太陽光発電は元がひけるのか?
現実的なかつ重要な問題です。シミュレーションをしてもらうときに、電気料金,ガス料金を提出すると(複数社から)「安いですね」と言われました。冷暖房は最小限,無駄な待機電力は省く程度の努力はしているけど、そんなにエコ生活をしている訳でもないんだけど。実のところ「光熱費が高い人たちが太陽光発電に興味を持って相談している」と言う事ではないのだろうか?確かに太陽光発電を導入することによって光熱費(電気料金)は下がるだろう。しかし、ここで考えなければいけないことは...電気料金が高い場合、日中も電気を(多く)使っている可能性も高い。もちろん発電していれば、この間の電気代はタダに(もしくは安く)なる。でも、自己消費してしまうと売る分がなくなってしまいます。ここで、売電42円が大きく係わってきます。売電が多くできる人ほど投資コストの回収が早くできます。つまり、電気料金が安い人のほうが条件が良かったりします。発電できるのは当然太陽が出ている間だけ。夫婦共働き,子供は学校など日中ほとんど家に居ないと言うのが理想になります。(恐怖の夏休みはありますが...)我が家もその条件に当てはまったので(10年スパンで見れば)ほぼ負担無しで行ける計算です。============家の場合は現在の光熱費 電気料金+ガス料金=A太陽光発電とエコキュート導入&Eライフプランに変更(導入費用を15年ローンにした場合) ローン月支払い額+電気料金+ガス料金-売電金額=B※ガスを無くせばさらに余裕がでます。としたとき A>B となり支払額自体は導入したほうが安くなります。ただ、ひとつ問題があります。ローンが15年に設定されています。売電額42円での計算なので残り5年では足がでます。想定どおり発電されればという博打的な要素もありますが、10年以内に繰り上げ返済できてしまうと思われます。シミュレーションは堅い数字(厳しめということ)で計算しても余裕がありましたので。繰上げ返済手数料が掛からないローンもありました。10年で返済できれば、それ以降売電額は下がるものの利益が発生します。計算してみると意外と面白いなと思いました。今回は回収を早く(金利分が惜しい)するために現金支払いにしましたが。