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阪神タイガース=戦略問題3

阪神完敗、くやしーい(T_T)。

泣いてばかりもいられない。
このままでは気持ちが晴れない。
ロッテの強さ、阪神の予想以上の完敗。
この差は何だ?


阪神ファンからすれば、たくさん言い訳はある。
村上ファンドが悪い。
日程が悪い。
ペナントレース終わってから日本シリーズまで長い。
戦う相手がなかなか決まらない。
想定外のロッテが相手となってしまった。


うーむ。実力に違いがあった、勢いの違いといえばそれまでだ。
しかし、この敗北から学ぼう。
やはり、一番の違いは、戦略問題ではなかったのか?
ここからは僕の勝手な解釈だ。


つまりロッテのバレンタイン監督等は、
早い段階で日本一になるための戦略を持っていたのではないか?
戦略目標は「阪神に勝つこと」だった。
ペナントレースでは、2位でよかったのだ。
ソフトバンクに勝つことだけに専念していればよかった。


そしてセ・リーグで阪神の優勝が見え始めた頃から
標的を明確に阪神に絞った。
ポール・プポ氏らスタッフも阪神の分析を早くから始めた。
選手をはじめ組織がこれに応えた。
バレンタイン監督の柔軟な従来の形にこだわらない
打順入れ替えなどの的確な戦術もこの戦略に適合した。


そして何といってもバレンタイン監督の功績は
長いペナントレースを通じて、または使って、
短期決戦での戦術・集中力をつくりあげたことだろう。


これに対して阪神サイドは、敵=戦略を見誤った。
想像だが、ロッテを敵とは想定していなかったのではないか?
常識的にはソフトバンクと考えて不思議ではない。
あるいは、敵をソフトバンクとロッテと想定したために
スタッフ・選手の力が分散してしまった。
短期戦なので、敵がどこになるかはすっごく大きな問題だ。


確かに阪神側にハンデがあるとしても、
プロとしては、事前にわかっていた日程なのだから、
色んなパターンに対応できる準備が十分でなかったことは
言い訳できないだろう。



※こうして考えると、このことは、司法書士試験にも当てはまるような気がする。

★ソフトバンク=直前期に失速、答練で好成績で本番で足切り、択一高得点で記述式で足切りなど。

★阪神=敵を明確にした準備を怠る。司法書士試験に腰が据わっていない。別の資格との間をうろうろする。過去問などによる法務省の出題傾向の分析を怠り、法務省情報などの変化にも目を配りきれず、十二分の出題予想をせず、最後は予備校に振り回され、これまでのプライドだけで本番を乗り切ろうとする。

☆ロッテ=常に本試験の研究を怠らず、直前期で訓練し弾みをつけて、5時間という短期決戦で、自分の力を発揮して戦略目標である『合格』を勝ち取る。


やや強引か?
ともあれロッテは敵ながらアッパレであった。
『シーズン最後の試合で勝つ夢』を実現したボビー
から学ぶべきことは多い。
来年こそはタイガース日本一だ!



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