maetosの日記
いっぺん読んでみようと思っていたのだが、やっと読むことが出来た。第1巻だけだが。漫画に突っ込みを入れてもしようがないが、私もその道のエンジニアだから、出来ることと出来ないことぐらいは分かる。 主人公は菌の姿が見えると言う設定なのだが、まああり得ないことにまじめにクレームをつけるのもおかしいのだが、描いてある菌の数が少なすぎる。作者は農学関係の人ではなく、少し知識のある人が入れ知恵しているとのことだが、微生物を透過型の電子顕微鏡で見ることはまずあり得ない。走査型ならありかも知れないが。微生物の細胞は多くは多糖で形成される。これが電子線を吸収することは考えにくい。何らかの造影剤を用いないと無理だ。 でも、この漫画、農学部と言うところが衣食住に関する基本的な事柄を自然と共生しながら勉強していることだけは理解してもらえるんじゃないかと思う。一時、抗菌ブームになったことっがあるが、実は人間そんなにきれいなもんじゃないし、大腸菌もそれなりに働いている。皮膚にはたいがいダニもいる。近ごろアトピーが多いのは寄生虫がいなくなったからなどという人もある。 菌をやっつけることばかりに一生懸命になるより、適当に汚い生活をして菌に負けない体作りをする方がいいと思う。微生物も、人間に役に立つものもあれば病原菌もいる。これらと仲良く付き合うのが、地球には一番いいと思う。 第1巻では 農学部と言う大ぐくりな中で、農芸化学は出てこないが、(今は生物生産とか生物資源とかいう学科らしい)畜産は別になっていた。ちょっと残念。ただ、この内容なら2冊目は買わないだろうな。
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