る～む335

昨日のNHK-FM、ミュージックプラザ第2部で
太田裕美さんが阿久悠さん追悼特集を放送。

初のシングルA面デビュー作のモップス「明日が見えない」から
和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」まで、
実にバラエティ溢れる選曲だった。

「君よ8月に熱くなれ」が懐かしかった。
ただしアコースティックなアレンジで
夏川りみが歌っているヴァージョンがオンエアされたが、
昔の記憶はすごい、フルコーラス歌えてしまった。

そんな中、代表曲の尾崎紀世彦「また逢う日まで」もかかる。
尾崎さんの出世作でレコード大賞受賞曲だが、
阿久悠さんの名を世間に知らしめた出世作でもあったらしい。

この「また逢う日まで」は元々エアコンのCMソングとして
筒美京平氏が作ったものが元祖で、
この曲に阿久さんが詞をつけてズー･ニー･ヴーが歌った曲
「ひとりの悲しみ」でリメイクされて再登場するもヒットせず。

そして尾崎紀世彦のために阿久さんが詞を変えてできたのが
「また逢う日まで」だったという事らしい。
は～、そんな歴史があったなんて知らなかった。

聴いてみたいなあと思ってたら「また逢う日まで」のすぐ後に
ズー･ニー･ヴーの「ひとりの悲しみ」がかかった！

「また逢う日まで」と全く同じアレンジに驚く。
歌詞もほんの少し同じ部分もあった。
これは貴重なものを聴かせてもらった。

しかしこのズー･ニー･ヴーの歌う声、
どっかで聴いた事がある声だなあと思って調べたら
「戦士の休息」の町田義人ではないか。
余談ながらこの歌、好きだったなあ･･･｡

来週の月曜日のミュージックプラザはつのだひろ氏の担当で
再度、阿久悠氏追悼特集だそうだ。
つのだひろが紹介する阿久悠作品というのも非常に興味深く、
いつもは木曜の矢口清治さんの日しか聞いていないが（汗）
来週の月曜は聞いてみようと思う。