夜明けをまって

 私のこと、強い人間だと言うけれど、全く逆で私は弱い人間です。

だって、あなたとの幸せ、守れなかったもの。

人はよく、「失ってから、その大切さに気付く」なんて言うけれど、私、こんな風に思ったの初めてなのかもしれない。

どれだけ、あなたに甘えていただろうか。どれだけ、傷つけてしまったのだろうか。今まで言ったこと、撤回したいことばかりだよ。あなたは、私のこと、きちんと考えてくれたのにね。

「夜明けを待って」っていう題、実は、あなたの仕事中、きっと「夜明け」をいつも見ているんだろうなと思って、この題にしたんだよね。

辛い仕事って分かって、就職したのも、あなたとの将来を見ていたから、車を買ったのも、あなたに楽させたいからだったなんて、今言ってもしょうがないね。

だから、See you again.

今日で、このブログはお終いになります。何だか恥ずかしくなってしまいました。いつも自分を否定することや、すこし不幸せな日常を載せても、そこには何の意味もないから。

思えば、このブログを開設をしたころは、職業訓練のまっさい中だったな。自分の何かを変えようと必死だった気がする。あの頃は「夜明け」を待っていたんだ。

今度は「夜明け」を待つだけではなく、夜が明けるように、必至で努力していかなければならないと思う。

今まで、読んでくれた皆様には感謝しています。いつも気まぐれな更新、許して下さい。

少しでも私のことを分かってくれて、ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００９、６、２９　セーレムこと　フミエ