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日本史雑学発掘の館

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2008.12.16
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カテゴリ:明治時代
箱館五稜郭に立てこもった旧幕府軍を攻撃していた新政府軍参謀黒田清隆は、新政府軍圧倒的優勢という状況の中、旧幕府軍総裁榎本武揚に降伏を勧告しますが、榎本はこれを拒否し、黒田に万国海律全書を送ります。

この本には、海に関する国際法が書かれており、榎本はオランダ留学中にこれを写し取り、自ら翻訳しました。
榎本はこのような大事な本が戦火により焼失してはいけないと思い、黒田に託しました。
この本を受け取った黒田は榎本の人柄に感銘を受け、代わりに酒5樽を送ります。
この本が後に榎本の命を救ったといわれております。

その後降伏した榎本達幹部の処遇について新政府の中で激論が交わされ、助命はいかがなものかと意見する人達に対して、黒田は頭を丸めて助命を主張します。
そして万国海律全書について、翻訳を依頼された福沢諭吉ですら‘榎本でしかできない’というほどの物であり、それほど才能あふれる榎本を死なせることはできず、その才能はきっとこれからの日本にとって役に立つであろうと主張し、ついには助命に成功します。

敵味方を超えた、才あふれる者に対する敬意の念が間違いなく黒田に芽生えたのでしょうね。




土方歳三の死に様と対照的な榎本武揚の生き様を描きながら、謎の人物・榎本の人となりを浮き彫...


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最終更新日  2008.12.16 23:00:37


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