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ワインと絵画がある生活

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2016.10.16
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カテゴリ:ワイナリー紀行
前回の続き。ワインショップの斜め上にある眺富荘に移動して、テイスティング開始。

本日のテイスティングアイテム





ジャパンプレミアム 甲州 2015
登美の丘ワイナリーにほど近い「釜無川の氾濫域」と「穂坂の畑」の2つ畑で収穫したブドウをおもに使用。薄いイエローで、柑橘や青リンゴ、レモンなどのさわやかな香り。ステンレスタンクの甲州としては厚みがあり、グレイスあたりと比べるとふくよか。厚みがあるのは、テロワールに起因しているとか。アフターにはしっかりした酸と、心地よいほのかな苦み。

ジャパンプレミアム甲州は、数年前に金賞を取ってから飲み始め、その後はいつでも安心の味。けっこうな量を作っているはずなのに、このクオリティと価格には脱帽。

渡辺所長によると、ニコライホーフのグリュナーフェルトリーナーとミュスカデに影響を受けているのだとか。

甲州 新酒 2016(未リリース品)
こちらは新酒として11月3日にリリースする新酒。新酒用に別の作り方をするワイナリーもあるけれど、サントリーは同じ。なお甲州のビンテージ評価は、2015年(星2つ)より2016年(星3つ)のほうがよいとのこと(5点満点評価)。

こちらはジャパンプレミアムから一転、パイナップルや桃の香り。しかしながら味わってみると、香りの印象とは異なり、シャープな味わいで酸もしっかり、というか酸っぱ目。新酒があまり得意で無いこともあり、好みなのはジャパンプレミアム甲州。


続いて赤ワインシリーズ。


ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 2014
何度か飲んでいるジャパンプレミアムのベーリーA。使っているブドウは山梨県産が主体で、一部に長野県塩尻産。ベーリーAらしい甘い香り。飲んでみると香りの印象ほどの甘さは無く、きりっとした辛口。透明感のあるライトボディで、きれいなぷるぷるの質感が印象的。昨年と比べると辛口に仕上がっているのは好印象だけれど、甘い香りをもう少し押さえた方が好みかな。

マスカット・ベーリーA 新酒 2016(未リリース品)
こちらは、いかにも新酒らしいフレッシュさと親しみやすさ。アウトドアでにぎやかに飲みたい。

ジャパンプレミアム 津軽 ソーヴィニョン・ブラン 2015
今回もっとも驚いたのがこちらのワイン。青草やハーブ、少し猫のおしっこなどSBとしては定番の香りながら、よくコントロールされていて心地よい。味わいはシャープさを基調にしながらも、ふくよかさや複雑性もあり、何よりすべてのバランスが整っているのが印象的。今まで飲んだ国産ソーヴィニョン・ブランNo1。渡辺所長曰く「津軽はソーヴィニョン・ブランの好適地」が納得の一品。さすが日本ワインコンクール金賞。

今回参加したブロガーの中ではニュージーとの類似性を指摘した人もいたけれど、同じニュージーでも地域によって違うし、価格によっても違うので、私のニュージー感とは違うかな。とくに高級ラインは過剰なまでのゴージャスさを感じるので。

登美の丘 赤 2013, 2014
最近予習したばかりの2013年と、今回初めて飲む2014年。どちらもカベルネ主体なので、同系統の味わいだけれど、2013年の方が艶っぽい香りで、少し柔らか。それに対して2014年は、より強いタンニンがあり、優しさも垣間見せない。

これは比較したときの違いであって、どちらも若くて飲み頃は先。あと気になったのは、先日予習した2013年とは少し印象が違ったこと。前回飲んだボトルの方が、シルキーでタニック。こちらの方が少し熟成感があったような...。前回は比較試飲ではないし、そもそも人間のコンディションが違うので何の自信も無いのだけどね。

また2012年ビンテージから、登美の丘を意識してテイスティングしてきた印象としては「派手さは無く、少人数で1本開けてしみじみ良さがわかるワイン」なので、熟成したワインを飲んでみたいなあ(おねだりモード)。少なくとも2013年が金賞をとったからと言って、すぐ開けるのはよした方がよさそう。何本かストックしておかなければ。
登美の丘 赤 2013年を楽天で探す



テイスティング後は売店へ。レストランが無くなったせいか、以前と比べると観光客は少なめ。昇仙峡の紅葉が盛んなときには、もっと混んでいるのかな。


有料試飲では、メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン ロゼ、岩垂原メルロー、カベルネ・フラン、ビジュ・ノワールを試飲。カベルネ・フランが素晴らしい。フィネスがあり、若い飲み頃。少なくとも今飲んだ点では、登美の丘(赤)よりおいしい。




これでテイスティングは終了。夕食のために甲府へ出発。

続く。





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最終更新日  2016.10.27 01:29:03
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