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カテゴリ:その他
アートフリマが終わってもう一ヶ月が経とうとしている…はやいなあ。 最近はからっぽな頭にいろいろ詰め込んでる最中です。 図書館で読んだ色の事典(題名わすれた)が面白かった。 現在スタンプのインクは60個以上は持ってるんですが、当たり前ですが それぞれ名前がついてます。 好きでよく使ってる緑色のインクの名前が「Celadon」(セラドン)で、 なんでセラドン?と思ってたら由来が載ってました。 17世紀フランスで大流行した純愛小説「アストレ」の主人公の青年の名前 それがセラドン。 神話のようなプラトニックな愛が大自然の中で繰り広げられるお話で、その 柔らかい緑色のイメージが青年の名前をもって、今も色の名前として語られている そうです。ちなみに青磁のヨーロッパでの呼び名もセラドンだそう。 小説は流行り廃りあれど、主人公の名がひろくなにかの象徴となり、現代まで 生きながらえてきたと思うと、うーん なんてロマンある逸話なんだ。 一方、暗い赤系の色で牛の心臓だの胆汁だのそんな名前もあるし(肉食だしね)、 それもまたおもしろい。色の名前ひとつとっても世界はひろい。 全然知らなかったんですが、さっき調べたら「アストレ」は映画化されてた。 エリック・ロメール監督の遺作。「夏物語」しか観た事ないけど、その内観てみようかな? ちなみにセラドンこんな色。 うしろのぞうさんみたいな黄色との組み合わせが好みです。 あーフランスかベルギーか金沢行きたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月19日 21時27分14秒
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