会」のスタッフは、過去に行われたこのイベントを知ったとき、 ひとかたならぬ関心を抱いていました。 そして今日のこの「埼玉県文化芸術シンポジウム」に、 ゲストスピーカーとして長田教授が登壇される、ということを知り、 「こりゃあ、会いに行かねば!」ということになった次第。 長田教授のことを僕はもう少しヒョロッとした、 芸術家っぽい風体を想像していたんですが、 初めて壇上に見た実際の姿は、 「優しい感じの学校の先生」という風貌でした。 ![]() アートプロジェクト検見川送信所を実行するに至った経緯や、 その時の様子などを、 当時NHKで放送された番組を流しながらレクチュアされ、 地域の皆さんと分かり合えるまでの苦労話などもされました。 長田教授は検見川の街中や検見川送信所を見たときに、 「これぞ、街の中にアートが生きている」と感じ、 それがアートプロジェクトにつながった、と語っておられました。 「検見川送信所は後世に残すべき」と思っていた教授ですが しかし、アートプロジェクト実行に当たって千葉市からは 「送信所保存運動にならないように」と厳命されたらしく、 ジレンマを感じながらのプロジェクト実行だったようです。 最後に「検見川送信所を知る会」のことについても触れられました。 何と、「知る会」HPのトップページをパワーポイントにペーストし、 大きくスクリーンに映してくださいました。 「みなさん、Yahoo!等で「検見川送信所」と入力し検索をしてみてください。 いの一番にこの「検見川送信所を知る会」が出てきます。 私(長田教授)は、この「知る会」の存在を最初は知りませんでした。 アートプロジェクトを一緒にやった教え子から「こんな会ができている」 と教えられて初めて知った次第です。 アートプロジェクトと「知る会」さんとは直接関係がないけれども、 私たちのやったアートプロジェクトの後に、 このような取り組みに繋がっていることを、とても嬉しく思いました。 そして2000年当時は「保存運動にせぬよう」と厳命されていた千葉市が、 何と今や自らが「保存します」と表明しているんです。」 ここまで「知る会」に深く関心を持っていただいてるとは! もう嬉しくなって、講演後の休憩時間中に人をかきわけながら、 長田教授の元に駆け寄りました。 「「知る会」の者です。 教授にようやくお会いすることができました!」 と名刺を差し出すと、 教授にとってはかなりサプライズだったようで 目を見ひらき、次いで満面の笑みを浮かべながら、 「いやぁ、よく来てくださいました! 先ほどの講演で話したとおり、 とても嬉しいし、影ながら応援していますよ」 との言。 僕からは「「知る会」は不定期ながらもイベントをやっているので、 ぜひお時間が許せばご参加いただきたいし、 アートプロジェクトを振り返って、皆さんにお話もして欲しい」 とリクエストをしておきました。 と、ここで僕の後ろに挨拶に来た他の人たちが列を作り出したので、 次の人に譲ったところ、ビックリ! 次の人は、僕の顔見知りで 「知る会」の活動を支援してくださったり、 送信所保存決定の立役者でもある 千葉県建築家協会の安達さんでした。 長田教授、安達さん、僕の3人で、 しばし歓談に花が咲いたことです。 千葉の文化遺産のことで、 それぞれの立場で活躍された、あるいはされている人々が 埼玉で集う、というのも面白いシチュエーションですね。 近代日本デザイン史 [検見川無線送信所]カテゴリの最新記事
前回の記事での「コウちゃん」はご指摘の通り、私です(笑)。
シンポジウムの詳報、ありがとうございます。 知る会の活動がアートプロジェクトの主催者である長田教授に受け入れられたことをうれしく思います。 また、千葉市で始まった活動が期せずして、まさやんさんのホームグラウンドである埼玉まで広がったことに不思議な運命を感じますね。 「知る会」のイベントに長田教授をお招きしたいです。当時集まった千葉大の学生さんも、参加していただけると、うれしいですね。 小さな種が少しずつ大きくなっていくのを感じます。 (2009年01月25日 16時35分14秒)
まさやんさん達の地道で誠実な活動がそんな所にまで波及していたんですね☆
なんだか私まで嬉しくなりました(*^_^*) 素敵な縁が繋がってどんどん広がるといいですね~♪ (2009年01月25日 22時27分00秒)
>前回の記事での「コウちゃん」はご指摘の通り、私です(笑)。
あはは、やっぱり(笑) >シンポジウムの詳報、ありがとうございます。 >知る会の活動がアートプロジェクトの主催者である長田教授に受け入れられたことをうれしく思います。 そう、嬉しいことです。 アートプロジェクトのHPを見ても、「保存」というキーワードが出てこないので、僕としてはモヤモヤ感だけが残っていました。 主宰者の長田教授が実は「保存を強く意識していた」という思いが聞けただけでも、大きな収穫でした。 >また、千葉市で始まった活動が期せずして、まさやんさんのホームグラウンドである埼玉まで広がったことに不思議な運命を感じますね。 そうですよね。本当に不思議なものです(^_^) >「知る会」のイベントに長田教授をお招きしたいです。当時集まった千葉大の学生さんも、参加していただけると、うれしいですね。 >小さな種が少しずつ大きくなっていくのを感じます。 当時、ケミプロに参加した学生さんたちも、検見川送信所の動静を聞くときに、おそらく感慨深いものがあるでしょう。 いろんな思いを共有したいですね。 (2009年01月26日 08時12分28秒)
コメントありがとうございます!
>まさやんさん達の地道で誠実な活動がそんな所にまで波及していたんですね☆ >なんだか私まで嬉しくなりました(*^_^*) >素敵な縁が繋がってどんどん広がるといいですね~♪ 素晴らしい承認をありがとうございます(#^_^#) 僕はもともと検見川に縁がなく、建築に関してもまったくのド素人なんですが、 そういう場合でも深い関わり方ができるんだな、ということを今回学びました。 (2009年01月26日 09時00分24秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |