|
カテゴリ:詩
等身大の人生の、入り口に今立ってんだ。
夢を掲げて強がって、強がり続けて生きてきて。 そんな俺を見てみんな笑うんだ。 転んだときには指を指され、飛ぼうとすれば足を掴む。 きっと心はすり減って、 それでも気づかないふりしてやってきたんだ。 「今のままの君でいいよ。」と、 そんな言葉を探してた。 背伸びをした人生像。 「お前じゃ無理だ。」と笑われた。 まわりを気にして強がる癖がついていた。 等身大の人生の、入り口に今立ってんだ。 世界を知ったつもりになって、空を飛んで生きていた。 そんな世界に打ち落とされた。 羽を千切られ、足には枷をつけられた。 体もいつのまにかすり減って、 気づかぬふりが出来なくなった。 「ありのままの姿が好き。」だと、 言ってくれる人たちがいた。 背伸びをしていた偽の自分。 「サヨウナラ。」と笑ってやった。 まわりは支えてくれる人たちだらけだ。 等身大の人生の、入り口に今踏み込んだ。 夢は放さない、だけど忘れない。 そんな俺をみて笑ってくれないか。 転んだときには手を差し出してくれて、 飛ぼうとすれば風が吹く。 きっと心は輝き出して、 本当の自分に、やっと気がついた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[詩] カテゴリの最新記事
「笑う」にも色々ありますよね。素直に「笑う」、嘲笑うetc。
でも、等身大の人生の入り口に立った「俺」には、温かい微笑が似合います。幸多かれ、と思います。 (2015年10月11日 22時38分35秒)
|