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~杜若の咲いた夜~

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**紅**@ Re[1]:詩~等身大~(10/10) 美玲さん 希望に満ちた横顔には、 微笑み…
美玲です@ Re:詩~等身大~(10/10) 「笑う」にも色々ありますよね。素直に「…
**紅**@ Re[1]:詩~怠惰と苛立ち~(10/05) 心がすさんでいると、 回りの景色もすさん…
美玲です@ Re:詩~怠惰と苛立ち~(10/05) お久ぶりです。読んでいて、切ない気持ち…
美玲@ お久しぶりです ご無沙汰しておりました。お元気ですか?…

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**紅**

**紅**

2011年10月12日
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目を開けば、いつもの景色。

秋を告げる風に、想いが揺らぐ。

「もしもこの世界が幻だとしたら。」

誰かがそう問いかけた。

『それでもボクは生きるだろう。』

目を閉じると、黒の世界。

音も匂いも、形もない。

「存在すらも、君は失うとしたら。」

他の誰かが続けて問う。

『それでもボクは人を愛するだろう。』

時は進む、世界は廻る、記憶は辿る。

歩み、考え、生きる。

真実は矛盾の上に成り立つ。

最低な生物、【人】に生まれた、

最低な人、【ボク】。

最低なボクを最低たらしめないために、愛が必要なんだろう。

人ってやつは、眩しすぎるくらいに美しい。

儚く、穢く、狡い。

【生きる】という行為は、なんて最低なんだ。

そして、とても美しい。

「世界は、美しすぎた。」

『ならばボクは醜く生きよう。』

欲に溺れ、永遠を望み、愛を抱いて。

『ボクは生きる。』





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Last updated  2011年10月12日 21時23分59秒
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お久しぶりです   美玲 さん
ご無沙汰しておりました。お元気ですか?この詩、物凄く深くて感動しました。
この詩の中の人物が一番人間らしいと思います。
人はあくまで人であって、神でも仏でもない。人がそれに気づいて生きる姿は美しいです。 (2011年10月24日 22時11分30秒)


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